梅雨のシーズンが終われば夏はすぐそこ。今年もビールのおいしい季節がやってきました！ 「ク～ッ」と言いながら、喉に沁みるビールを味わう姿は夏ならではの光景です。今回はそんなビールを、自宅でもっと手軽に楽しく味わえる方法を紹介します。
■ ちょっとしたことで大違い！ 理想のビールグラスとは
グラスに注げばさらにおいしくなる？
“プシュー”……缶ビールを開ける音に喉はもうカラカラ。すぐにでも飲みたいところですが、ここはグッと堪えてグラスを用意しましょう。なんだか面倒くさい……と思ったあなた！ グラスに注げばよりおいしく味わえますよ。
おいしくなる理由は、ビールを注いだときにできる「泡」。グラスの高さに対して30％の泡がいいといわれています。そして、この泡がフタの役目をして、空気との接触による酸化を防ぎ、香りも長く保たれておいしく飲めるというわけです。
グラスの選び方
グラス選びのポイントは「グラスの口径と高さの比率」です。口径と高さの比が1：1.8～2.2のグラスが理想とされています。この比率よりも背が高いと泡立ちが良くなりすぎ、逆に背が低いとガスが抜けやすくなっていい泡を作ることができません。比率が1：1.8～2.2のグラスを選べばちょうどいい泡を作れます。
グラスの種類
“グラス”とひとくちに言っても、ビアガーデンでおなじみの取っ手の付いたジョッキ・マグや、その昔は水を飲むために利用されていた脚付きのゴブレットなど、種類はさまざま。形が違えば特徴も異なり、泡が長持ちするものや、苦みを強く感じられるものがあります。嗜好に応じて選べば自分好みのビールに出会えるはず！
■ こだわりいろいろビアカップ
グラスの他にもビールを楽しめるアイテムがあります。自分だけのビアカップでこだわりをみせるのも、晩酌タイムを楽しむコツといえるでしょう。
見た目もビールなコップで気分上々
飲む前から気持ちを盛り上げてくれるのはFloydの「麦酒杯 HOP」。雲母金と呼ばれる上絵付けによって再現されたビールと泡のおいしそうなコントラストに、最初のひと口が待てそうにありません！
冷たさをキープ！ 真空断熱タンブラー
洗練されたオシャレなデザインでクールに温度を保ってくれるのは、サーモス（THERMOS）の「真空断熱タンブラー」です。真空断熱構造で飲み頃の温度を保つだけでなく、結露もしないという優れもの。テレビを見たり、会話が弾んでついつい時間が過ぎてしまった……というときでもビールはしっかり冷たいままです。
■ たまにはアレンジして気分転換！ ビール＋αの楽しみ方
今日はいつもと少し違う気分でいきたい！ そんなときは、少しアレンジを加えたビールを楽しみましょう。
ビール ＋ レモンジュース
ジンジャーエールで割るシャンディ・ガフや、トマトジュースと割るレッド・アイなど、「ビール ＋ ジュース」という組み合わせは飲食店でもよく見かけます。そのようなジュース割りの1つとして紹介したいのがレモンのジュースを使ったビールです。
作り方はとっても簡単！ ビールとレモンジュースを半々で割り、生姜を少し加えるだけ。女性やビールが苦手という方にもオススメです。
ビール ＋ 生クリーム
変わり種として紹介するのは韓国発の「生クリームビール」です。こちらはビールの上に生クリームを乗せるという新感覚のビール。異色の組み合わせで話題性も高いので、ホームパーティーなどでも盛り上がりそうです。
■ 飲みたいけど飲めない……そんな人には
ビールが飲みたいけど飲めない！ 健康のために控えている、ビールの苦みが苦手……という人にはこんな飲み物がオススメです。
ほろ酔い気分になれる？ ビアテイスト飲料
お腹まわりが気になるからビールは控えているという人にはアルコールフリーのビアテイスト飲料はいかがでしょう。ビールに比べて糖質も抑えられているので、健康志向の人にぴったり。最近では国産メーカーに限らず、輸入物のビールも数多くあります。本物のビールと遜色ない味わいに満足度は高し。今宵はこちらでグビッと乾杯！
ビールの苦みが苦手なあなたには
ビールの他にもカクテルテイストの飲料やワインテイストのノンアルコールドリンクも続々と出てきています。これならビールの苦みが苦手な人も一緒に楽しく飲めそうですよ。
■ 晩酌のおともには絶品のおつまみを
ビールはそろった！ でも何かが足りない！……ビールに欠かせないものといえばやっぱりおつまみです。エイヒレやたこわさびといった魚を使ったものから、からあげや餃子など、お腹を満たしてくれるガッツリ系のおつまみまで勢ぞろい。最高の引き立て役があれば、会話も盛り上がること間違いなしです。
ビールと一緒に夏を楽しみましょう！ カンパ～イ！
