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年越し前の恒例行事といえば大掃除。1年の汚れを落とすということで手ごわいイメージもありますが、ポイントを押さえれば効率よく掃除を進めることができます。身のまわりを綺麗にして気持ちよく新年を迎えましょう!
家の掃除
掃除の進め方
掃除を始める前に。まずは「掃除をする順番」を確認しましょう。順番を決めることで効率が上がります。
上記のサイトでは家の間取りを例に、掃除をする順番について解説しています。コツは「奥から手前へ」「上から下へ」の2点。奥とは玄関からもっとも遠い場所のことで、最後に玄関からホコリを掃き出すために奥の部屋から始めます。そして、床を掃除した後に天井や家具からホコリが落ちてきて、再び床を掃除する……なんて二度手間が発生しないように「上から下へ」を心がけましょう。
掃除の順番が決まったら、具体的にどこを掃除するかチェックリストを作ると漏れがなくなります。Instagramにも「大掃除リスト」というハッシュタグでチェックリストの例がたくさん投稿されています。ぜひ参考にしてみてください。
#大掃除リスト hashtag on Instagram • Photos and videos
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掃除を始めよう
準備が整ったら掃除を始めます。ここでは代表的な掃除について紹介します。
【窓拭きは汚れを浮かして乾拭きで仕上げる】
拭き掃除の1つ「窓拭き」は手間がかかるので、年に一度の大掃除にまとめて行う人が多いのではないでしょうか。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80958300W4A211C1NNMP00/www.nikkei.com
こちらのサイトによると窓拭きの要点は以下の3つとのこと。
- 窓を湿らせる程度に洗剤をつけて汚れを浮かす
- 浮いた汚れを上から下へ拭く
- 最後に乾いたタオルで乾拭きをする
まずはタオルで洗剤を窓につけて「汚れを浮かす」ことから始めます。洗剤は濃度が濃すぎたり使用する量が多いと、泡立ちがよくなって汚れが広がり、何度も拭かなくてはならず面倒です。洗剤の濃さはよっぽどの汚れがないかぎり、「500mlのペットボトルに台所用洗剤を数滴垂らしたもの」を使います。窓につける洗剤の量は「窓を湿らせる程度」を目安にするとよいとのこと。浮き上がった汚れは、濡れたタオルで上から下へ拭きます。そして最後に「乾拭きをして汚れを拭き取れば完成」です。軽い力で優しく拭きましょう。
【掃除機は力を入れ過ぎずにゆっくりとかける】
リビング、ダイニング、書斎など、気になる床のホコリに活躍するアイテムといえば掃除機。掃除機のかけ方にもポイントがあります。
上記のサイトでは掃除機をかけるときのコツを解説しています。
- 無理のない姿勢で力を入れ過ぎずにかける
- 一往復5~6秒を目安にかける
- スピードやスイングの幅は一定に
ホコリをきちんと吸い込めているか気になり、いつの間にか床に強く押しつけながら掃除機をかけていた……なんてことはありませんか? 無理に力を入れる必要はなく、「背筋を伸ばして軽い力で掃除機を前後させる」と吸引力を感じることができます。
「日本トップレベルの掃除総合能力で住まいの掃除 〜 オフィスビル・店舗・マンションのクリーニングは東京のお掃除ブランド「ベスト」におまかせ!」より
また、同じように吸いとる手応えを求めて、ついつい勢いよく掃除機をスイングしてしまいがちです。しかし、それでは吸引力をうまく発揮できません。掃除機を前後させるペースは「一往復5~6秒」を目安に、前後させる幅は「肩幅程度に保ちながら、ゆっくりとかける」ことで吸引力を引き出せるようです。
【頑固な粘着力にはハンドクリームを! シール剥がしのコツ】
隅々まで掃除をする大掃除では、いつもは気にならない家具などに貼られたシールやガムテープの跡に目が留まることも。剥がそうと試みるも強力な粘着力に苦戦……。そんなときに便利なのが「ハンドクリーム」です。
こちらのサイトによると「ハンドクリーム」を使って剥がすときは、以下の手順に沿って行うとよいそうです。
- 剥がしたい箇所にハンドクリームを塗りこむ
- しばらく放置しておき、剥がす
- 剥がした箇所は消しゴムでこすってベタつきをおさえる
ハンドクリームを塗りこみ、しばらくおいておけば、ハンドクリームの油分により粘着力が弱まります。また、剥がした跡のベタつきは、消しゴムでこすると和らぐとのこと。他にも、お酢やドライヤーを使った剥がし方があるので困ったときに試してみては?
今回は代表的なものを紹介しましたが、掃除をする場所や対象物によって掃除の仕方は異なります。
こちらのサイトでは場所ごとに掃除の方法が解説されているので、掃除をする前にチェックしてみるとよさそうです。
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掃除で出た使わなくなったモノはどうする?
着なくなった洋服や、読まなくなった雑誌に新聞。これらはどうすればよいのでしょうか。
【衣類などは買い取りサービスやリサイクルショップを利用しよう】
楽天の「楽天買取サービス」は、楽天市場の店舗に売りたいものを買い取ってもらえるサービスです。買い取りの方法は2つあり、いろんなものをまとめて売る方法と、買い取り価格を調べてから売る方法です。ゲームやカメラなど、高く売りたい場合は後者の方法がよさそうです。
https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/2fc72398.58aefc49.2fc72399.c12cb078/?pc=http%3A%2F%2Fbuyback.rakuten.co.jp%2F%3F
ZOZOTOWNが運営する「かんたん買取サービス」は、買い取りを申し込むと専用のバッグが届くので、それに洋服を詰めて送れば完了。成立した金額をZOZOポイントか現金で受け取ることができます。
洋服の他に、帽子・アクセサリー・バッグ・靴も買い取りの対象です(ノーブランド・水着・雑誌の付録品など一部は取り扱い対象外)。発売されてから時間があまり経っていないアイテムほど高く値がつきやすい傾向にあるので、確認してみましょう。
※12月下旬まで買取キットのお申込みを停止(2015年12月24日現在)
ブランド古着買取サービス - ZOZOTOWN
“今では使わないけど、捨てるのは惜しい”そんな愛用の品に利用したいのが「PASS THE BATON」です。アイテムと一緒に顔写真とプロフィール、そして、そのアイテムにまつわるストーリーを添えて出品するリサイクルショップです。買い主にも愛用してもらえるように、熱い想いや思い出をつづりましょう。
【簡単! 雑誌や新聞を紐でまとめる方法】
かさばって困るのが雑誌や新聞。紐でまとめようにも、うまく縛ることができず困ったことはありませんか?
こちらでは、実際に新聞を縛る様子を紹介しています。以下の手順でまとめることができるので、ぜひ試してみてください。
- 紐で数字の「4」をつくる
- 紐が交差した中央のところに雑誌(新聞)を置く
- 左上の輪っかの部分を中央に寄せ、右下の紐をくぐらせて絞り上げる
職場の掃除
気持ちよく仕事始めを迎えられるように、職場環境も整えましょう。
パソコンの大敵“ホコリ”の追い出し方
デスクワークをする人にとって欠かせない仕事道具といえばパソコン。いつも触っているだけに汚れが気になります。特にホコリはパソコンにとって大敵。中のファンがうまく動作しない原因にもなります。
上記のサイトによると「エアダスター・パソコン用のエアブラシ・メガネ拭き」の3つの道具で手入れができるとのこと。
エアダスターは細いノズルから空気を出すスプレーです。エアブラシは先端がブラシになっており空気を出しながら掃き掃除ができます。これらはキーボードのあいだに詰まったホコリを取り除くときに重宝するようです。また、メガネ拭きは液晶画面を拭くときに使用します。ウェットティッシュを使う場面を見かけることもありますが、水分が残る場合があるためメガネ拭きがおすすめです。
デスクまわりは身近なアイテムですっきりと
書類、筆記用具、OA機器のコード類……乱雑したデスクとも年末でさようなら。デスクまわりのアイテムを整頓することも大掃除の大切な一環です。
こちらでは身近なアイテムを使った整頓術を紹介しています。なかにはブックスタンドを使ったちょっと変わった活用術も。ティッシュの箱を縦に置けばテッシュケースの代わりに、延長コードの背面にマグネットを付ければ電源を手もとに確保することができます。
日ごろ持ち歩いているアイテムもしっかり掃除
いつも携帯しているものも掃除をしてねぎらいましょう。ここではバッグとスマホの手入れについて紹介します。
革バッグは汚れを落としてから保湿を
仕事用の鞄は革製品だという人も多いのではないでしょうか。
allabout.co.jp
こちらのサイトによると、牛革のバッグをメンテナンスするときは「汚れを落として保湿する」ことがポイントとのことです。
汚れ落としには専用のクリームを使います。柔らかい布に直径1cmほどクリームを付けて、薄く伸ばしながらやさしく拭き取りましょう。そして仕上げに、専用の栄養クリームで保湿をして、乾燥によるひび割れを防ぎます。
スマホには歯ブラシが便利
家にいるときも、移動中も、出先でも……よく触っているものの1つといえばスマホです。手汗や手垢による汚れが気になります。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20141211-00039530-r25r25.yahoo.co.jp
こちらではスマホの手入れの仕方について解説しています。掃除をする順番は「充電コネクタ→スピーカー or マイク→(イヤホンジャック)→ホームボタン→背面パネル→タッチ画面」というように、周辺部位から始め、最後にもっとも使用頻度の高い画面まわりを掃除します。隙間に詰まったホコリには「柔らかい歯ブラシ」が便利です。画面を傷つけずにホコリをかき出せます。
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いかがでしたか? 掃除をすれば部屋も身も心も綺麗さっぱり。気持ちよく新年のスタートを切りましょう!