お正月も落ち着きだした頃の悩みの1つ。それは「余った餅の使い道」ではないでしょうか。餅レシピといえば、お雑煮、焼き餅、おしるこ……あたりでマンネリ化しがちですよね。
そこで今回は、ソレドコでおなじみの料理研究家や料理好きたちに「余った餅を使ったレシピ」を教えてもらいました!
しかもただの餅レシピではありません。新年ということでめでたく「己の欲望をぶつけた“高カロリー”餅レシピ」を伝授いただくことに。 結果、4品で合計なんと11,883kcalに到達するという悪魔のようなレシピが大集合……!
いずれも「死ぬまでに一度は食べてみたい」と思わせるインパクトです。読んで満足するのもよし、作ってみるもよし、餅の新しい世界をお楽しみください。
- 【2,522kcal】餅ラザニア(河瀬璃菜さん)
- 【1,603kcal】もちチーズクルチャ(ツジメシさん)
- 【2,501kcal】餅二郎(玉置標本さん)
- 【5,257kcal】降り積もるヘル雪見だいふく(小林銅蟲さん)
【2,522kcal】濃厚ソース×チーズ×餅。餅は洋風でもうまいことを証明する「餅ラザニア」
まず最初に餅レシピを紹介してくれるのは料理研究家の河瀬璃菜さん。洋風な餅レシピです。
彩り豊かでおしゃれな見た目なのに、中身は餅とソースでぎっしり詰まっているという、静かな狂気を感じる一品。かわいい顔して2,500kcal超え、さすがです!
紹介者:河瀬璃菜
料理家。「りな助」の愛称で親しまれる。レシピ開発や飲食店取材、イベントやCM出演など食に関する活動を行う。手間をかけずに本格料理に仕上げるレシピなど、主婦や料理好きを中心に人気の献立を数々生み出す。
Twitter:@Linasuke0508
お正月料理に飽きた時に食べたくなる洋風餅レシピはお子様から大人まで楽しめること間違いなし! ぜひお試しくださいね。
まず、ミートソースを作っていきましょう。中火で熱したフライパンにバターを溶かし、1cm角に切ったなす、みじん切りにした玉ねぎを炒めたら、ミートソース缶を入れ、よく混ぜ合わせます。
ホワイトソースも用意しましょう。中火で熱したフライパンにバターを溶かし、ざく切りのほうれん草、石づきを切ったしめじを炒めたら、ホワイトソース缶と水(大さじ2)を入れ、よく混ぜ合わせます。
今回は缶詰のソースを使用しましたが、自宅の棚に眠ってる市販のパスタソース(カルボソースやミートソース)なんかでも代用できますよ。
さて、ここで肝心の餅が登場。切り餅は厚さを3等分にします。
耐熱容器に、ホワイトソース、餅、ミートソース、餅、ホワイトソース、餅、ミートソースと重ね合わせたら、チーズをのせ、220度のトースターで15分焼きます。
お好みでパセリをふったら完成!
とろりとした餅にソースが絡み合い、パスタを使ったラザニアよりソースを楽しめます。場所によって、ホワイトソースだったり、ミートソースだったりと味わいの変化があるのも◎
今回はクリームソースにはほうれん草やしめじを、ミートソースには玉ねぎやナスを使いましたが、もちろんお好みの具材でOK! ジャガイモやかぼちゃ、里芋など芋系も美味しいですし、この時期にはホワイトソースに牡蠣なんかを入れるのもオススメです。
大きな耐熱容器がなければ、耐熱用のマグカップでも大丈夫! 一人分サイズで、よりお手軽に、美味しく作れます。
「餅ラザニア」の詳細レシピ
市販のソースを使えばすぐ作れて、かなり実用的な餅レシピです。パーティーメニューにもおすすめ。
<材料・2〜3人分>
- 切り餅……6個(762kcal)
- スライスチーズ……4枚(236kcal)
- ミートソース缶詰……2缶(596kcal)
- ホワイトソース缶詰……2缶(662kcal)
- ほうれん草……2束(40kcal)
- しめじ……1袋(18kcal)
- なす……3個(33kcal)
- 玉ねぎ……1/2個(25kcal)
- バター……20g(150kcal)
<作り方>
-
1. 切り餅は厚さを3等分する。ほうれん草はざく切りにする。しめじは石づきを切る。玉ねぎはみじん切りにする。なすは1cm角に切る。
(ホワイトソース)
2. 中火で熱したフライパンにバターを溶かし、ほうれん草としめじを炒めたら、ホワイトソース缶と水(大さじ2)を入れ、よく混ぜ合わせる。
(ミートソース)
3. 中火で熱したフライパンにバターを溶かし、なすと玉ねぎを炒めたら、ミートソース缶を入れ、よく混ぜ合わせる。
(盛り付け)
4. 耐熱容器に、ホワイトソース、餅、ミートソース、餅、ホワイトソース、餅、ミートソースと重ね合わせたら、チーズをのせ、220度のトースターで15分焼く。
5. お好みでパセリをふる。
「切り餅」を詳しく見る
「ミートソース」を詳しく見る
「ホワイトソース」を詳しく見る
【1,603kcal】中から餅とチーズが大決壊。噛むごとにカロリーを感じるインド風ピザ「もちチーズクルチャ」
続いては、ブログ「ツジメシ」でスパイスやハーブを用いた料理を日々紹介している辻村哲也さん。
今回は、ナン×餅という、炭水化物の異種格闘技戦のようなメニューをご紹介いただきました。シンプルな見た目ながら、カロリーはカツ丼超え。中からトロトロとチーズが溢れ出してくる、ヘヴィーな一品です。
紹介者:辻村哲也
プロダクトデザイナー、ときどき料理人。 いろいろな製品のデザインをしたり、あちこちで料理をしたり。 食べたものそのほか食に間することはツイッターに、レシピはブログ「ツジメシ」に、作った料理の写真はインスタに。
Twitter:@tsujimeshi
Instagram:@tsujimeshi
(実はインドではスパイスで調理したジャガイモなどの具材を包むものが主流で、インドのカッテージチーズは使っても西洋系のチーズだけを包むのはあまり一般的でないんだそうですが)
以前お店で「えっそんなに入れるの?ていうかその量包めるの?」というほど大量のチーズを器用に生地で包み込むのを見たのを思い出して、手に入りやすいピザ用シュレッドチーズたっぷり、その上正月の残りの餅まで入れた、「もちチーズクルチャ」を作ってみました。
クルチャの生地は小麦粉とイースト菌、ヨーグルトなどを使って時間をかけて発酵させるのが本式ですが、ここでは水と油を混ぜるだけの市販のナンミックスを使って簡単に。焼くのもフライパンひとつで手軽にできます。
それでは作っていきましょう。まず、市販のナンミックスでパッケージ指定の通り生地を準備します。
ここで餅が登場。2〜3mmの薄切りにしてからざくざく刻み、ほぐしてシュレッドチーズとよく混ぜておきます。チーズはお好みのもので。ブルーチーズなど何種類か混ぜても美味しいですよ。
餅は切るとくっつきやすいので、切った後しっかりほぐしておくと、チーズと均一に混ざり、生地にも包みやすくなります。ちなみに、少量のおろしニンニクや黒胡椒をここに加えるのもアリ。
生地を伸ばしていきましょう。べたつきやすく、くっつきやすいのでオーブンシートに打ち粉(小麦粉または片栗粉など、分量外)を振ってから生地を乗せ、粉をつけた手で上から押すようにして厚さ5mm程度に伸ばします。
伸ばした生地の上にチーズと餅を乗せ、まわりの生地を引っ張るようにして包み、上で閉じます。
これ包めるの?? と不安になる量ですが、がんばればなんとかなります。
できるだけ均一の厚さに包み込むようにすると、良い仕上がりになりますよ。
空気を抜きながら生地を閉じたら、直径20cm、厚さ2〜3cmほどの円形になるように手で整えます。
いよいよ焼いていきます。樹脂加工のフライパンを中火で熱し(油は引かなくてOK)、閉じた方を下にして生地を乗せ、時々裏表を返しながら中火〜弱火で合計10〜15分ほど、中まで温まって表面に焼き色がつくまで焼きます。焼きあがったら表面にバターを塗ると、美味しさとカロリーがさらにアップ。
まな板に取り出して切り分けたら、そのままスライドさせるように皿に移します。
温かいうちにいただきましょう。チーズに合うはちみつを上からかけても間違いないです。
餅とチーズが渾然一体となってとろりと溶けて、違和感のない仕上がりです。切ると中からもちチーズが雪崩のように大決壊。
一切れ食べようとすると、糸を引くどころか、どこまでも餅とチーズが伸びてついてきます。ナンミックスのもっちりした生地との組み合わせも相性よくて、「カロリーって美味しいね!」「カロリー」「カロリー」と語彙を失いつつ、うっかりぺろっといってしまいそうな危険な食べ物ができあがりました。
ちなみに、チーズクルチャは本場だとカレーに合わせて食べる料理ではないそうなのですが、あえて合わせるなら、マサラポテト(スパイスや香味野菜とジャガイモも炒め合わせた料理)をおすすめします。炭水化物も加わってさらにカロリーアップですね。カロリー不足をお嘆きの方はぜひお試しを!
「もちチーズクルチャ」の詳細レシピ
市販のナンミックスがあれば、簡単に作れてしまうこの料理。ピザのように食べられるので、お子さんにも喜ばれそうです。
<材料>
- ナンミックス……180g(711kcal)
- ナンミックス指定の材料(水、サラダ油など)……適量
- ピザ用シュレッドチーズ……180g(610kcal)
- 餅……120g(282kcal)
-
1. ナンミックスで生地を作る。
2. 餅を薄切りにして刻み、ほぐしてシュレッドチーズとよく混ぜる。
3. 1の生地を台の上でこね、厚さ5mm程度に伸ばす。
4.生地の上に2を乗せて包み、上で閉じる。
5.生地を閉じ、直径20cm、厚さ2〜3cmほどの円形になるように手で整える。
6.樹脂加工のフライパンを中火で熱し、5を乗せ、時々裏表を返しながら中火〜弱火で合計10〜15分ほど焼く。
「ナンミックス」を詳しく見る
「シュレッドチーズ」を詳しく見る
【2,501kcal】二郎インスパイア系雑煮。「餅二郎」
続いて、製麺機を使った麺作りが趣味で、自宅で作るラーメンにも詳しい玉置標本さん。今回は製麺機は出てきませんが、家二郎の作り方を応用した餅二郎レシピを紹介してもらいます。
ラスボスみたいな見た目のお雑煮で肉も野菜もゴロゴロ入って豪華! しょっぱいスープを飲み干したいから、と餅を増やせばカロリーもマシマシになりますよ。雑煮がこんなにこってりになるとは驚きです。
もちろん本物のレシピではなく、前にラーメン好きの友人から習ったものがベースです。あくまで家庭で調理可能な「二郎インスパイア系の雑煮」ということで。
二郎っぽいあの味を再現するために、お肉屋さんで豚の骨と脂と肉をたくさん買います。二郎のスープは骨よりも肉のダシが肝心なので、肉の量はケチるなと教わりました。
具体的に言うと、今回はガラ(骨のミックス)5kg、背脂2kg、肩ロース2.3kg、バラ1kg。合計10.3kgの豚です。これが何人前なのか、何kcalなのかはよく分かりません。肉は腕肉を使うと本物の二郎っぽいらしいのですが、量り売りはやっておらず、約7kgの塊だけだったので諦めました。次こそは買いたいですね。
それではスープを作ります。目的がラーメンではなく雑煮用なので、二郎インスパイアでありながら上品な味わいを目指しましょう。
大きめの鍋で豚ガラを下茹でして、よく洗ってから骨髄のエキスが出るようにバールのようなものなどで折り、新しい水9Lでアクをとりながらニンニク2塊分と煮込みます。
このスープにタコ糸で縛った肉と背脂を入れるのですが、鍋の容量が全然足りなくなったので、急遽大きな鍋に変更しました。スープは計画的に作りましょう。
タレは醤油500cc、みりん風調味料200cc、化学調味料30gを混ぜて一煮立ちさせたシンプルなものです。化調の量はお好みで。舐めてみると、砂糖を入れていないのにみたらし団子のタレみたいでうまいです。
肉を二時間ほど煮たらスープから取り出して、このタレに漬け込んでおきます。少し季節外れのブッシュドノエルみたいでかわいいですね。
肉を取り出したスープに、キャベツ、ニンジン、ネギ、追加のニンニクを加えて、さらに1時間煮ます。正月太り、野菜不足解消のため、ちょっと多めにしました。大丈夫、これで解消されるとは思っていません。
このできあがったスープの味を確認したところ、冗談ではなくホワイトシチューに似ていました。乳脂肪の代わりに背脂の溶け込んだホワイトシチューになりました。下品な感じは一切ありません。本当なんですよ。
さあ仕上げに入りましょう。いつもなら鋳物の家庭用製麺機で作ったゴリゴリの低加水極太縦切りちぢれ麺をたっぷり茹でるのですが、今回は雑煮でしたね。
餅を食べたいだけ焼いてラーメン鉢に入れます(今回は8個)。
丼にタレ50g、化学調味料3g(好きなだけ)、スープ250g、肉(肩ロース130gにバラ85g)、ヤサイ(茹でたモヤシ200gとキャベツ50g)を盛り付けます。
トッピングとして、ニンニク(生ニンニクのみじん切り)、カラメ(タレの追加)、アブラ(スープに浮いている背脂から残ったゼラチン質)をセルフコールしました。ヤサイの量がもっとあってもよかったですかね。
ぱっと見はちょっと上品な普通の家二郎ですが、天地返し(丼の底にある麺を持ち上げてヤサイとひっくり返す行為)を気取ろうとすると、ヤサイの下から餅が出てきてニヤリとしてしまいます。
いざ食べてみると、麺が餅になっている違和感が全くなく、文句なくしっかりうまいです。しょっぱい豚のスープをたっぷりと絡めた餅、この組み合わせはヤバいですよ。肉も柔らかく煮えていてうれしい限り。
ラーメンのトッピングが餅なのではなく、麺の代わりが全部餅という潔さ。食べ応えとしては、これで二郎の「小」くらいなので問題ありません。たまに餅だと思って食べたらアブラでびっくりしますが。
量はともかく調理の手順自体は意外と簡単です。ちょっと気合の入ったカレーを作るのと、そんなに変わらない手間ではないでしょうか。大掃除を終えたばかりの台所で豚骨を煮るのは嫌かもしれませんが。
スープがまだかなり余っているので(8Lくらい)、明日はこれでおでんを作ろうと思います。その名も「おでん二郎」。……サイエンスショーをやる人みたいですが(それはでんじろう)。
「餅二郎」の詳細レシピ
2020年こそ家二郎をやってみたいと思っていた人にうってつけの餅レシピ。あのスープには麺だけでなく餅も合います。
<材料>
-
(スープ)
- 豚ガラ……5kg
- 豚背脂……2kg
- 豚肩ロース肉……2.3kg
- 豚バラ肉……1kg
- キャベツ……適量
- ニンジン……適量
- ネギ……適量
- ニンニク……適量 ※1人分は250g(629kcal)
- 醤油……500cc
- みりん風調味料……200cc
- 化学調味料……30g ※1人分は50g(60kcal)
- 豚肩ロース肉……130g(224kcal)
- 豚バラ肉……85g(147kcal)
- 茹でモヤシ……200g(24kcal)
- 茹でキャベツ……50g(10kcal)
- 切り餅……8個(1,016kcal)
- 化学調味料……3g
- ニンニク……適量(9kcal)
- カラメ……適量(25gあたり30kcal)
- アブラ……適量(50gあたり352kcal)
(タレ)
(トッピング)
-
(スープ)
1. 下茹でした豚ガラとニンニクを鍋で煮込む。
2. 鍋にタコ糸で縛った豚肩ロース肉、豚バラ肉を豚背脂とともに加え、2時間煮込む。
3. 鍋から肉を取り出し、キャベツ、ニンジン、ネギ、ニンニクを加え、1時間煮込む。
(タレ・トッピングの煮豚)
4. 醤油、みりん風調味料、化学調味料を混ぜ合わせ一煮立ちさせる。
5. タレに鍋から取り出した肉を漬け込む。
(盛り付け)
6. 餅を焼く。
7. 丼にタレと化学調味料を入れ、混ぜ合わせる。
8. 丼に焼いた餅を盛り付ける。
9. 焼いた餅の上にスープと肉、茹でモヤシ、茹でキャベツを盛り付ける。
「豚ガラ」を詳しく見る
「豚背脂」を詳しく見る
「豚肩ロース肉」を詳しく見る
「豚バラ肉」を詳しく見る
【5,257kcal】危険すぎるスイーツ。「降り積もるヘル雪見だいふく」
最後はソレドコでもおなじみ、小林銅蟲さんに登場いただきます! いつも編集部と読者のみなさんをザワつかせてくれますが、今回も期待を裏切らない豪快なレシピを紹介してくれました。
紹介してくださったのはパーティーフードにぴったり……!? なスイーツメニュー。実際にいただいたのですが、ディップの甘さに舌が麻痺したのか、雪見だいふくが全然甘くないんです。不思議! 食べたあとは筋トレですね!
本日は「餅を使ったハイカロリーでユニークなスイーツ」を皆さんに御紹介していくことになります。
余談(1)ですが、現在ダイエット企画の最中なので一定のルールに沿った食事をしており、このため当企画の料理はルールから外れるため私は食べません。
※ソレドコ編集部がいただきました
余談(2)ですが、私の作るスイーツはあぶない。
では早速始めていきましょう。
おしるこは好きだけど餅いらんだろと考えて缶の茹で小豆をそのまま食べる程度には餅に関心がないので、餅を使ったスイーツで自分が一番好きなものを考えると、これになります。
雪見だいふく
これは餅が薄いというのがミソで、餅をあんまり食わなくていい。それでいて餅があった方がうまいという優れた料理です。作るのは手間なのでこれはそのまま使います。皆さんにおかれましても再現性が高まるということです。
以前食パンにアイスを挟んで揚げたらうまかった事例があり、今から雪見だいふくを揚げますが、調理順的に揚げるのは最後です。
またこれだけではハイカロリーにならないので、というかハイカロリーにする意味はよく分かりませんが、折角なので揚げ雪見だいふくにつけて食べられるディップを用意したいと思います。
ディップは生クリームに砂糖を加えたものをホイップしたものと、全卵と砂糖と溶かしバターを加えてホイップしたものと、つぶあんを混ぜたものです。
何を言っているのかよく分からないと思うので、ひとまずバターを1箱分(200g)溶かしましょう。
溶けました。
私がホイッパーを忘れたためバターの泡立てはVitamixで行われ、やや破滅しています。全卵1個と砂糖を200gくらい一緒に加えて回しました。
バタークリームができました。
奥にあるのはVitamixで立てたホイップクリームです。乳脂肪分47%の純生クリーム1パック(200ml)に砂糖100gくらい加えて回しています。
これらを混ぜ合わせます。
つぶあん250gを加えます。
混ぜたらこんなのができました。
さて雪見だいふくのミニサイズに衣(全卵+薄力粉+水)+粉砕して細かくしたパン粉をつけて190~200℃の油でサッと揚げます。びびったので二重の衣にしましたが、いけそうなので後半は一重の衣にしています。
なお雪見だいふくが溶けかかっていると容器から取り出す際に破れるので、よく冷凍庫で固めておいてください。
その上に揚げた物体を乗せたら完成。雪の上に雪見だいふくが降り積もっています。
で、私は食えないのでソレドコの人に食べてもらいました。全部の素材を足すと5,257kcalとなり、半分食ったので2,500kcalはいったと思われます。よかったですね。
知見としては、ここから洗練すれば「アリ」ではないかという感じです。揚げたアイスはおいしいので。
私の料理を食べた人間は結構いますが、私の事故った料理を食わされた人間は片手で数えられる程度しかいないのでレアです。よかったですね。
「降り積もるヘル雪見だいふく」の詳細レシピ
マネするにはかなり勇気のいる餅レシピ。揚げ雪見だいふくだけ作ってみる、など部分的に試してみるのもアリです。
<材料>
-
(揚げ雪見だいふく)
- 雪見だいふくミニサイズ……10個(520kcal)
- 全卵……適量
- 小麦粉……適量
- パン粉……適量
- 水……適量
- 揚げ油……適量 ※吸収した油は39g(359kcal)
- 純生クリーム(47%)……200cc(441kcal)
- グラニュー糖……100g(387kcal)
- 無塩バター……200g(1,500kcal)
- グラニュー糖……200g(774kcal)
- 全卵……1個(91kcal)
- つぶあん(市販)……250g(633kcal)
※衣は282g(552kcal)
(ホイップクリーム)
(バタークリーム)
<作り方>
-
(ディップを作る)
1. Vitamixにグラニュー糖と生クリームを入れて回し、できたホイップクリームをボウルにあける。
2. フライパンで無塩バターを溶かし、グラニュー糖、全卵とともにVitamixに入れて回し、できたバタークリームをボウルにあける。
3. ホイップクリームとバタークリームを混ぜ合わせ、冷蔵庫に保存する。
(雪見だいふくを揚げる)
4. パン粉をVitamixで粉砕する。
5. 全卵、小麦粉、水を混ぜ合わせたバッターをつくる。
6. 雪見だいふくにバッターとパン粉をつけ、揚げ油(190~200℃)で揚げ、油を切っておく。
(盛り付け)
7. 丼に3を敷き詰める。
8. 丼の上に6を乗せる。
以上、料理家の皆さんに渾身のハイカロリーレシピをご紹介していただきました。読むだけでお腹いっぱいになってきましたか?
ちなみに、1日の推定エネルギー必要量は約2,600kcal(18〜49歳男性の場合)。4〜5日間に必要なカロリーを4品で取れてしまうなんてお得ですね! みなさんも鏡開きの後に試してみてはいかがでしょうか。
今回紹介した商品
「切り餅」を詳しく見る
「ミートソース」を詳しく見る
「ホワイトソース」を詳しく見る
「ナンミックス」を詳しく見る
「シュレッドチーズ」を詳しく見る
「豚ガラ」を詳しく見る
「豚背脂」を詳しく見る
「豚肩ロース肉」を詳しく見る
「豚バラ肉」を詳しく見る
「雪見だいふく」を詳しく見る
「つぶあん」を詳しく見る