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「生」ライチ、食べたことありますか? 宮崎の国産ライチがとんでもなくおいしいので一度食べてみてほしい

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ミキファームで栽培されるライチ
(写真提供:ミキファーム)

はじめまして。鹿児島県在住で九州のおいしいものや「沼」にハマっている人を取材している横田ちえです。

突然ですが、皆さんは、生のライチを食べたことはありますか?

ライチなら焼肉や中華のデザート、ホテルのバイキングなどで食べたことがあるし、好きだという人も多いかもしれません。が、こういった場所で提供されているほとんどが加熱処理された冷凍ライチだとご存じでしたか?

冷凍ライチ。値段が手ごろで手に入れやすく、一年中食べられるのが魅力。半解凍のシャリシャリ感がおいしい
冷凍ライチ。値段が手ごろで手に入れやすく、一年中食べられるのが魅力。半解凍のシャリシャリ感がおいしい

冷凍ライチの皮は茶色いですが、生のライチは皮も赤く、なんといってもおいしさが段違いなんです!! 初めて生ライチを食べたとき、さわやかな芳香と、果汁あふれるみずみずしい味わいに感動。

「ライチってこんな味だったのか……」と、大げさではなく衝撃を受けました

生のライチは果肉もつやつやと照りがあってきれい
私が昨年初めて食べた生ライチ。果肉も真珠のようにつやつやと照りがあってきれい

冷凍ライチも充分おいしいですが、生のライチには、それとは別格のフレッシュなおいしさがあります。なかなか言葉で説明するのが難しいのですが、生のライチでしか味わえない衝撃的なおいしさなのです。

生ライチのあまりのおいしさに写真を撮るのも忘れてしまった
初めて食べる生ライチのおいしさに、写真を撮るのもおろそかになってしまいました……

検疫の関係で、どうしても海外から輸入したライチは加熱処理が必要になります。生のライチを食べるには、自分が海外に行くか、国産のライチを手に入れるかの二択。

……そう、国産のライチがあるんです! 今回は生で食べられる「国産のライチ」について紹介します。

現在、日本でライチ生産が一番盛んなのは宮崎県*1。宮崎といえばマンゴーですが、それに続く宮崎名物としてライチが注目を浴びています

宮崎でいち早くライチ栽培に取り組み、日本初のライチ摘み取り園をオープンさせたミキファームの農場長で、ライチ栽培を取り仕切っている村山さんに、

  • どれだけ期待を上げても、それを上回る生ライチのおいしさ
  • 国産ライチがまだまだ希少な理由
  • なぜライチを栽培し始めたのか

についてお話を聞かせてもらいました。

ライチを栽培するミキファーム
ミキファームのビニールハウス。宮崎県の新富町と、隣町の高鍋町にビニールハウスが並んでいます

まだまだ希少性が高く、しかも出回る季節が限られる国産の生ライチ。でも本っ当においしい! 記事を通して国産生ライチに興味がわいたら、ぜひ一度食べてみてほしいです。このおいしさは食べないとなかなか伝わりません。

※編集注:ただし、生ライチの食べ過ぎは避けたほうがよいとされています。何事も食べ過ぎはよくありませんが、「香港ポスト」の記事によれば、「大人は1日に8個以上、子供は同5個以上」食べないようにすべきとのこと。

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目からうろこが落ちるような、生ライチの味わい

今回お話を聞かせてくれたのは、ミキファーム農場長の村山さん。取材時(4月上旬)、ハウスではライチの花が咲き始めていました。

お話を聞かせてくれたのは三木ファーム農場長の村山さん。取材時(4月上旬)、ハウスではライチの花が咲き始めていました

お話を聞いた人:村山健さん

ミキファーム農場長。造園・農業など緑の仕事に15年従事。ミキファームでのライチ担当は3年目。

―― 本日はよろしくお願いします! 私は昨年初めて生ライチを食べて、あまりのおいしさに感動しました。

村山さん:私も15年前にミキファームで食べたのが初めてで、おいしくて本当にびっくりしました。衝撃的ですよね。これはめちゃくちゃ売れるだろうなと思いました。

食べた人には共感してもらえると思うのですが、目からうろこが落ちるような新しい味ですね。食べたことのない人に言葉で説明するのはなかなか難しいのですが……私はよく「どんなにハードルを上げても、感動できるくらいおいしいと思います」と紹介しています。

実際、ミキファームのライチ摘み取り園にいらっしゃったお客さんも、初めて生ライチを召し上がる方は例外なく感動してくださっていますね。

―― 本当に、言葉では伝えられないおいしさだと思います……! あえて表現するなら、マスカットに例える方が多いですよね。

村山さん:そうですね! マスカットみたいに、噛むと口の中で果汁がはじけるようなみずみずしさがありますよね。甘味と酸味のバランスもよくて、フレッシュさ、香りのよさは、生ライチならではの味わいだと思います。

―― 冷凍ライチの影響で、ライチは茶色っぽいものというイメージがありましたが、本来は赤いんですね。

村山さん:ライチの皮は、収穫して時間がたつごとに乾燥して薄く茶色く変化していきます。だから、鮮やかな赤は新鮮さの証でもありますね。

熟したライチは、鮮やかな赤色が美しい
熟したライチは、鮮やかな赤色が美しい(写真提供:ミキファーム)

―― 色の変化のほかに、時間がたつごとに味も落ちるのでしょうか?

村山さん:多少時間がたって皮が茶色くなっても、おいしいはおいしいんですよ。採ってすぐは酸味のあるおいしさで、時間がたつごとに酸味が飛んでいくように味が変化していき、最後はちょっとボヤっとした味になる感じですね。
私は採ってすぐが一番おいしいと思っていますが、少し酸味の飛んだ2~3日後がおいしいという人もいます。こればっかりは人それぞれの好みによりますね。

おいしく食べるなら1週間くらいが目安です。密閉袋に入れて冷蔵庫で保管いただくのが良いと思います。

生のライチを食べられるのは、ごくわずかな期間

―― 酸味のある味わいは生ライチならではですね。ライチは収穫時期が限られていて、生で食べられるのは1年でも短い期間だと聞きました。

村山さん:そうですね、ミキファームの場合は主に6月末~7月末まで、くらいです。ほかの地域も含めると、国産生ライチが楽しめるのは、だいたい6月~8月くらいでしょうか。栽培方法や地域によって変わりますが。

ちなみに国産に限らず、原産国の東南アジアなどでも、同じように収穫時期はごく短い期間に限られます。

ミキファームでは栽培を工夫していて、今年は6月半ば~8月上旬までと前後15日ずつ広げて、トータルで2カ月くらい収穫できるよう努めています。生ライチを楽しめる期間が短いのも、ライチの価値を高めている要因の一つでしょうね。

とはいえ、少しでも長く楽しんでいただきたいので、早生品種を育てるなどの工夫はしてみたのですが、品種特有のシミができてしまうことがけっこうあって。今はシミができにくくて味もおいしい「ジャカパット」という品種にほぼ絞っています。

酸味のある味わいは生のライチならでは
国産ライチはまだまだ希少(写真提供:ミキファーム)

国産のライチは1%しか出回っていない

―― そういった試行錯誤もあったんですね。国産ライチは生産量も限られていて、希少ですよね。

村山さん:国内に出回るライチのうち、国産のライチは1%くらいですね。希少性は高いです。ミキファームでも生産量を増やす努力はもちろんしていますし、県外からの視察も増えています。注目は徐々に高まっていますね。

―― 時期も量も限られていて、まさに「幻のフルーツ」ですね……! ミキファームのライチを食べるには現地の摘み取り園へ行くほか、お取り寄せがあると思うのですが。

村山さん:量が限られていて申し訳ないのですが、限られた期間しか収穫できない鮮度命のフルーツなので、間違いなく収穫できる量だけ予約受付しています。

楽天市場では6月1日から予約開始する予定で、それ以降もまだ収穫できそうだったら順次追加で予約受付をすると思います。ふるさと納税などはもう予約受付を開始しています(2022年5月25日現在)。

生ライチは贈答用にもぴったり
化粧箱入りで贈答用にもぴったり(写真提供:ミキファーム)

村山さん:時期関係なく食べられるゼリーなどの加工品もあって、おいしいのですが、やっぱり生でそのまま食べるのが一番だと思うんですよね。

なんとか収穫できる時期を延ばして、ゆくゆくは人手やハウスなどの生産体制もととのえていって、量を増やす努力をしていきたいなと思います。

🔴おさらい🔴

  • 生ライチは目からうろこが落ちる感動的な味
  • 時間がたつごとに酸味が飛ぶ。自分の好みを探ろう
  • 密閉袋に入れて冷蔵保存→1週間で食べ切ろう
  • 国産の生ライチが出回るのは6月~8月ごろ。予約受付はそれより前から開始していることが多い

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国産ライチがまだまだ希少な理由

東南アジアではライチの木が当たり前に存在

―― 今日は実際にライチを栽培しているハウスにお邪魔していますが、主産地の中国南部や東南アジアではどのように育てられているのでしょうか?

三木ファームのライチの木は150-160cmくらい。巨木にならないからこそ、農作業や収穫もしやすい
ミキファームのライチの木は150~160cmくらい。巨木にならないからこそ、農作業や収穫もしやすい

村山さん:向こうではハウス栽培ではなく露地栽培ですね。ライチは大木になるのですが、そこからぶら下がるように実がなっているのが、向こうでは当たり前の姿なんですよね。
ミキファームでライチ栽培を始めたのは、先代社長で現会長の三木信雄です。三木会長はベトナムやタイといった産地を訪問していたのですが、「どの家の庭にもライチの木があって、田園風景の一部になっている」と言っていました。

 

ベトナムのライチ農園
ベトナムのライチ農園(Shutterstockより)

宮崎マンゴーのノウハウが生かされている

―― 日本でいう柿の木のような存在かもしれませんね。日本で露地栽培というのは無理なのでしょうか?

村山さん:ライチは熱帯の植物なので、日本では沖縄だったら露地栽培できると思います。宮崎では難しいのでハウス栽培をしています。宮崎マンゴーもハウス栽培ですが、マンゴーももともとは巨木になる植物なんですよ。

日本のハウス栽培はよく「盆栽」に例えられるのですが、ハウスは限られた敷地と空間、用土の中で育てなければなりません。なので背が高くなりすぎないように、根っこが成長しすぎないようにするんです。

巨木になる植物を、大きくなりすぎないように手を入れながらハウスで栽培するという意味では、マンゴー栽培で培ったノウハウがライチ栽培にも生きていますね。ただ、マンゴーよりもライチの方が育てやすいというか、自然に任せやすいというのはあります。

手間暇をかけて大きく、おいしく育てる

―― 本当に盆栽のように丁寧に調整しているんですね。

村山さん:そういった作業をしていかないと、大きくて甘くておいしい実ができないので……。特に、「摘果」作業というのがあって、これがめちゃくちゃ大変なんですよ

ライチの実はハート型の双子になるのですが、親指の爪くらいの大きさになったら片割れを外しています。そうした方が一つ一つの実が大きくなるので。大きくておいしいライチを作るために欠かせない作業なのですが、これをず~っとやっている5月ごろは本当に大変です(笑)。

ライチはハード型の双子に実がなる
ハート型のように双子の実がつき始めたライチ

―― それは……大変そう……! 双子のまま育てた方が収穫量としては増えそうですが、そこはやはりおいしさを選ぶんですね。

村山さん:それから、これは日本のハウス栽培独特のやり方ですが、成長してきたら一房ごとに糸で吊っています。重さで房が下がってしまうと日が当たらない実が出てきてしまうので、まんべんなく日光を当てるためですね。終わりが見えない作業でこれも本当に大変(笑)。ですが、おいしいライチをつくるためにはやっぱり欠かせない作業なんですよ。

実の重さで房が下がると、日に当たらなくなってしまうため、一房ごとに糸で吊る
重さで垂れ下がった房を糸で吊る。聞いただけでも大変そう(写真提供:ミキファーム)

―― 一房ずつ!? これもかなり大変そうな作業ですね。来年から生産量を倍にする! みたいなことは確実に無理というのが、今のお話からもひしひしとわかりました……。国産のライチが希少なのも、高級フルーツなのも納得です。

花粉を落とす作業をする村山さん。花粉を適度に落とさないと、カイガラムシやアブラムシなどが付く原因になるのだとか。ちなみに、前農場長はライチの花粉アレルギーになってしまったそう……!
花粉を落とす作業をする村山さん。花粉を適度に落とさないと、カイガラムシやアブラムシなどが付く原因になるのだとか。ちなみに、前農場長はライチの花粉アレルギーになってしまったそう……!

―― ミキファームさん以外にも宮崎ではライチを栽培している農家さんがいるとか。これからも増えていきそうでしょうか?

ライチの施設(ハウス)を作るのは結構お金がかかることなので、これから栽培農家さんが増えるかどうかは、収支が合うかどうかで決まっていくと思います。ライチがきちんと利益を出せる作物だというのが証明されれば、参入する農家さんも増えてくると思います。

―― やはり設備投資にも大きなお金がかかりますし、資金回収するのにも時間がかかりますよね。生ライチにすっかり魅せられてしまった身としては、もっと供給量が増えてくれることを願うばかりです……!

🔴おさらい🔴

  • 宮崎マンゴーの栽培ノウハウがライチにも生かされている
  • 大きくておいしいライチを育てるには、めちゃくちゃ手間がかかる! なのでどうしても希少&高級に
  • 利益を出せる作物ということが証明されれば、今後参入農家さんは増えるだろう

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もともとはライチの「苗木」を販売する予定だった

―― ミキファームではいつから、何がきっかけでライチ栽培を始めたのでしょうか?

村山さん:三木会長が18年くらい前にタイで生ライチを食べて、そのおいしさに感激したそうなんです。で、日本で苗木を販売しようと。それがきっかけですね。

―― ライチを栽培して実を売るのではなく、当初は苗木を販売しようとしていたのですね。

村山さん:実はうちの本業は芝生産とか、農作物の苗や庭木を卸す仕事なんですよ。別会社ではありますが、いまも芝生産や造園事業を精力的に行っています。

スタート地点がそこなので、ライチやマンゴーといった南国の果樹の「苗木」を売ろうとしていたようです。

―― 「ライチの苗木を売ろう!」という三木会長の狙いは当たったのでしょうか?

村山さん:それがですね……。思ったように売れなくて、手元にある苗にどんどんライチが実ってしまったそうです(笑)。じゃあもう実を売ろう! と方向転換して、2006年から本格的に栽培を始めました。

―― 16年前! けっこう前ですね。ライチの実はどう販売したのでしょうか?

村山さん:東京中心に営業に回ったけれど、当時は生のライチが国内で今よりももっと、全く流通していなくて。輸入物との違いもなかなか理解されず、価格も買い叩かれてしまうような状況だったと聞いています。

だったらもう販路を拡大していくようなことはしないで、ハウスを開放して摘み取り園をやろうと。摘み取り園は生ライチを一番新鮮な状態で味わってもらえますし、収穫をお客さん自身にやってもらうことで、体験する楽しさもあるし、価格も抑えられますから。

ミキファームの摘み取り園では、お客さん自らがハウスでライチを選んで収穫します
摘み取り園では、お客さん自らがハウスでライチを選んで収穫します(写真提供:ミキファーム)

ライチ摘み取り園が大成功!

―― 苗から実の販売に切り替えて、今度は実の販売から摘み取り園に切り替えて、2度の方向転換があったのですね。

村山さん:そしたら、ライチの摘み取り園なんて今までなかったので「日本初のライチ摘み取り園」として、地元テレビや新聞でたくさん取り上げられまして。ようやく実ったわけですね。

口コミでもどんどん広がって、東京のメディアからも取材が来て……おかげさまで、今はシーズンになると毎週末お祭りのようにお客さんが来てくれます。常連の方も多くて、ワンシーズンに何回も採りに来る方もいらっしゃいますね。

三木ファームの摘み取り園(宮崎)。現在は佐賀にも摘み取り園があります
ミキファームの摘み取り園(宮崎)。現在は佐賀にも摘み取り園があります

カフェではライチを使ったスイーツメニューを提供(期間限定)。敷地にはトランポリンやドッグランがあります
2021年には摘み取り園の隣にカフェ「MikiFARMcafe GARDEN」をオープン。ライチを使ったスイーツメニューを提供しています(期間限定)。敷地にはトランポリンやドッグランも

🔴おさらい🔴

  • ミキファームではもともとライチの苗木販売をしようとしていた
  • が、売れず……実の販売に注力
  • しかしこれもうまくいかず……摘み取り園をオープンしたところ大人気に

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本当に、とにかく一度生のライチを食べてみてほしい

国産生ライチの可能性が未知数だった頃から手探りでライチ栽培を続けてきたミキファームさん。そのおかげで、今こうしておいしい国産生ライチを食べられてありがたい限りです。

今回の取材で印象的だったのは「日本のハウス栽培は盆栽的」の言葉でした。

本来日本にはなかったトロピカルフルーツを育てるために、枝や根っこを調整したり、房を糸で釣って日に当てたり、細やかな調整をする様子はまさに職人技。そのように手をかけていくことで、原産国とは違った独自のライチ栽培法を進化させているのは面白いですよね。

何度も同じことを書いてしまうのですが、生のライチは本当においしいんです!! もっと多くの人にこのおいしさを知ってほしい……。

シーズンが始まってしまうと本当にすぐ完売してしまうので、早めに予約受付状況をチェックしておくのがオススメです。手間暇かけられた高級フルーツですが、その価値は必ずあります。「ふるさと納税」もあるので、選択肢の一つに加えてみてはどうでしょうか?

ミキファームのライチ摘み取り園もぜひ!

有限会社ミキファーム ライチ摘み取り園
〒884-0003
宮崎県児湯郡高鍋町南高鍋8751
TEL:0983-32-0252
公式HP:http://miki-farm.co.jp/
Instagram:@mikifarm_cafe

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宮崎には他にもこんなにおいしいものがあるんです!

著者:横田ちえ

フリーライター。農業、漁業、地域の伝統食など「食」にまつわるインタビューを中心に手掛けています。取材は九州を中心に全国どこでも。温泉と離島めぐりが好きです。

Twitter:@kirishimaonsen
サイト:鹿児島在住ライター 横田ちえのサイト

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今回紹介した商品

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*1:2019(令和元)年の生産量は宮崎県が7.7トン、鹿児島県が5.4トン、佐賀県が0.5トン。参考:特産果樹生産出荷実績調査