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野外フェスの定番「日本野鳥の会 バードウォッチング長靴」って結局どういいの? フェス常連者が解説

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日本野鳥の会の長靴は、もはや野外フェスの必須アイテムといわれるほど定番化しています。バードウォッチング用に作られたゴム長靴ですが、膝下までしっかり覆ってくれて、歩きやすく、折り畳めて持ち運びにも便利! つまり野外フェスにもってこいのアイテムなのです。今回は、これからフェスに参加してみたい! という方向けに、毎年野外フェスへ行くソレドコ編集部の中野が紹介します。

こんにちは、ソレドコ編集部の中野です。

ソレドコは誰か・何かを応援している人のためのメディアですが、私自身も国民的ロックバンドのファン。特に夏は全国で野外フェスが開催されるため、どれだけ現場に参戦できるか、スケジュールとお財布との相談も含めて毎年大忙しです。

野外フェスといえば公園やキャンプ場、シーズンオフのスキー場など、自然豊かな屋外会場が開催地。

たとえ天気予報で「晴れ」と言われていても、特に山に近い場所は天候が変わりやすく、想定外の雨天・荒天に見舞われるなんてよくあること。さらに野外フェスの多くは傘の利用が禁止されているため、ウェアやシューズによる雨対策は必須です。

私はかつて「外は暑いし、どうせ雨で濡れるならビーチサンダルでいいのでは?」と非常に愚かな挑戦をしたことがありますが、当然、雨で濡れた地面は非常に滑りやすい。ゆるやかな坂道で派手に転び、足をしっかりくじきました……マネをするような人はいないかもしれませんが……。

また、肌が濡れると急激に冷え、晴天時にどれだけ気温が高くても凍えることになります。そもそも、夏場でも夜間や雨天時は気温が急激に下がります。携帯カイロを持ち歩いている人を見かけるのも珍しくないほどです。

とにかく大事なのは、肌を雨で濡らさない、体を冷やさないこと! でも正直、レインウェアやレインブーツをずっと身につけているのは暑いし、できるだけ会場での荷物は増やしたくないですよね。そこでおすすめしたいのが、日本野鳥の会「バードウォッチング長靴」です。

もはや野外フェスの定番中の定番、野鳥の会の長靴

野外フェスに行ったことがある人であれば、一度は見かけるであろう定番アイテムが日本野鳥の会「バードウォッチング長靴」。

その名の通り、日本野鳥の会が湿地での野鳥観察や遠征時のアイテムとして販売しているものですが、状況が似ている野外フェスでも非常に重宝されているのです。

膝下までしっかり覆ってくれて、歩きやすく、浸水の心配も少ないゴム長靴。ここからはその特長をさらにお伝えしていきます。

【野鳥の会の長靴】のここがいい

  • 特長その1:クルクル畳んでコンパクトになる
  • 特長その2:歩きやすく、滑りにくい
  • 特長その3:フィットするのに脱ぎやすい
  • 特長その4:カラーバリエーションが豊富

特長その1:クルクル畳んでコンパクトになる

日本野鳥の会バードウォッチング長靴

膝下まで覆ってくれるのに、こんなにぺたんこになる

この長靴、なんといっても一番のメリットは軽量かつコンパクトであること。脚部が薄いゴム(内側はナイロン)でできており、巻くように畳んで小さくまとめることができます。購入時に付属している収納袋(これは防水じゃないので注意)を使ってリュックに入れておけば、急な雨天・荒天時も安心です。

日本野鳥の会バードウォッチング長靴

収納袋に入れると、A4サイズくらいになる(厚みは10cmくらい)

特長その2:歩きやすく、滑りにくい

地面がぬかるむと、足を取られて靴がスポッと脱げてしまうこともあります。しかし、この長靴は足首がフィットするきつめの作りになっているため、その心配がありません。そのため、雨天・荒天時にも歩きやすくなっています。

日本野鳥の会バードウォッチング長靴

膝下部分もコードで絞ることができます

滑りにくさに関しては、本格的なマウンテンブーツなどに比べれば劣るものの、街歩き用のスニーカーなどに比べれば滑りにくいソールとなっています。

日本野鳥の会バードウォッチング長靴

ソールはこんな感じ

特長その3:フィットするのに脱ぎやすい

先ほどもお伝えしたように脱げにくい作りではあるのですが、実は脱ぎやすさへの工夫もされているのが良いところ。それは、かかとのでっぱりです。

日本野鳥の会バードウォッチング長靴

かかとに少しでっぱりがあり、これが役に立つ(土汚れが残っておりすみません)

このでっぱりをもう片方の足で踏みながら引っ張ることで、フィットしている長靴を比較的楽に脱ぐことができます。コツは、いったんそれぞれ足首だけ脱ぐこと。でっぱりを使ってそれぞれの足首部分だけ脱げば、あとはどちらもスルッと脱ぐことができます。

逆に、片方だけ足首がホールドされたままだと、脱ぐのがとても大変なので注意しましょう……。

特長その4:カラーバリエーションが豊富

とにかく愛用者が多いため、会場でよく見かけるこの長靴。しかしカラーバリエーションが少ないわけではないので、よく着る服の色やテイストに合わせて選ぶことができます。

周囲の草木になじむ色がメインなので、定番色はグリーン、グレー、ブラウン。たまにレッドやネイビーなどの限定色が販売されていることがあるので、周囲と差を付けたい人はぜひ探してみてください。

雨対策でお悩みの野外フェス初心者はお試しあれ

「今すぐ買うぞ!」と思ってくださった方、ひとつだけ注意点があります。それはサイズ選び。

足首のホールドがしっかりしているのと、ふくらはぎ部分も比較的細身に作られているため、普段よりもワンサイズ大きいものを購入するのがおすすめです(と、公式オンラインショップにも記載があります)。「大きめを買ったら歩きにくいのでは?」と不安な方には、公式販売されているインソールをあわせて購入することをおすすめします。

ちなみにレインウェアは、よっぽどの荒天でなければレインポンチョがおすすめです(背負っている荷物ごとかぶれるタイプは、急な天候の変化にも対応しやすい)。ぜひ万全の装いで野外フェスを楽しんでくださいね!

今回紹介した商品

日本野鳥の会 バードウォッチング長靴
日本野鳥の会 インソール
KiU レインウェア ニュースタンダード
Super Light Rain Poncho

今年もフェス楽しみですね!