SNSが私たちの日常生活に深く浸透している現代、特にアイドルオタクにとって、好きなアイドルの最新情報を追いかけたり、ファン同士で交流したりするために、SNSは欠かせません。しかし一方で、情報が次々と押し寄せるせいで心身ともに疲れ果ててしまうことも……。
そこで本記事では、そんなSNS疲れを解消するためのデジタルデトックス法について詳しくご紹介します。たまにはスマホを手放してゆっくりしてみましょう。
SNS疲れとは?
SNS疲れの定義
SNS疲れとは、SNSの過度な利用に伴うストレスや疲れを感じている状態のこと。情報が絶え間なく流れてきたり、他人と比較してしまったり……といったことから精神的な負荷が増してしまいます。
オタクならではのSNS疲れの特徴
アイドルやアーティストなど、誰か・何かの推しがいる人(ここではオタクと表現します)にとって、SNSは貴重な情報源であり、同志との交流場所。
しかし同時に、推しの情報を逃さずチェックしたいというプレッシャーや、ファン同士の競争心、ネガティブなコメントに対するストレスとも隣り合わせ。これらが積み重なることで、SNS疲れが一層深刻になりがちです。
デジタルデトックスの重要性
スマホの使いすぎが脳へ与える影響
SNSのみならず、1日中スマホを使うこと=脳を1日中働かせていることになり、このような状況が続くと休んでも疲れが回復しない「過労」となります。まだ詳しくは明らかになっていませんが、脳の過労が続くことで意欲や判断力、記憶力の低下、感情のコントロールができなくなるといったリスクも考えられます*1。
脳の過労を防ぐためにも、デジタルデトックスは重要な手段といえるでしょう。ここからは、具体的な対処法を紹介します。
オタクにおすすめのデジタルデトックス法
フォローするアカウントの整理
定期的にフォローするアカウントを整理しましょう。自分にとってストレスになるアカウントをフォローし続けるのではなく、ポジティブな影響を与えてくれるアカウントを中心にフォローすることをおすすめします。
SNSプラットフォームにもよりますが、ブロック機能やミュート機能もうまく活用しましょう。
通知の管理
通知が頻繁に鳴ると、その度に気を取られてしまいます。必要最低限の通知設定に変更し、SNSと適切な距離を置くように心がけましょう。
SNSの使用時間の制限
アプリの活用
使用時間を管理・制限するアプリを利用すると、自分のSNS利用時間を可視化でき、適切な時間内での利用を心がけることができます。
iOSの場合は「スクリーンタイム」という機能がデフォルトで実装されており、各アプリをどのくらい使っているかを確認できます。
SNS休憩日を設定
「SNS休憩日」を設定し、完全にSNSから離れる日を作ると、心身ともにリフレッシュできます。週に一度や月に一度、自分のペースで取り入れてみてください。
設定した時間だけロックされるコンテナなどのアイテムを使うのも有効ですよ。
代替活動の選択
アイドル関連の活動をオフラインで楽しむ
SNS以外にも推しを楽しむ方法はたくさんあります。例えば、ライブのDVDや推しが出演しているドラマ・映画などの配信を鑑賞したり、トレカケースをデコったり、部屋のグッズ収納棚のレイアウトを変えてみたり、オフラインで楽しむ時間を優先してみましょう。
ホームプロジェクターのよさについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
心身のケア
心身の健康を保つために、定期的な運動やリラクゼーションの時間を取り入れてください。ヨガや瞑想、散歩など、リラックスできるアクティビティを行うことで、ストレスを軽減できます。
入浴剤を入れて、ゆっくりバスタイムを楽しんだり、香りのいいハーブティーでくつろぐ時間を持つのもよさそうです。
風呂ソムリエおすすめの入浴剤も参考にしてみてください。
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デジタルデトックスを続けるためのヒント
デジタルデトックスを続けるためには、無理をしないことが大切です。急に全てのSNSを断って挫折する……というよりは、「今日は●時までにしよう。その時間にアラームをセットしておこう」など、自分のペースで少しずつ取り組んでみてください。
また、成功体験を共有し合う仲間を見つけることで、モチベーションを維持しやすくなります。オタク仲間や家族に報告するのもいいかもしれません。
おわりに
SNS疲れは誰にでも訪れるものですが、適切な対策を取ることで心身の健康を保つことができます。アイドルオタクの皆さんも、自分のペースでデジタルデトックスを取り入れ、健やかな生活を送りましょう。
推し活疲れしないための続け方については、こちらもどうぞ