大切なクリアファイルを、長くきれいな状態で保管したい――。ジャンル問わず、写真やイラストが印刷されたクリアファイルがグッズとして定番化しました。そうなると出てくる悩みが収納!
「数が増えてきたからどうにかしたい」「ファイルが折れたり汚れたりするのが心配」「いつでも見返して楽しみたい」などなど、オタクは常に収納問題に頭を悩まされがちなんですよね。
そこでソレドコでは、クリアファイル収納アイテムを徹底調査! 13種類のアイテムを、実際に推し活をしているメンバーがレビューしました。サイズ感はもちろん、ファイルやバインダー自体の丈夫さ、ポケットのクリアさなど、すみずみまでチェックして比較してみましたよ。
最適な収納アイテムを見つけて、大切なコレクションを末永く愛でていきましょう!
各商品の詳しい説明をチェックしたい人はこちら
13商品を比較した中でのオススメはこれだ!
今回は、クリアファイルを収納できるアイテム13種類をそれぞれ比較。それらを一覧表にしたものがこちらです。
※価格は2024年10月末時点でAmazonを参照した金額です。セールなどの割引を反映した価格のため、変更の可能性があります
※そのほか、仕様も変更になる可能性があります
※ポケットのクリアさについて、バインダーの場合は専用リフィルで評価しています
比較ポイント
- 拡張:リフィルを追加することで拡張できるかどうか。バインダータイプは拡張可、固定タイプは拡張不可としている
- 収納枚数:ファイル1冊に何枚のクリアファイルが収納できるか。1ポケットに2枚入れることを想定している
- 丈夫さ:★5つを最高とし、多いほど丈夫(主にバインダーやファイルの表紙の材質の硬さを評価)
- ポケットのクリアさ:★5つを最高とし、★が多いほどクリアに絵柄が見える
収納枚数や収納スペースなど、自分に合ったクリアファイル収納アイテムの選び方は後ほど解説しますが、スペックだけ見た場合のソレドコ編集部的オススメは、
- ハムデリー A4ワイドロング
- ハムデリー クリアファイル収納ホルダー
- ホークアイ A4クリアホルダー収納バインダー
- リヒトラブ myfa コレクションファイル
- コアデ 表紙ポケット付 クリアファイル収納ホルダー
- リヒトラブ myfa クリヤーホルダーコレクションファイル
となります(上記のリンクをクリックすると、それぞれの商品の詳細説明箇所へジャンプします)。
他商品含め、詳しい説明をチェックしたい人はこちら
自分に合ったクリアファイル収納アイテムの選び方
クリアファイルのコレクションに最適な収納を見つけるためのポイントを解説します。以下のガイドを参考に、自分に合ったファイルやバインダーを選びましょう。
1. 収納したい枚数を確認する
いま自分が持っているクリアファイルは何枚か、加えて、今後どのくらいのペースで増えていくのかを確認しましょう。
収納枚数が少ない場合はコンパクトなもの、大量にコレクションする場合は、リフィル式のバインダーや大容量の固定式ファイルがおすすめです。
2. クリアファイル以外を収納するかどうかを考える
クリアファイルだけでなく、ポストカードやシール、ポスターなど他のコレクションアイテムも一緒に収納したい場合、リフィルポケットが種類豊富なバインダーが便利です。専用リフィルを使えば、サイズや形の異なるアイテムをひとまとめにして整理できます。
3. 収納する場所(棚など)にどう収めるかを事前に考える
収納する棚やスペースのサイズに合ったファイルを選ぶことも重要です。大型のバインダーやファイルは、スペースを多く取る場合があります。収納場所のサイズに応じて、どの方式が自分にとってベストなのか?を事前にチェックしましょう。
4. 半透明タイプと不透明タイプ、どちらがいいか?
3番と関連しますが、ファイルやバインダーの表紙は半透明のものと不透明のものが存在しています。オープンラックなどにしまう場合、不透明タイプの方がインテリアの邪魔になりにくく、またオタバレしにくいというメリットが。一方、半透明タイプは「どのファイルに何がしまってあるか」がひと目で分かりやすいというメリットがあります。
5. バインダーの利点と固定式の利点それぞれ
バインダー式は、リフィルを追加して自由にページを増やせるのが最大の利点です。また、中身の入れ替えも簡単にできるため、集めているグッズ類が多くて頻繁にコレクションを見直す方に適していると言えそう。
一方で、固定式のファイルは容量が決まっているのでスリムで場所を取りづらく、収納の計画を立てやすい利点があります。リフィルが飛び出したりせず、安定感があるというメリットも。
商品ごとの詳細レビュー
ここからは、13商品の特徴を紹介していきます。各商品の詳細なレビューは「詳細はこちらをチェック」と記載しているリンク先にありますよ。
ハムデリー A4ワイドロング
サイズ(ホルダー):縦325mm×横304mm×背幅34mm
サイズ(クリアポケット):縦317mm×横265mm(収納サイズ:縦317mm×横250mm)
カラーバリエーション:クリア、ブラック、ホワイト
容量:クリアポケット30枚付き(別売リフィルあり)
丈夫さ:★★★★★
クリアさ:★★★★★
「ハムデリー A4ワイドロング」は、クリアファイルや雑誌の切り抜きなどを一冊にまとめて保管できるバインダー。A4サイズよりも幅広で、クリアファイルだけでなく雑誌の切り抜きにも対応しています。
メーカーがこだわって作ったというだけあって、リフィルの透明度の高さ、扱いやすさはピカイチ。バインダー形式なので別売りのリフィルを追加することで容量を増やせます。
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ハムデリー クリアファイル収納ホルダー
サイズ(ホルダー):縦325mm×横274mm×背幅34mm
サイズ(クリアポケット):縦314mm×横251mm(収納サイズ:縦314mm×横237mm)
カラーバリエーション:クリア、ブラック、ホワイト
容量:クリアポケット30枚付き
丈夫さ:★★★★★
クリアさ:★★★★★
A4サイズのクリアファイルに特化したバインダー形式のホルダーです。先ほど紹介したA4ワイドロング同様、クリアポケットのクオリティが高いのが特徴。透明度が高く、ほどよい厚みとコシがあってめくりやすい。お気に入りのコレクションを見返すのにぴったりですね。ポケットは余裕のある大きさなので、購入時の透明袋に入れたままコレクションできます。
とじ具は金属製で、リングの直径は約2cm。リフィルを追加してもしっかり収納できます(購入時に30枚ポケットが付属。別売りのリフィルを追加すれば拡張可能)。
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ホークアイ A4クリアホルダー収納バインダー
サイズ(ホルダー):幅590mm×高さ320.5mm×厚さ30mm
サイズ(シート):幅255mm×高さ315mm
カラー:透明
容量:リフィル5枚付き(別売りリフィルあり)
丈夫さ:★★★★☆
クリアさ:★★★★★
「ホークアイ A4クリアホルダー収納バインダー」もクリアファイル収納アイテムとして定番の商品。透明袋のまま収納できます。バインダー1冊につき最大で40枚までリフィルを継ぎ足すことが可能。1冊でMAX80枚のクリアファイルが収納できることになります。
チケット収納などクリアファイル以外のリフィルもあるので、1冊であれこれ管理したい人におすすめ。ポケットの透明度も高く、お気に入りのクリアファイルを見返すときにうれしいですね。あらかじめ30穴のリフィルが5枚付いているため、すぐにコレクションを収納できます。
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リヒトラブ myfa コレクションファイル
サイズ(ホルダー):288×41×325mm
カラー:ミルキーホワイト、ジェットブラック
ポケット:別売り、10ポケット(247×317mm)
丈夫さ:★★★★★
クリアさ:★★★☆☆
リヒトラブの「myfa(ミファ) コレクションファイル」は、クリアファイルのみならずさまざまなアイテムを収納できるバインダー。myfaは「推し活をもっと楽しく」をコンセプトにしたグッズ収納シリーズで、このコレクションファイル用には各種写真類、チケット、コースター、缶バッジなどのリフィルが展開されています。
D型リングや紙押さえ、背表紙のフィンガーホールなどすみずみまで使いやすい設計です。
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マイコレ 4リングバインダー
サイズ(ホルダー):約330×265×30mm
カラー:ブラック、ホワイト
ポケット:別売り、10ポケット(318×243mm)
丈夫さ:★★★☆☆
クリアさ:★★★★☆
「マイコレ 4リングバインダー」は、和泉化成の「マイコレ」シリーズの代表的アイテム。主に100円ショップで入手でき、別売りのクリアファイル用リフィルを組み合わせることでクリアファイル収納に使えます。
特徴は何と言っても100円台で手に入るその圧倒的コスパの良さ。さすがにやや丈夫さには欠けるかな……?という印象ですが、それでもこの価格は魅力的です。4リングかつリングが小さめなので、大量にというよりコンパクトなコレクションに向いているでしょう。
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コアデ クリアファイル収納ホルダー
サイズ(ホルダー):高さ325×幅250mm、背幅30mm
サイズ(ポケット):A4クリアファイル
カラー:クリア、ブラック、クリアスカイ、クリアピンク
容量:20ポケット(最大収容枚数40枚)
丈夫さ:★★★★☆
クリアさ:★★★☆☆
コアデはアニメイトグループで、オタク活動を充実させるためのアイテムを展開しているメーカーです。オタクのニーズを完全にわかってんな~という工夫が随所に施されていて、こちらのクリアファイル収納ホルダーもシンプルながら不足がない商品。
20ポケットで最大40枚のクリアファイルを収納できます。固定式なので拡張は不可。購入時の透明袋に入れたままリフィルにしまえます。
クリア、ブラック、クリアスカイ、クリアピンクの4色とカラー展開も豊富です。
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コアデ 大容量クリアファイル収納ホルダー
サイズ(ホルダー):幅250mm×高さ325mm×厚さ62mm(実測値)
サイズ(ポケット):幅238mm×高さ315mm(実測値)
カラー:クリア(ブラックは現在販売されておらず)
容量:40ポケット、最大80枚収納可能
丈夫さ:★★★★☆
クリアさ:★★★★☆
こちらは、1つ手前で紹介した「コアデ クリアファイル収納ホルダー」の倍のポケット数(40ポケット)で、最大80枚のクリアファイルを収納できるホルダー。枚数以外の特徴はほとんど「コアデ クリアファイル収納ホルダー」と一緒。ただ、商品によってポケットの厚さが若干違う印象で、それが「クリアさ」に影響を与えています。
上記の写真はブラックですが、現在販売されておらず、クリアタイプのみの取り扱いになります。
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コアデ 表紙ポケット付 クリアファイル収納ホルダー
サイズ(ホルダー):約 H325×W250×D30mm
サイズ(ポケット):A4クリアファイル
カラー:クリア
容量:14ポケット(最大収納枚数28枚+表紙1枚)
丈夫さ:★★★☆☆
クリアさ:★★★★★
こちらもコアデの商品。14ポケット+表紙ポケットで合計29枚までクリアファイルを収納できます。「コアデ 大容量クリアファイル収納ホルダー」の説明にも記載した通り、同じコアデでも各商品で微妙にポケットの厚みが異なり、こちらの商品はポケットが特に透明度が高かったです。
多ジャンルを掛け持ちしている方や推しが複数いる方は、それぞれ表紙を分けると管理しやすいかもしれないですね。何より、お気に入りの表紙が目に入りやすいのは最高です……。
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リヒトラブ myfa クリヤーホルダーコレクションファイル
サイズ(ホルダー):高さ322×幅252mm、背幅20mm
サイズ(ポケット):(約)317×242mm(有効内寸)
カラー:ミルキーホワイト、ジェットブラック
容量:20ポケット(1ポケット収容枚数 2枚)
丈夫さ:★★★☆☆
クリアさ:★★★★★
先ほど紹介した「リヒトラブ myfa コレクションファイル」がバインダータイプなのに対し、こちらは固定式でクリアファイルの収納に特化したもの。同じリヒトラブの製品ですが、ポケットの厚みやクリアさなど出来が異なっていて、こちらの方が透明度が高かったです(コレクションファイルの方は厚い分、丈夫さでは上回りそうです)。
カラーはミルキーホワイトとジェットブラックの2色展開で、シンプルなデザインです。
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mini2x クリアファイル 収納ホルダー
サイズ(ホルダー):縦340mm×横250mm×背表紙の厚み50mm
サイズ(クリアポケット):縦320mm×横232mm
カラー:クリア
容量:52ポケット(最大104枚収納可能)
丈夫さ:★★★★☆
クリアさ:★★★★☆
「mini2x クリアファイル 収納ホルダー」の特徴は何といってもその容量。52ポケットを備え、最大104枚もクリアファイルを収納できます!大量のクリアファイルをどうにか収納したい……という人、これからじゃんじゃんクリアファイルを集めるぞという人はこれ1冊にまとめられると便利かもしれませんね。
詳細はこちらをチェック
キングジム クリアファイル収納ファイル
サイズ(ホルダー):幅260mm×高さ325mm×背幅25mm
サイズ(ポケット):A4変形
カラー:ブルー、レッド、イエロー
容量:20ポケット
丈夫さ:★★★★☆
クリアさ:★★★★☆
ファイルやバインダーなどで有名なメーカー、キングジムにもクリアファイル収納アイテムが存在しています。収納ポケット数は20枚とそこまで多いわけではありませんが、他アイテムと比べても遜色ない、"ちょうどよい"容量といえるでしょう。
ファイル自体は不透明で中身が見えたくない人に◎。カラーは、他アイテムがクリア、白、黒が多いのに対し、ブルー、レッド、イエローという展開でカラフルです。推しのメンカラがこの3色いずれかならば、本商品でそろえるのもありですね。
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ナカバヤシ ポイ・ホルダー
サイズ(ホルダー):タテ315mm×ヨコ265mm×背巾16mm
サイズ(ポケット):A4ワイド
カラー:クリア、クリアブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク
容量:8ポケット
丈夫さ:★★★☆☆
クリアさ:―
今回はオタクのコレクション用として使用感をレビューしましたが、どちらかというと書類の整理に本領を発揮するタイプのアイテム。収納ポケット数も8とコンパクトで、ポケットも出し入れしやすいようにハーフポケットとなっています。
そのため「大事に大事にしまっておきたい」という方には向かず、どちらかといえば「お気に入りのクリアファイルを普段使いしたい」という方にこそオススメ。そのまま持ち歩くよりは保護できますし、普段使いしてこそ出し入れしやすさも生きてきます。
カラーバリエーションはクリア、クリアブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの6色展開と豊富です。
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コクヨ ノビータ A4
サイズ(ホルダー):高さ314×幅248mm、背幅5〜20mm
サイズ(ポケット):A4
カラー:青、ライトグリーン、ピンク、透明、黄
容量:6ポケット(1ポケット収容枚数 20枚・PPC用紙64g/㎡換算)
丈夫さ:★★★☆☆
クリアさ:★★★☆☆
コクヨの「ノビータ」シリーズの最大の特徴は、収納量に応じて背幅が変わる設計。今回取り上げたA4サイズの商品は、背幅が5mmから20mmまで変化し、一般的なコピー用紙であれば1ポケットにつき20枚も収納できるというスグレモノです。
今回はオタクのコレクション用として使用感をレビューしましたが、先ほど紹介したポイ・ホルダー同様に書類整理にパワーを発揮。クリアファイルは1ポケットに2枚ほどしか入らないため、A4サイズのフライヤーなどの紙ものを収納していく方が可変する背表紙の恩恵を最大限享受できそうです。
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番外編:お気に入りのクリアファイルを飾ろう
ここまではクリアファイルをきれいにしまうためのアイテムを紹介してきましたが、番外編として「飾る」ためのアイテムも2つほど紹介します。
Wall.it 壁を傷めず飾るクリアファイル額縁
サイズ(外寸):幅260mm×高さ350mm×奥行き12mm
サイズ(収納上限寸法):幅214mm×高さ304mm 厚さ1.2mm
素材:裏板/PP、フレーム/ABS、保護シート/PETシート、背板/紙、ホッチキス針/ステンレス
セット内容:裏板、フレーム、保護シート、背板、ホッチキス針
カラー:レッド、ピンク、オレンジ、グリーン、ホワイト、チョコレート、ミルクティー、キャラメル、パープル
A4サイズのクリアファイルを美しく保護しながら飾れるフォトフレーム。画びょうではなくホッチキスで取り付けるタイプで、壁の穴が目立ちにくいのも特徴です。
カラバリも豊富な9色! インテリアや推しのカラーに合わせやすく、中身の入れ替えも手軽に行えます。
詳細はこちらをチェック
岐阜の木工屋 クリアファイルをピッタリ飾る額縁
サイズ:外寸256mm×346mm、内寸210mm×300mm
カラーバリエーション:(マット調)白、ピンク、黄色、赤、黒、(木目調)こげ茶木目、ナチュラル木目
A4クリアファイル専用の木製フレーム。手ぬぐい額などを手がける木工屋さんが細部までこだわって作っており、高品質さが特徴です。
UVカットのPET板で日焼けを防ぎ、壁掛けと卓上の両方で使用可能。シンプルなデザインと7色のカラーバリエーションで、クリアファイルを絵画のように美しく飾れます。
詳細はこちらをチェック
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