
こんにちは、ソレドコ編集部の星野です。
毎日、仕事に趣味にバタバタと忙しく過ごしているので、よく「夕食どうしよう」問題にぶち当たります。
外食や中食を取り入れて無理のない生活を意識していますが、とはいえ体のことを気遣いたい、金銭的な負担も減らしたいという思いから「できるだけ自炊したい」気持ちは常にあります。
ということで「ほったらかし調理器」が気になり、いろいろ調べてみることに。でも狭いキッチンの場所を取るのがネックで手が出せずにいました。
そんな中、SNSでフォローしている方がレコルトの「自動調理ポット」を大絶賛しているのを発見。キッチンの片隅に置けそうなコンパクトなポット型、そしてシンプルなデザインに惹かれ、即ポチってみました。
今回は、実際に試してわかった商品の魅力と、使う上での注意点(デメリット)を正直にレポートします!
コンパクトなところが魅力的! レコルトの基本情報
まずは基本的な商品のスペックを紹介します。
- サイズ:約 幅16.5×奥行12×高さ23.3cm
- 重量:約970g
- 容量:最大600ml(スープなら約2〜4人分に対応)
- 電源:AC 100V 50/60Hz
- 消費電力:600W(ジュース&クリーンモード時 55W)
- 主な機能:5つの調理モード(豆乳、ポタージュ&ペースト、スープ&おかゆ、ジュース&クリーン、保温)を搭載
- 内側加工:焦げつきにくいセラミックコーティング
- 付属品:お手入れブラシ、計量スプーン、専用レシピブック
- 希望小売価格:13,200円(税込)

調理モードは全部で5つ。

底に刃があり、粉砕・撹拌しながら調理するためスープやソース、おかゆなど「汁もの」のメニューが得意です。

付属するレシピブックを監修しているのは、「スープストックトーキョー」に勤めた経験がある料理研究家のエダジュンさん。どのレシピも食材や味付けがシンプルでマネしやすく、それでいておいしそう……。

その他の同梱物はこれだけ。管理がラクで助かる……!
ほったらかしで激うまポタージュが完成!
というわけで早速試していきます。今回はレシピブックに載っていた「基本のかぼちゃのポタージュ」を作ってみることにしました。
が、どのレシピも調理過程はとってもシンプルで、
- 材料を用意する
- 液体や、やわらかいものから順に本体に入れる
- フタを閉めてスイッチを入れる
たったこれだけです。

かぼちゃのポタージュの材料はこんな感じ。

今回はできるだけ手間を減らしたかったので、冷凍野菜も使えるという情報をもとに、冷凍かぼちゃ(半解凍済み)を使ってみました。レシピでは皮をむいたかぼちゃを使用することになっていますが、面倒なので皮ごと投入。

そして約30分後。調理完了のブザーが鳴り、早速フタを開けてみると、あっという間においしそうなスープが完成しました!

残念ながら、冷凍かぼちゃを皮ごと使ったため、皮の緑が出てしまい出来上がりの色味は悪い結果に(レシピ通りに作ること、大事!!)。
しかし食材がしっかり粉砕・撹拌されていて、とろけるように滑らかな口当たりと、シンプルなのにコクやうま味がある味わいにはびっくり! こんなにクオリティが高いスープが、材料を放り込んでボタンを押すだけでできるなんて……。冷凍のカボチャを使っているとは思えないほどの本格的なクオリティでした。
レコルトを使ってみて感じた「メリット」
上記以降も何回か使ってみて感じた、レコルトの自動調理ポットのお気に入りポイントは以下の通り。
1. 誰でも使いやすい操作性とコンパクトさ
操作はボタンでモードを選択するだけと非常にシンプルで、複雑な操作は不要な点がよき。また、コンパクトで場所を取らないため、1〜2人暮らしの方やキッチンに調理スペースが限られている方でも気軽に自動調理器が導入しやすいかなと!
2. 手軽においしい料理が食べられて、作り置きにも最適
エダジュンさんが監修している、付属のレシピブックのクオリティがとても高いです……!食材や調味料はシンプルなのに、うま味がしっかり味わえます。ちなみに公式サイトにもレシピがあります。
またコンパクトながらどのレシピもだいたい3人前の分量となっており、1人暮らしであれば作り置きができます。野菜がしっかり取れるメニューが多く、「これさえあれば健康でいられる……!」という安心感も。
3. 保温機能とお手入れの簡単さ
調理が完了した後も、「WARM」モードが1分間に1秒ほどの短い撹拌を繰り返しながら、75℃の温かい状態を20〜25分ほどキープしてくれるのが地味にうれしい。

また、お手入れが簡単なのも魅力の一つ。刃の汚れを落とすには「ジュース&クリーンモード」を使えば自動でクリーニングしてくれます。さらに、内部を洗う際は、本体外側のプラグ挿入口にカバーが付いているため、水濡れへの不安が少なく安心感があります(ただし、丸洗いは避けてくださいね!)。
レコルトを使う上で注意したいこと
逆に、これはちょっと気になるな〜というところはこちら。
1. MAXラインを超えると失敗する
本体の内部には「Maxライン」があるのですが、容量が最大600mlとコンパクトゆえ、食材があまり入らず、容量MAXを超えてしまいやすいのが最大のネックです。
一度、キーマカレーのレシピにあまり野菜を追加しようとして「まあこれくらい大丈夫でしょ」とMAXラインを超えたところ、うまく撹拌されず、加熱し切れませんでした……。レシピ通りに作ること、大事!!(2回目)
2. アレンジが難しく、調理の幅は狭め
上記の理由から、レシピのアレンジがなかなか難しいです。ただ公式のレシピが豊富なので、逆に「レシピ通りに作りたい」という人にはぴったり!
また、スープや汁物を作るのは得意ですが、煮物などは難しく、作れる料理の幅は一般的な大容量の自動調理器に比べるとやや狭めです。
3. 予約機能がない&連続調理ができない
予約機能がないため、朝セットして出かけて、帰宅したら完成……というのができないのはやっぱり不便。
また調理直後は本体が高温となるため、しっかりと冷めるまで作動せず、次の料理が作れない仕様。続けて違うメニューを作りたい時には、少し待つ必要があります。
自動調理器デビューにぴったりな1台
レコルトの自動調理ポットは、何よりもサイズ感がちょうど良いのが最大の魅力。価格も自動調理器の中では比較的控えめなので、1人〜3人暮らしの方で「自動調理器」デビューをしたい方には最適かと!
忙しい毎日の中で「スープだけでも作るか(その間に風呂でも入ろう……)」という気持ちにさせてくれる救世主になるはず。
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