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もう自炊で疲れなくていい。稲田俊輔さんらが教える、材料・工程がシンプルな「ミニマル料理」本4選

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材料や工程を最小限までそぎ落とす「ミニマル料理」をテーマにした料理本が話題を集めています。稲田俊輔さん、長谷川あかりさん、小倉知巳さん、上田淳子さんといった人気シェフ・料理家4人の著書を、おすすめポイントとともに紹介します。

ミニマル料理

料理本を参考に料理をつくるとき、ハードルになりやすいのが「新しい調味料を買い足す」「聞き慣れない食材を探す」ではないでしょうか。

そんなプロセスをショートカットできる「ミニマル」な料理本が今人気を集めています。

食材の数を減らし、工程も最小限に。毎日つくることを前提に考えられたレシピの数々は、料理初心者にもピッタリです。

今回はその中でも、稲田俊輔さんや長谷川あかりさんら人気シェフ&料理家4名の料理本をピックアップ。

いずれもシェフ・料理人のアイデア力や技術力を活かした、料理のレパートリーを広げてくれる本ばかりです!

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家庭料理をマスターするなら『ミニマル料理』(稲田俊輔)

【こんな人におすすめ】

料理のレパートリーが少ないことに悩んでいる人

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人気インド料理店「エリックサウス」総料理長の稲田俊輔さんが、「そのレシピはどこまで引き算できるのか」という思考実験をもとに書き上げた一冊。

特筆すべきは、すべての料理が工程写真つきの「基本形」と、味つけや食材を変えた「展開」レシピに分けて紹介されていることです。つまり「基本形」さえ覚えれば、そこから何品もの料理にアレンジできるという設計になっています。

例えば「なすの醤油煮」。基本形は乱切りしたナスにサラダ油と濃口醤油、水を加えてしんなりするまで煮込むというとてもシンプルなもの。味は炒めたり揚げたりしたものと遜色なく、むしろクリアで洗練された印象すら受けます。

そして基本形をアレンジした「展開」のレシピでは、一晩置いたのちに好みの薬味をたっぷり盛る「一晩おいたなすの醤油煮 薬味わっさー」や、シイタケやニンニク、オイスターソースを加えて煮込む「なすと椎茸のオイスター醤油煮」など、基本形のおいしさは残しつつ、+αで魅力を増すレシピが紹介されています。

この料理本を読むと、料理のレパートリーを増やすためには「レシピそのものではなく、レシピの『仕組み』を学ぶ」ことが大切なのだと気付かされます。

「のせるだけ」「かけるだけ」のレシピなら『のせごはんとかけごはん』(長谷川あかり)

【こんな人におすすめ】

「ごはんもの」のバリエーションを増やしたい人

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人気料理家の長谷川あかりさんが送る一冊。

ごはんとおかずという基本構成そのものを覆した、白いごはんに「のせる」「かける」だけのレシピ集です。

主菜と副菜の組み合わせを考えなくても、器を何皿も並べなくてもいい。「ごはん」という土台を固めれば、あとは上にのせるものだけ考えればいい。

そんなシンプルなメッセージとともに、さまざまなバリエーションの「ごはんもの」が紹介されています。

カレーや丼ものにとどまらない組み合わせの数々にきっと驚くに違いありません。

特につくってみてほしいのが「ブッラータチーズとナンプラーのせごはん」。横文字が多くて取っ付きづらさを感じますが、工程は非常にシンプルです。

ごはんの上にブッラータチーズをのせ、ナンプラーと刻みねぎをかけるだけ。火を使わないので、食材を切りさえすれば、1分ほどで完成します。

ナンプラーとねぎのおかげで、ブッラータチーズが「ごはんに合うおかず」に早変わり。これこそ「組み合わせの妙」と言える一品です。

とにかく洗い物を増やしたくない人にもおすすめ!

パスタのつくり方を学ぶなら『一つ星イタリアンの ミニマル最高パスタ』(小倉知巳)

【こんな人におすすめ】

家でつくるパスタが毎回ぼんやりした味になってしまう人

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東京・参宮橋にあるイタリア料理店「Regalo」のオーナーシェフで、YouTubeチャンネル「小倉知巳のイタリアンプロ養成講座」でも知られる小倉知巳さんのパスタ本。

パスタをつくる上での鉄則やレシピの仕組みを基礎から学べる一冊です。

パスタは家で気軽につくれる料理の一つですが、茹で加減や塩加減、ソースの質感、具材のボリュームなどで、仕上がりのクオリティは大きく変わります。

そんなパスタの味について、小倉さんは「トマト」「にんにく」「オリーブオイル」「バター」「パルミジャーノ(チーズ)」の5要素に分解。そのどれを利かせ、どれを利かせないかで決まると説きます。

併せて、塩はパスタを茹でるお湯にだけ入れる、1人分ずつつくるなど、パスタのおいしさを向上させるためのルールも伝えています。

この1冊を“完走”することで、どんなパスタも、安定しておいしくつくれるようになるはず。「おうちパスタ」のクオリティを上げたい人にとっては、必読本と言えるでしょう。

フレンチと気軽に向き合いたいなら『フランスの台所から学ぶ 大人のミニマルレシピ』(上田淳子)

【こんな人におすすめ】

フランス料理に「ハードルの高さ」を感じている人

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スイスのホテルやフランスの星つきレストランなどで腕を磨いた料理研究家・上田淳子さんによるフランス料理本。

フランス料理といえば「お店で食べるもの」というイメージがありますが、この本で紹介されているのは家庭でもつくりやすいレシピの数々。

道具は必要最低限で、味つけは基本的に塩だけ。食材も調理法も道具もミニマルで、毎日つくっても苦になりません。

中でも印象的なのは、2つの工程で完成する「豚薄切り肉と白菜のミルク煮」です。塩・こしょうを振った薄切りの豚肉を白菜、バター、牛乳とともに煮込むだけ。

これだけシンプルなレシピなのに、バターや牛乳の風味にしっかりとフランス料理らしさを感じる。そしてクリームシチューのようで案外ごはんに合う、という発見もあります。

どうでしょう、家でフレンチをつくりたくなってきましたか?

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食材は減らしても、手は抜きたくない。そんな方にこそミニマルレシピはおすすめです。

料理を成立させるために必要な最低限の要素を理解すれば、料理の腕はさらに上がるはずです。

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