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脱・お下がり感にも。マンネリ化しがちな男児ファッションを「簡単お絵かきTシャツ」で解決

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こんにちは。tomekkoです。男の子3人を育てるアラフォー母さんです。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
3人の男児の子育てに奮闘する毎日

男の子3人の親になってみて毎日大変ながらも楽しく過ごしているのですが、もう少しどうにかできないかなあ……と思っているのが「洋服選び」です。

お店の前を通りかかって「お、かわいいなぁ」と目に入るのはカラフルな女の子のものが多く、襟ぐりや袖口、裾……細やかでおしゃれなデザインや柄ゆきが目を奪います。

一方、男の子向けの洋服売り場はそもそもスペースが狭く、色もデザインも柄も振り幅が狭いので、新しく買っても結局似たようなものばかりで新鮮みがありません。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
さらにわが家は夫もワタシもシンプルなデザインが好きなため、気づけば風にそよぐ洗濯物が圧倒的にボーダーなのです……

柄物だったら星、乗り物、恐竜や動物が付いていればまだいいのですが、これも年齢が上がってくると子どもから嫌がられることも。

色は黒やグレー、ネイビーが主流といったところでしょうか。

そのため、できるだけトップスかボトムのいずれかには明るい色を持ってきたり、複数の色と太さが混ざったマルチボーダーや(やっぱりボーダーかい)、無地でもちょっとワンポイントのあるデザインを見付けてはなるべく取り入れたりするようにしています。

ですが、男の子×3人となると工夫にも限界が。子どもも私も飽きてきます……。

そして、いやおうなく兄たちのお下がりを着ることが多くなりますし、何かもう少しオリジナリティが欲しいのです!

この男の子の洋服事情について、同じように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回はそんな「マンネリ化しがちな男の子の洋服事情を脱した、我が家の工夫」を紹介します!

お下がりにも活用できる。手描きイラストで簡単オリジナルTシャツを作ろう

きっかけは、次男が1歳になる前にプレゼントをどうしようかと長男と話していた時のことでした。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ

おもちゃはクリスマスにあげているし、いつも薄汚れたお下がりばかりでかわいそうだから洋服でもプレゼントしようかな、と何気なく長男に話したところ、

「ボク、次男くんが好きなものの柄のTシャツをプレゼントしたい!」

と言い出したのです。

当時も今もとにかく食べることが大好きな次男。特にフルーツに目がなかったので、ネットでありもののフルーツ柄のTシャツを探すことに。しかし、なかなかいいものが見付かりません。

どうしようかと頭を抱えていたとき、ふと「なければ作ればいいんじゃないか? その方が世界に1つだけのプレゼントになっていいかもしれない……!」と、思ったのです。(当時の自分を褒めたい)

そこで「布に描けるクレヨン」と「無地のTシャツ」を購入。長男がTシャツに直接フルーツの絵を描いて、オリジナルTシャツを作るというわけです。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
画伯は長男です

長男が気負い過ぎずに描けるよう、普段からクレヨンでのお絵描きを楽しんでいたことから「布に描けるクレヨン」を選びました。

道具もそろったので「よーし、作るぞ!」と長男とTシャツに向かうと、伸びるカットソー素材の上に絵を描くのは想像以上に難しいことが発覚。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ

そのためワタシが両端の生地を引き延ばしている間に長男がクレヨンで引っかかりながら線を何度も引いていく……というなかなかの重労働。文字通り共同作業になりまして、冬場だというのにワタシは汗だくに。

とはいえ、デザインとしては他にないオリジナリティあふれるものになり、描き切った長男も満足そう。これに当て布をしてアイロンをかければ、洗っても落ちにくい手描きTシャツの完成です!

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ

この時は、せっかくなので自分のTシャツも、と長男は当時ハマっていたカブトムシ・クワガタを描いていました。

1歳の誕生日にプレゼントされた次男はもちろんわけが分かってないけれど、長男は「これは次男くんの大好きなバナナとー、ぶどうとー」と、丁寧に説明してあげていました。

また次男に着せていると、会った人から「え、何これ手描きなの?」とたいてい聞かれるので会話のきっかけになりました。一緒にいる長男も自分でうれしそうに説明して、一時の喜びで終わるのではなく、作る過程から着せている時間まで、関わる人が楽しめるプレゼントになりました

以降、我が家の恒例行事として決定!

前回の反省を生かして、描きやすいようにダンボール板を使って簡単手作り

2年目は、次男も好きなものに幅が出てきました。その中から長男が描きたいものとしてピックアップしたのが、こちら。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ

まぁバスはいいとして……当時の次男がとにかく気になっていたのは、穴(笑)

道を歩けば排水溝の穴が気になり、しゃがみ込んで進まなかった時期で、壁や床にちょっとした穴や凹みがあればいつまでも指でイジイジ。とはいえ、「穴」をどうやって表現するべきか……。

さらにお気に入りのママ友の似顔絵も背中に入れようと言い出し、これでは“歩くデコトラ”状態です。静香命! みたいなの、イマドキなかなか見ない……。

不安が残るもののプレゼント作戦がスタート。

1年目の反省を生かして、Tシャツの中にダンボール板を入れて引き延ばし、母の手間を省きました。それでも手放しでは多少ヨレてしまうので、サポートは必要ですが随分と簡単に作れました。

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絵を描く際の工夫として、他には「紙やすりを敷くとほどよく生地が引っかかってうまく描ける」そうなので、試してみるのもいいかもしれません。

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そして完成したのがこちら。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ

長男の機転により、「穴」は「ドット柄」としてうまいことかわいくなりました! ママ友の似顔絵は熟考した結果「やはり難しい」となったため、他に次男くんが好きなものはないだろうか……と思い返していたところ、長男から

「そうだ、飛行機!」

というアイデアが出ました。最初は何を描いているのかよく分からなかったのですが、出来上がりを見て、長男の独創的な構図に思わず「素敵!」と声が出ました。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
飛行機が虹をくぐっているんです

ちょっと虹の曲線がヨレてしまったけど、これもご愛嬌。長男のこういう視点や発想は大切にしてあげたいなぁ。

手作りTシャツのおかげで、兄弟の誕生日を祝う時に“一体感”が生まれた

誕生日って、特に子どもたちが幼いうちは、自分にもちゃんと来るのに他の兄弟の誕生日がうらやましかったりして、「祝う」ことを楽しめない場合もあるのですよね。

そんなときに同じ「洋服をプレゼントする」という行為でも、手描きにするだけで「一緒に誕生日を楽しめる一体感」が生まれるので、家族間、兄弟間でのやりとりにはいいんじゃないかなぁ、と思いました。

お絵描きの延長でできてしまうので、導入も楽ちんです。それからオリジナリティ炸裂でファッションの脱・マンネリ化もできますしね!

ちなみにこの手描きに使ったクレヨンは、布に描けるのでこれからの入園・入学シーズンのグッズ作りにも応用できそうです。またクレヨンの他にペンタイプのものなど種類が豊富にあるようなので、(もちろん通っている保育園の規定を守った上になりますが)上履きをデコったり、巾着やハンカチにちょっと自分だけの印を付けたり、幅広く活躍しそうですね。

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そして、今年の次男の誕生日はというと……。

長男も友達との約束や習い事に忙しく、ワタシも下の子2人の世話があって一緒に作業する時間を取れなかったので、試しにプリント注文をやってみました。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
長男に描いてもらった絵を写真に撮り、
脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
ワタシが普段使っているお絵描きソフトに取り込み、長男と相談しながら色をつけたり背景を考えたりしてネット注文!

そして出来上がったのがこちらです。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
ベースのTシャツのデザインや色もかなりたくさん選べて楽しかった!


Tシャツを見た長男は、自分が紙に描いた絵がTシャツになっていることに興奮気味。受け取った次男も「じなんくんのレーシュカー‼︎」と指差して喜んでくれました。

脱・男児の洋服マンネリ化。手作り手書きTシャツ
ベースのTシャツのデザインや色もかなりたくさん選べて楽しかった!

着たくて仕方ない次男氏。半袖の季節が待ち遠しいね……!

著者:tomekko

インスタグラマー・tomekko

7歳、3歳、0歳の3兄弟に日々育てられています。Instagramで育児絵日記を描くのが楽しみ。初の著書『おっとり長男もっちり次男きょうだい観察手帳』(赤ちゃんとママ社)発売中。
ブログ:ひとりっ子母、3兄弟に育てられ日記
Instagram:@tomekomet

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