著者:moe*
顔の良い人間が歌ったり踊ったりするコンテンツは大抵好きです。心の実家は宝塚歌劇団。特技はジャンルの反復横跳び。「推しは多ければ多いほど人生楽しい」派。
Twitter:@kj_bw03
ブログ:闘わなきゃLooser!
命の次に大切なものは?──そう聞かれたら私は即答します、双眼鏡だと。
コンサートやミュージカルを愛する身として、双眼鏡は道具というよりも相方と表現したい存在です。会場のキャパや座席の位置を確認し、観たいのはステージの全体像? 推しの表情?? などと考えながら、持っている双眼鏡からぴったりなものを吟味する時間はいつもわくわくします。
そして計算通り、見たかった景色がどんぴしゃで観れた時の満足感は、推しを見る喜びを倍増させてくれます。
元々視力が悪かったこともあり、ステージの上に立つ推しをよりクリアに、鮮明に見たい!という感情から双眼鏡にこだわるようになりました。家電量販店へ行くと、何か良い双眼鏡がないかな〜とチェックするのが習慣です。
そんな中、ショーケースの向こう側にとんでもなく惹かれるアイテムを見つけまして。お値段が張るためポンと買えるものではなく、いつか使ってみたいと憧れている高級双眼鏡になります。それがこちら!
舞台上のタカラジェンヌを一度に見れる、脅威の実視界10°
Kowaから出ている双眼鏡「BDII32-6.5XD」です。使ってみたいシチュエーションとしては「宝塚大劇場/東京宝塚劇場のS席」になります。
倍率は6.5倍。キャパ2000人前後の劇場で考えると中〜後列あたりが使いやすい距離感でしょうか。明るさは24で、舞台を見るには文句なしです。
そして何より驚いたのは実視界が10°ということ!
実視界とは双眼鏡を覗いた時に見える範囲を角度で表したもの。この角度が大きい程、広い範囲を見ることができます。
自分の体感になりますが、実視界は8°を超えるとかなり広い範囲が見えて快適だなぁという印象。双眼鏡の実視界は倍率の高さと反比例するように狭くなっていきますが、倍率6.5倍で10°もあるものはなかなか見掛けません。
今自分は観劇の際に倍率6倍、実視界8.4°の双眼鏡をよく使っていて、8.4°凄いな〜快適だな〜と既に大満足ではあるんですが、10°……10°!?? これ以上の広範囲が見れるようになったら、一体どんな景色と出会えるんだ……
実視界の広い双眼鏡は、舞台上に大勢のタカラジェンヌがずらりと並ぶ宝塚歌劇団の観劇にはぴったり。○○さんが見たい、でも◆◆さんも……とつい欲張りたい気持ちに寄り添ってくれます。
懸念点としては重さが535gあること。もっと重い双眼鏡もたくさんあるので別にこの双眼鏡が特別重いわけではないのですが、マチネソワレと1日に複数観劇をして、双眼鏡を使い続けていると腕が疲れてしまう重さかな、と個人的には思います。
まぁでもそれは己の筋力で解決できるので……筋トレをしよう! そうすれば何も問題ない! やはり筋肉は全てを解決する!!
そんな理由からいつか使ってみたいと考えている双眼鏡です。
ちょっと背伸びした双眼鏡と共に現場に繰り出すことで、同じ座席からでもより鮮明に推しの輝く姿を目に焼き付けられるかもしれませんよ!