本やレシピ本を「開いた状態」でキープしたいときってありますよね。でも、手で押さえながらだと片手がふさがる……。そんな悩みを解消してくれそうなコクヨの「本に寄り添う文鎮」を、ライターの吉祥ゆかりさんが試しました。

ようやく秋らしさを感じる日も増えてきましたね……! 「読書の秋」という言葉もあるように、涼しく過ごしやすい秋の夜長は、読書がはかどります。
私は読書をしながら作業をすることも多くて、大きめのクリップで挟んだり、重りになるもので押さえたりしているのですが、厚みのある本だと押さえきれずに閉じてしまうのがストレスでした。
なにかいいものはないかなと思って探していたときに「これ、よいのでは?」と思ったのが、コクヨの「本に寄り添う文鎮」。
早速試してみたので、使用感をレポートします。
中高生の声をもとに開発された商品

「Campus(キャンパス)ノート」などの文房具を中心に、デザイン性と品質の高さで数々のヒット商品を生み出してきたコクヨ。
そんなコクヨが手掛ける「本に寄り添う文鎮」は、中高生の「勉強のときにテキストや参考書を開いておきたい」という声をもとに生まれた商品だそうです。
2022年に数量限定のテスト販売がされ、このときから文具好きを中心にかなり話題に(たしかに当時ニュースやSNSなどで見かけた記憶があります)。再販を望む声も多く、その後素材やカラーバリエーションを増やして2024年に通常販売が開始されました。
ラインナップは以下の3種類。
- 真鍮製(品番:MKT-PW02)
- メーカー希望小売価格(税抜):6,000円
- 鉄製(ブラック)(品番:PW-01D)
- 鉄製(グレー)(品番:PW-01M)
- メーカー希望小売価格(税抜):2,100円
※公式サイト参照。価格は閲覧時点(2025年9月)のものです
私はシックなブラックを試してみました! 真鍮製よりも価格を抑えた鉄製も、見た目が安っぽくならないように塗装で凸凹を再現しているそう。
凹凸があって高級感ある質感です
その名の通り「本に寄り添う」形でしっかり安定

まずは、仕事中によく開いて確認する、新書サイズの本に使用してみました。
本の形状にフィットして、ページをしっかり押さえてくれます。ページをめくるときに、クリップだといちいち外して留め直すのが面倒ですが、この文鎮なら置くだけなので手間がかかりません。

続いて、3cmほどの厚みの文庫本でも試してみました。本のサイズが小さいからズレるかな?と思ったのですが、こちらも問題なく押さえられました!
ただ、ページの上側の文字に干渉しないようにすると、本の上ギリギリに文鎮を置くことになるので、本の厚みによってはズレてしまったり、読みにくさを感じたりするかもしれません。
大きい本との相性も◎
10cm以上の厚みの参考書でも安定感抜群
文鎮の形状的に、大きめの本のほうが相性がよさそうです。A4サイズの分厚い参考書もしっかり開けます。これは勉強がはかどりそう!

レシピ本を見ながら料理をするときにも役立つこと間違いなしです。
使い勝手抜群。ここだけ気をつけて!
一つだけ気になったのが、紙に色移りする可能性があるところ。ページをめくるときに、文鎮の隅が強めにこすれて、薄く黒い線が付いてしまいました。
試しにノートにこすってみたら、クレヨンのような跡が
心配な方は、色が薄いグレーか、色移りしても消しゴムで消せるゴールドを選ぶとよさそうです。
ゴールドは使い込むごとに色の変化も楽しめるそうなので、今度は真鍮製も試してみたいなと思いました。

さまざまなシーンで活躍してくれる「本に寄り添う文鎮」。個人的に一つあるとかなり便利だと思いました。読書や勉強をより快適にしたい方は、ぜひ試してみてほしいです!
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著者:吉祥ゆかり
お出かけ大好きライター。主にエンタメ系や美容系、教育系などのジャンルを得意としている。趣味は推し活と神社仏閣めぐり。
