こんなに巨大なエイも釣れる!釣りは手軽に非日常を味わえるレジャーだ
狩猟採集。人類が生まれて以来、生存のために営々と続いてきた行為である。
動物を捕まえるという行為は、本能をダイレクトに刺激するものであるから当然のごとく楽しい。ご飯がおいしい、昼寝が気持ちいいなどと同じくらい直球な楽しみなのだ。
誰もが生活のために動物を捕獲する必要がなくなった現代でも、各種の狩猟採集活動はレジャーへとあり方を変えて人々に親しまれている。
では、この世で最も愛好家人口の多い狩猟採集系の趣味とはいったい何か。
それはおそらく、いや間違いなく釣りである。
申し遅れました。私、魚をはじめ世界各地の珍しい生きものを捕獲・紹介する生物ライターの平坂寛と申します。
釣りは世界中で人気を博しているレジャーだが、周囲を海に囲まれ湖や川にも恵まれた日本での浸透ぶり、愛されっぷりはすさまじいと思う。なぜ、人気を誇るのか。答えは簡単。手軽で楽しく、それでいて奥が深いからである。
水辺さえあれば土地を選ばず、子どももお年寄りも、すべてを手に入れた松方弘樹までも、誰もがそれぞれに合ったスタイルで楽しめる。この辺りは読書や映画鑑賞、囲碁将棋やスポーツなど、メジャーな趣味には普遍の要素なのかもしれない。
本日はこの釣りという趣味が持つ底なしの魅力と魔力をお伝えしたい。
釣れたらハマる 釣れなかったらさらにハマる
ところで個人的な話になるが、この記事を書いている僕がはじめて釣りを覚えたのは小学生の頃だった。
当時の僕は魚が好きで、休日に父親に頼んで隣県の小川へ魚採りに連れて行ってもらうのを何よりの楽しみにしていた。使っていた道具はホームセンターで買ったタモ網なのだが、これでは浅瀬にうじゃうじゃしているメダカやタナゴのような小魚しか捕まえられない。
そんな折、母親の知人から買ったはいいがまったく使わなくなったという簡素な釣り具セットを「君は魚が好きらしいから」と譲り受けた。
さっそく地元の海に行ってみた。すると、タモ網では絶対に採れなかった魚があっさり採れた。指をくわえていつも眺めていたはずの魚は、はじめて見る姿をしていた。10センチあるかないか、ネンブツダイという魚だった。
思い出の魚、ネンブツダイ。地元九州では一番簡単に釣れる雑魚の中の雑魚だったが、当時の僕にはものすごく輝いて見えた
あっという間に釣りという漁法の虜になった。とはいえ、その頃は自由に使えるお金も少なく移動手段も限られる。釣りへ行く頻度も月に1、2回程度にとどまっていた。釣る魚もメジナやメバル、カサゴといった沿岸で簡単に釣れる小型魚ばかりであった。
本格的にのめり込んだきっかけは大学時代に行ったブラジル旅行での出来事だった。
「せっかく南米まで行くんだからピラニアとか釣りたい」と日本で使っていた釣り具を適当にかき集めて持ち込んだところ、コテンパンにされたのだ。
魚の引きが強すぎて、まずリールが壊れて竿からもげた。リールを釣り糸で無理やり竿に縛りつけて釣りを続行するも、今度は謎の巨大魚がかかって竿が水面へロケットのようにすっ飛んで行った。
翌日、下流で漁師の網に引っかかっていた釣り竿を発見して再度岸辺に立つも、今度は糸を切られ、仕掛けを壊され、挙げ句の果てに釣り針を伸ばされへし折られた。
一応、念願のピラニアは釣れたけど……
たぶん逃げた魚は全部、子どもの頃から憧れていた、図鑑でしか見たことのないでっかい熱帯魚だったんだろう。こんなチャンスをフイにするとは……もったいないなんてもんじゃない。
帰国するなり、釣り具や釣り方をきちんと勉強し直してみることにした。
そこから釣り関連の支出が一気に増大した。少しずつ理屈やコツがわかりはじめると、これまで以上に魚が釣れるようになってきた。こうなると余計に釣りが楽しくなり、あの魚もこの魚も釣ってみたくなってしまうのだ。釣りの「沼」にハマりはじめた兆候である。
竿やリールは高い。けど……
釣りにかかる費用は大別すると、とりあえず釣り具代にエサ代。次に釣り場までの交通費。さらに船を出して海上で魚を狙う沖釣りの場合は乗船料を用意しなければならない。
釣り具の中でもっとも単価が高いのは釣り竿とリールである。たしかに釣り竿やリールというのは安価なものであればどちらも2〜3,000円程度で購入できるが、高いものだと値段がウン万円、下手をすると十万の壁までひょいと超えてくる。そんな商品もそこらの釣り具屋にはザラに並んでいるのである。
深海魚釣りで使うこの電動リールなんかは定価8万円とやっぱり高価。でもこれがあれば深海魚も釣れるんだと考えれば安いのかも……こういう考えが身を滅ぼすんだよな
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とはいえ、数万もする高価な竿やリールを買う機会なんて普通は年に一度あるかないかだろう。いくら欲しくても気軽には買えず、逆に言えば釣り具の中でももっとも我慢がきくアイテムである。それにこれらは買ってしまえばかなり長期間使えるものである。
かくいう僕ももう20年ほど釣りに親しんでいるが、所有している竿は5本ほどしかない。……つもりだったのだが、執筆にあたって数えなおしてみるとなぜか10本あった。釣り人が頻繁に体験する怪奇現象である。
自称「竿は全然持ってないよ」だったはずがいつの間にやらこんなに溜め込んでいたとは……。これでも仲間内では少ない方……だと思う
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まあそんなわけで、釣り竿やリールなんてそうそう買うもんじゃないんだからさぁ……とは言わない。むしろ、「本当に金を食っているのは釣り針や釣り糸、エサなどの消耗品だぞ!」と忠告しておきたい。
釣り具へのこだわりは「魚から近い順」に
「釣り具は魚に近い方から金をかけろ」と、とある釣り船の船長から教わったことがある。
つまり、魚の口に掛かる釣り針を最優先し、次にそれが結ばれている釣り糸、その釣り糸を巻くリール。そして最後、言い方は悪いが「そこまでこだわらんでもなんとかなるよ」というのが釣り人の手元に握り締められている釣り竿というわけである。
どうしても釣り上げたい魚がいる場合、どんなに良い釣り竿を使っていようが、釣り針が粗悪では伸びたり折れたりして魚を取り逃がす。たとえ針は持ちこたえても、糸が切れればやはり魚は採れない。だが、釣り竿は見た目がダサくても多少使い心地が悪くても、さらに最悪の場合は折れてしまっても糸と針さえしっかりしてて無事ならその魚は釣り上げられるよね?という理屈だ。
これはまったくその通りで、僕も釣り竿は適当だ。最近一番多く使っている竿は一度折れたアメリカ製の安物をガムテープで無理やり補修したもので、テレビの収録でもガンガン使っている。
折れてもパーツが壊れてもガムテープや接着剤で雑な修理を繰り返しながら愛用している釣り竿。周囲からは「ガムテ竿」とバカにされている
ガムテ竿でもこれくらいの魚は釣れる。安物でも中古でも、気兼ねなく気持ちよく使えることが重要。魚は釣り竿なんて見てねえからな!
ただ釣り竿は適当でも、釣り針や釣り糸はなるべくちゃんとしたものを使うようにしている。……ここが落とし穴である。
釣り針のチョイスは無限大?
釣り針は1パック数百円程度で販売されている。そう聞くと全然大したことなさそうだが、日本製の釣り針というのはそれこそガラパゴス的な進化を遂げていて、各魚種はおろか同じ魚でも釣り方や使用するエサの種類によってその形状が細分化されている。
ターゲットの魚種や釣り方によって形状も大きさも多種多様。新しい釣りに挑むたびに買うことになる
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さらには同じ製品でも魚やエサの大きさに合わせて複数のサイズが展開されているため、釣り具店の釣り針売り場ときたらそれはそれはめまいがするほどの品ぞろえである。
……これが商売上手なところで、たとえばじゃあ明日、海へ釣りに行きましょうということになったとする。
すると、「あの辺の海にはクロダイがいるよな。クロダイ用のチヌ針を買っていこう。あの辺は大物もいるらしいから念のため一回り大きなサイズも買っとこう。あ、午後はタチウオも釣れるのか。じゃあ後悔したくないからタチウオ用の針も2種類、2サイズずつ買っとこう……」という具合にコンボが炸裂して1回の釣りでポンっと1,000円や2,000円が飛んでいくのだ。
そんでもって釣りから帰ると「いやー、今日は大物を取り逃がしたな~!もしかして針の形がサイズが合ってなかったのかな? 次こそはリベンジ!」とまた別の針を追加購入してしまうのだ。大げさでなくこんなもんである。
世の中にはこんなに巨大な釣り針もあって
こんな巨大な魚を釣るのに使う。すごいよね
また、針は種類の多さゆえに「選ぶ楽しさ」を見出してしまうから厄介だ。実にさまざまな形状のものがあるため、一度凝りだすとあれもこれも試したくなってしまい、ついつい買うつもりのなかった製品まで手にとってしまうのだ。
沖釣りでは乗船する船側から「ウチはこういう釣り方するから○○社の△△って針の◇◇番を持ってきてね」と針を指定されることもある。これなら余計な買い物をせずに済むのだが、後日対象魚が同じでも乗る船を変えるとなるとこのオーダーもガラッと変わってしまうので、釣りに行くたびに釣り針を新規購入しなくちゃならないのは変わらなかったりする。
じゃあ外国製の安い釣り針でお茶を濁そう!……とすると、粗悪品をつかまされて針がビヨンビヨン伸びるわポキンポキン折れるわでせっかくの獲物を取り逃がす。結局国産の高価な針を購入するのが正解だと気づくだけである。
世の中にはこんなに小さな釣り針もあって
こんなに小さな魚を釣るのに使う。別の意味ですごいよね
一番の金食い虫は釣り糸?
そして釣り針以上に厄介なのが釣り糸である。
最近では技術の進歩によってものすごく強い釣り糸が販売されている。タコ糸ほどの太さしかないのに大の男がぶら下がっても千切れないようなものまである。
当然、最新の細くて強い糸は高い。100メートルあたり数千円の値がつくものもある。マグロ釣りでは数百メートル、深海釣りに至ってはは1000メートル以上の糸が必要になる場合もあるので、下手な釣り竿よりも高くつく場合がある。
こちらの釣り糸は300mで一万円超え。それでも釣り上げるためにはケチれないところ
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しかも釣り糸は切って結んでを繰り返したり、釣りの最中にトラブルを起こして切れたりするうちにどんどん短くなっていく。また、塩分や紫外線で劣化も起こす。単価が高い消耗品である。
それでも、釣り糸をケチれない理由がある。魚とのやりとりで釣り糸が切れるということは単に獲物を取り逃がすだけでは済まない。口に針を刺したまま水中を放浪する魚を生み出すことになってしまうのだ(いずれ外れるか錆びて脱落することもあるが)。
釣って食べるつもりだったにせよキャッチアンドリリースするつもりだったにせよ、そのような事態は極力避けねばならない。こちらも気持ちよく家に帰れないし。多少の出費で悲劇が減らせるなら、それは安いものだと思おう。
エサ代油断するべからず
そうそう。釣りへ行くたびに補充しなければならない消耗品といえば、何はなくともエサである。釣りエサといえばミミズやオキアミ、ゴカイの仲間などが有名だが、これらは比較的安価でありながらそれでも一パックあたり数百円はする。
だが極端な例だと沖の大物釣りでは活きヤリイカを何杯も消費する。イシダイ釣りに至っては赤貝、ウニ、時にはサザエなどの高級食材を撒き餌(まきえ)と兼ねて十キロ単位で海にぶち込む。エサ代だけでウン万円が消し飛ぶため、イシダイ釣りは数ある釣りの中でもっともお金がかかるとまで言われている(竿や専用の小物も高い)。
ルアー(疑似餌)なら!ルアーなら腐らないから何度も使えるだろう!? 金かからないだろう!?……って思うじゃない?
たしかに腐りはしないけど、なんだかんだ大物がかかったり岩にぶつけたりで壊れるし、木に引っ掛かって回収できなくなっちゃって結局買い足す羽目になるんだなぁ……。エサと釣り針を兼ねた道具だからそれこそ妥協できないし。
知らぬうちにどんどん増えるルアー。いろんな形のものがあるから集めるのが楽しくなってしまう
とまあ、こんな具合なので仕掛けやエサへの多少の出費は仕方がないと割り切るしかない。もちろん、余計なものは買わないとか過剰に高級なものは避けるとかの節約はすべきだけれども。
支出をおさえるならウェア類
とはいえ、出費がかさんだら代わりにどこかを引っ込めないと趣味というのは破綻する。僕の場合はウェア類への支出をおさえることで焼け石に水をやかける程度の節約としている。釣りもアウトドアレジャーなので、場面によってはレインウェアや防寒具、帽子や手袋、ブーツなどの衣類が必要になってくる。水中にザブザブと立ち込んで釣りをする場合はウェーダー(胴付長靴)も買わねばならぬ。安全のためにはライフジャケットも必須。
もちろん釣り具メーカーからも各種の専用ウェアが発売されており、専用設計なだけあってたしかに機能的である。しかし、残念ながらどれもこれもやたらと高価である。
そこでとりわけ活躍するのがユニクロ、モンベル、そしてワークマン。ライフジャケット以外のウェアはほぼすべて、この三つの店で必要十分な製品が比較的安価でそろえられる。特にユニクロの軽量ダウンジャケットとモンベルのレインウェア、ワークマンの速乾シャツはとりあえず買っておいて損はない。
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晩秋の知床でのオオカミウオ*1釣りもモンベル&ユニクロ装備で乗り切った。特にレインウェアは、やぶをかきわけた際に表面のコーティングが傷みやすいので、せっかく高価なものを買っても短命に終わりがち。アウターはこだわりたくなるところだが、節約できる部分では節約。
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一番ヤバいハマり方は「いろんな魚種を釣り歩く」パターン
釣り人にはその「ハマり方」にさまざまなパターンがある。「一種類の魚を上手く釣る方法を突き詰める人」、「旬の美味しい魚だけを狙う人」、「仲間内で釣果を競い合って楽しむ人」などなど。
当然いずれもハマればハマるだけお金と時間がかかるが、特に深刻なのは「毎回新しいターゲット(魚)に挑む人」である。このスタイルは基本的に釣り場も道具もその都度変わってしまうので、その度に下調べと装備の新調をしなければならないのだ。
デンキウナギなんかに至っては専門のガイドとか専用の釣り具とかもあるわけないから試行錯誤。そういう相手ほど釣れるとうれしいんだけども
さらに、身近にいる魚を釣り尽くしてしまうと毎回「遠征」と称して遠方へ出向くことになる。とんでもない話である。なお、魚類は明らかになっているだけで3万種近くが地球上に生息しているというから本当に気が遠くなる。マジで。
そしてとても残念なことに、当の僕自身がまさにこのスタイルの釣り人なのだ。沖縄や北海道はおろか、魚を釣るためにわざわざ海外へ行くこともしばしばという生活を送るようになってしまった。そもそも釣りにがっつりハマるきっかけとなったのがブラジルでの海外釣行だったのだから自然なことなのかもしれないが……。
このカスザメという魚は苦戦に苦戦を重ねて釣り上げるまでの期間に一年間、旅費30万円を費やした。国内なのに。釣り方が確立されていないマイナーフィッシュに手を出すといろんな面で見積もりができないから時々こうしてえらいことになる。
そしてこのスタイルにはもう一つ厄介なポイントがある。オフシーズンがなくなってしまうのだ。
普通、どんな釣りでも狙いの魚が釣れなくなる、あるいは釣りづらくなる季節というのがあるものだ。特に水温まで冷え込む冬の時期は魚も元気がなくなり、多くの釣り人が出撃頻度を減らしがち。
逆に寒い時期にこそ釣りやすくなる魚もいる。たとえばこのコブダイなんかもそう。こういうのがいるから年中無休になっちゃうんだなぁ
釣りの頻度が減る分、ほかの趣味や家族サービスなどに使える時間やお金が増える。
……のはずなのだが、常に新しいターゲットを求めて徘徊している釣り人たちは例外だ。なぜなら、日本列島が寒気に覆われている今こそ南半球は夏真っ盛り。まだ見ぬ色とりどりの魚たちが跳び泳いでいるのだから。
実はこの原稿も南国で魚を追っかけながら書いてます。
お金をかけなくても魚は釣れるよ
こう書かれると「釣りってお金かかるんだなぁ。怖いなぁ……」と敬遠されてしまうかもしれない。だが、最初に言及したように、釣りは自由に使えるお金が少ない子どもたちでも十分楽しめるチープな趣味にもなり得るのだ。お金をかけようがかけまいが、いい道具を使おうが使うまいが、釣れる魚は釣れる。楽しいもんは楽しい。
たとえばこのサメなんかもそう。
どうよー? 大物でしょー? インスタ映えするでしょー? インスタやってないけどー。
どんな道具立てで釣り上げたかというと……
ゴミの寄せ集めで釣りました。
港でかき集めてきたゴミを即興で合体させた仕掛けで釣ったのだ。
もちろんこれは極端な例だけれど、釣りというのは基本的に魚がいる場所にエサがついた針を送り込めれば成立する。
そもそも釣りの一番の面白さは試行錯誤と創意工夫で自然に、魚という野生動物に挑むことなのだと思う。
釣りをやったことがない読者の皆さんはどうか気負わずに一度チャレンジしてみてほしい。
海釣り公園でも、ザリガニ釣りでもいい。気軽に手軽に、愉快な休日が過ごせるはずだ。もしどっぷりハマってしまっても、それはそれでよしだろう。道具に凝るのも出費やスケジューリングに悩むのも趣味の醍醐味ではないか……家族に愛想をつかされない範囲であれば。
著者:平坂寛
「五感を通じて生物を知る」をモットーに各地で珍生物を捕獲しているライター。生物の面白さを人々に伝え、深く学ぶきっかけとなる文章を書くことを目指す。主な著作に『外来魚のレシピ〜捕って、さばいて、食ってみた〜』『深海魚のレシピ〜釣って、拾って、食ってみた〜』(ともに地人書館) 『喰ったらヤバいいきもの』(主婦と生活社)。
*1:鋭い歯が特徴の海水魚