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3児の母が振り返る、我が家のファミリーキャンプ。「自由」さを心がけたら全員が沼にハマった【キャンプと家族】

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3児の母が振り返る、我が家のファミリーキャンプ。「自由」さを心がけたら全員が沼にハマった【キャンプと家族】

こんにちは、ソレドコ編集部です。
家族を「キャンプ沼」へ引きずり込んだ先輩たちが、どんな形で家族とキャンプを楽しむようになったかを見ていく連載【キャンプと家族】。

第3弾はYouTubeにキャンプ動画を投稿しているあらなみさん。「自由」「リフレッシュ」「無理しない」の3カ条を心掛けて、ファミリーキャンプをしています。

各家庭でいろいろな方針があるとは思いますが、家族とキャンプを楽しみたい人にとって参考になりそうなヒントがたくさんありますよ。

連載【キャンプと家族】
「快適度」を上げてインドア派な家族もキャンプ沼へ……妻と2人の息子が沼にハマるまでの経緯と「あって良かった」アイテム
私のファミリーキャンプは「安心感」優先。初心者家族を「沼」に引き込んだ方法と買って良かったキャンプ道具
<目次>

こんにちは。YouTubeチャンネル「あらなみ.Filmes」「あらなみCAMP」を運営している、あらなみと申します。

我が家は、私・あらなみと夫のあらなみパパ、高1長女さーちゃん、中1長男ふーくん、小2次男とーくんの5人家族で、キャンプの様子やキャンプ道具紹介の動画を投稿しています。

最初は「あらなみ.Filmes」で日常の動画とキャンプ動画の両方を投稿していましたが、キャンプ動画が増えてきたので、キャンプ専門チャンネルの「あらなみCAMP」を作りました。

キャンプ3カ条を心掛けたから家族で沼にハマれている

もともと、あらなみパパが「キャンプ沼」にハマり、パパ主導でキャンプをしていましたが、だんだんと家族みんなで沼にハマっていった感じです。

昨年からコロナ禍ということでキャンプの頻度はかなり減りましたが、2019年は年間20泊以上していたほどのキャンプ好き家族です。

振り返ってみると、家族みんなでキャンプ沼にハマれているのは、3カ条を意識して、みんなが無理なく自由に自然を満喫できているからだと思います。

そんな我が家の、今も心掛けている3カ条をご紹介します。

  1. 【自由】参加も過ごし方も自由!
  2. 【リフレッシュ】自然を浴びてリフレッシュ!
  3. 【無理しない】無理をしたら続かない。適度に手を抜く!

1. 【自由】参加も過ごし方も自由!

5人家族だからといって、必ず5人でキャンプをしなければいけないというルールはありません。キャンプが好きといっても、行きたくない気分の時もあります。という訳で、我が家はキャンプに行くか行かないかの選択は自由です。

キャンプ場に着いたら、準備はみんなで協力して行いますが、その後の過ごし方も自由です。

あらなみパパと子どもたちは釣りが好きなので、付近で釣りを楽しみます。

釣りを楽しむ

長女さーちゃんは、スマホを持ってゆっくりしたい時は、無理に外に出ずテントの中で過ごしています。

テントの中でゆっくり

長男ふーくん、次男とーくんは、体を動かすのが好きなので、広いスペースがあれば、あらなみやあらなみパパとバドミントンやフリスビーをして遊びます。

フリスビーで遊ぶ

あらなみパパはたき火が好きなので、薪割りをして過ごします。それを見て、やりたいと思った子が手伝います。

薪割りをして過ごす

あらなみはキャンプ場でお昼寝することもあります。気候が良いとキャンプ場でのお昼寝は最高に気持ちいいのです。

こんなふうに家族みんなが「自由にやりたいことをやる」を意識しています。

2. 【リフレッシュ】自然を浴びてリフレッシュ!

我が家では、キャンプは普段の生活とは違う場所でリフレッシュするために行うもの、という位置付けです。

とにかく自然を浴びたい!ので、自然いっぱいのキャンプ場を選んでいます。

自然に触れ合えるオススメキャンプ場は「飛雪の滝キャンプ場」。その名の通り大迫力の滝のすぐ近くにテントを張ることができ、滝アクティビティも楽しめます。テントサウナで体を温めた後に、滝にダイブするのも楽しいです。

滝という大自然がありつつも、新しいキャンプ場なので設備はとてもキレイでいいとこ取り。売店やボードゲームなども充実しているので、初心者キャンパーさんにもオススメです。

自然を満喫するには、人が少ない方がありがたい。ということで、あまり混雑し過ぎないオススメキャンプ場は「ウッドマッチム」。約10,000平米という広いスペースですが、1日5組程度限定なので、ゆったりとキャンプを楽しむことができます。

こちらも2017年オープンで比較的新しくキレイです。器用なご夫婦の手作りキャンプ場で、オープン当初はなかったお風呂ができ、完全プライベートな「ワイルドサイト」「ティンバーサイト」などもできて、どんどん進化しています。


飛雪の滝キャンプ場:三重県南牟婁郡紀宝町浅里1409-1
ウッドマッチム:岐阜県郡上市高鷲町西洞下野叺3553-41

「キャンプ場 ガイド」を詳しく見る

3. 【無理しない】無理をしたら続かない。適度に手を抜く!

ファミリーキャンプはしなければならないことが多く、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

あれもこれも頑張ろうとすると疲れてしまって、キャンプが楽しいものではなくなってしまいます。だから我が家は「無理しない」ようにしています。

「無理しない」

特に「無理しない」のは料理です。「キャンプといえばキャンプ飯」と考えている方も多くいらっしゃると思います。

我が家は、簡単にご飯を炊いてバーベキューや鍋を作ることもありますが、凝ったものはほとんど作りません。

いろいろなキャンプ地へ行くので、その産地のおいしいものを買って食べるのも良いですし、おいしいと評判のお店へ行って外食するのもあり。気楽なスタンスです。

一緒にキャンプに行っても「自由」。5人家族なのにテントが4つ

ファミリーキャンプといえば、「大きなテントで家族みんなで寝る」ことを想像する人が多いと思います。

しかし我が家はというと、子どもが大きくなってきたこともあり、「5人家族なのにテントが4つ」というちょっと珍しいスタイルになってきました。

「5人家族なのにテントが4つ」

大きなテントは重くて持ち運びが大変、設営も大変。さらに子どもが大きくなるにつれて狭くなってきて、我が家には合わないと感じ始めました。特にあらなみパパに負担が集中します。

昨今のソロキャンプブームもあり、子どもたちも「自分用のテントが欲しい!」「ソロキャンプがしたい!」と言い出しました。

さすがに子どもにソロキャンプに行っておいでとは危険過ぎて言えませんが、一緒にキャンプに行って、それぞれがソロキャンプ風に楽しむという「自由」があっても良いと考えるようになりました。

これまでテントの設営はパパに任せっきりだった私と子どもたちですが、自分用のテントだと、自分で運び、自分で設営するという責任感も湧いてきます。

子どもにとっては、「親がやってくれるだろう」という甘えがなくなり、心の成長にも良いことだと思っています。

お財布には痛かったのですが、今となっては必要な出費だったと捉えています(これから先のソロキャンプでも使えますしね)。

「5人家族だけどテントが4つ」

後述しますが、設営が簡単なテントを選んだので、大きなテントを設営するよりも時間がかかりません。

3カ条の「無理しない」にもつながっています。テントの設営や解体に時間をかけるより、たき火などほかの時間を充実させることができます。

基本的にみんなが自分の好きなように自由に過ごせているので、「テント4つ」は良いアイデアだったと思っています。

家族のテントの選び方。「設営が簡単」を重視

そんな珍しいキャンプスタイルですが、テントの選び方もまた「自由」です。

みんなでお揃いにしたり、色違いにしたりすれば映えるかもしれませんが、誰かが遠慮して誰かに合わせると、楽しくなくなってしまいますよね。

基本的には自分が使いたいもの、その時欲しいもの、コスパの良いものを買います。子どもが一人で設営できるよう「簡単かどうか」は重視しています。

家族みんなが選んだテントは以下の5種類です。

1. tent-Mark DESIGNSの「パンダテント」

tent-Mark DESIGNSの「パンダテント」

女性にも人気のある、設営が簡単なソロ用テント。バックパックに入れられるほど、軽量なのもポイントです。

「tent-Mark DESIGNS パンダテント」を詳しく見る

2. BUNDOKの「ソロティピー 1TC」

BUNDOK「ソロ ティピー 1TC」

TC(※テトロンとコットンの混紡)素材で、季節問わず快適に過ごせるソロ用テント。これも設営が簡単です。

「BUNDOK ソロティピー 1TC」を詳しく見る

3. DODの「キノコテント」

DODの「キノコテント」
DODの「キノコテント」

私と次男とーくんが二人で使ったり、長男ふーくんと次男とーくんが二人で使ったりするテント。ワンタッチタイプなのでこれも設営が簡単です。

「DOD キノコテント」を詳しく見る

4. OneTigrisの「TANGRAM ULダブルテント」

OneTigrisの「TANGRAM ULダブルテント」

二人用テント。これもバックパックに入れられるほど軽量ですが、二人が寝られる広さがあります。

「OneTigris TANGRAM ULダブルテント」を詳しく見る

5. Hilanderの「ハンガーフレームシェルター クロシェト」

Hilanderの「ハンガーフレームシェルター クロシェト

パップテント(※軍用テント)風ですが、自立するハンガーフレームなので設営がとても簡単です。お値段もお手頃なのがうれしいです。

「Hilander ハンガーフレームシェルター クロシェト」を詳しく見る

ファミリーキャンプにあって良かったアイテム

テントのほかにもファミリーキャンプで「あって良かった!」と思ったグッズがあるのでご紹介します。

1. 片付けが楽。ユニフレームの「ライスクッカー」

ユニフレームの「ライスクッカー」

我が家は人数が多くて、みんなご飯が大好きなので大きい飯盒(はんごう)が必要。

このライスクッカーは吹きこぼれなくおいしく炊け、米がこびりつかないので片付けが楽です! 片付けには時間をかけたくないですよね。

デメリットとしては収納サイズが大きいこと。でも、中にほかのクッカーを入れてスタッキングすれば、大きさが気にならなくなります。

「ユニフレーム ライスクッカー」を詳しく見る

2. モバイルバッテリーや防災用としても使える「ルーメナー」

「ルーメナー」

とにかく明るい照明です。5人分の広い共有スペースを照らすには明るさは重要。暗いと子どもの食べこぼしに気付かず、放置すると虫や野生動物が寄ってきてしまうかもしれません。

さらに、モバイルバッテリーや防災用としても使えます。

デメリットとしては、明るいが故に虫が寄ってくるため、遠くから照らすなどの対策が必要となります。

「ルーメナー」を詳しく見る

3. キャンプ場での洗濯に。インアバンスの「折りたたみハンガー」

インアバンスの折りたたみハンガー

子どもが服をすぐ汚したり、水遊びで濡らしたり、なんてことはキャンプでは日常茶飯事です。

折りたたみハンガーは軽量で持ち運びやすいので、あると便利です。

「折りたたみハンガー」を詳しく見る

年齢・性別・好みが違っても、キャンプなら一緒の思い出ができる

子ども3人、年齢も離れていて、性別も違い、好みも違います。でもキャンプなら家族で一緒の思い出ができます。

一緒の思い出ができる

「自由」を基本としていますが、時にはみんなで服装を合わせて、思い出作りもします。

みんなで服装を合わせる

暑い日にタープを忘れてシュラフで対応したり、ポールの代わりに木の枝を使ったり……といった失敗も良い思い出になりました。

キャンプでは限られた荷物で生活するので、応用力が身に付くのも良かったです!

子どもたちは火起こしやペグ打ちなど、私たちが教えていたことが自力でできるようになり、キャンプへ行くたびに成長を感じます。

成長を感じる

また、あらなみが沼にハマって良かったことなのですが、ファミリーキャンプからソロキャンプも楽しむようになりました。

ソロキャンプも楽しむ

ファミリーキャンプとソロキャンプはまた違った楽しみがあります。

ソロキャンプの楽しみ方も千差万別ですが、私はファッションを楽しむのと同様に、テントと服、さらには食べ物までカラーを統一して楽しんでいます。

5人分揃えようとするとかなり予算もかかりますし、好みも違うのでなかなか難しいですが、ソロだと揃えやすいですね。

キャンプは自由! キャンパーの数だけやり方がある

我が家はこのように自由にキャンプを楽しんでいます。

他人に迷惑をかけず、キャンプ場のルールを守って安全にキャンプができれば、キャンプは自由!やり方はキャンパーの数だけあると思います。

こだわるところはこだわって、楽をする部分は手を抜いて、メリハリのあるキャンプはいかがでしょうか。

みなさんも無理をしないで、キャンプライフを楽しんでください!

キャンプは自由


家族キャンプを楽しむ「キーワード」、他には何がある?

著者:あらなみ

ファミリーキャンプからキャンプにハマり、ソロキャンプもするようになった3児の母。YouTubeチャンネル「あらなみ.Filmes」「あらなみCAMP」を運営。

YouTube:あらなみ.Filmes | あらなみCAMP
Twitter:@AraNamiFilmes
Instagram:@aranami.filmes | @camp.icon

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今回紹介した商品

「tent-Mark DESIGNS パンダテント」を詳しく見る
「BUNDOK ソロティピー 1TC」を詳しく見る
「DOD キノコテント」を詳しく見る
「OneTigris TANGRAM ULダブルテント」を詳しく見る
「Hilander ハンガーフレームシェルター クロシェト」を詳しく見る