1月5日ですね。
今日は何の日かというと、「ダイエット」という言葉が1年で最も多く検索される日
らしいです。ダイエットといえば、食事制限をしたり、運動をしたりといろいろやることがありますが、新年のこのタイミングだとやっぱり「よーし、今年はジョギングをがんばるぞ」みたいな気持ちになりますね。
なので、こんなジョギンググッズを使って走ると快適に痩せられるという、ぼくが使ってるおすすめ商品を紹介します。1ヶ月半で10.5kg減量に成功したダイエット記録やコンビニを活用したダイエット本を書くにあたって、いろいろ試してみました。
これだけ揃えてしまえばもう逃げられません。
スマホは運動の味方
もはやスマートフォンはエクササイズに欠かせません。ジョギングの場合、専用アプリがいくつも出ていて、走行距離やペースなどを計測したり、日々のワークアウトの記録をつけたりできます。遠くまで走っていっても地図アプリがあるので迷うことはないし、いざというときはお財布代わりにもなる。あ、音楽も聴けますね。まずスマホをジョギングのお供にしましょう。ジョギング用の定番アプリとしては「Nike+ Running」や「Runkeeper」、「Runtastic」などがあります。ぼくはいくつか試してみてNike+ Runningに落ち着きました。基本的な計測機能に加えて、SNS機能があり、友人がどれだけ走っているかがわかるのでやる気が出てきます。また、走り始めたことをFacebookにポストして、その投稿に「いいね!」がつくと、走ってる最中にイヤフォンから歓声が聞こえるという、地味ながらうれしい機能も。
このあたりの機能が必要ないという人はシンプルにRunkeeperやRuntasticの無料版で問題ないでしょう。どのアプリも特徴がありますので、気に入ったものを使ってみるといいと思います。
イヤフォンは当然無線で
スマホを持ったら、イヤフォンもないといけない。走っている最中にテンションの上がる音楽を流しておいて、1kmごとにラップタイムをアナウンスしてくれるなど、ジョギングアプリと連動していろいろな通知をしてくれます。先に述べたNikeのアプリですと、友人からの応援なんかも聞こえますね。
とはいえ有線のコードをぷらぷらさせるのはさすがに邪魔ですし、どこかに引っかかってしまっては危険です。ここはBluetooth接続のスポーツタイプのイヤフォンを買うことをおすすめします。選ぶポイントとしては雨や汗に強い防水モデル。そして激しい運動をしても外れないようなフィット感の強いものを選びましょう。
ぼくはPlantronicsの「BackBeat FIT」を使っています。製品全体がラバーのような質感で、耳にまとわりつくようなフィット感がありますし、雨や汗にも強い防水性能も備えているので、ジョギングなどの用途にピッタリです。
心拍数の計測が意外と大事
さて、効率よく体重を減らすには、“脂肪が燃焼しやすいペースで”走ることが大事です。走るペースが遅すぎてもだめ、逆に速すぎてもだめ。では最適なペースをどうやって把握するかというと、心拍数です。心拍計で脂肪が燃焼しやすい心拍数を記憶し、その範囲から外れるとアラートを出すようにしておけば安心です。
心拍計は腕時計タイプが一般的。胸にバンドを巻き、心拍数を無線で腕時計型の端末に送ります。ペースに従って走れば効果的に脂肪が燃えていく。ほとんどの人、特に新年を迎えてやる気に燃えている人ほどオーバーペースになりがち。速く走り過ぎて、呼吸が不十分になり、脂肪が燃えづらくなってしまいます。そんなときは走っていてもキツいだけなので習慣化せずにやめてしまうという不幸な連鎖が起きてしまいます。
自分にあったペースを探るためにも用意しておくといいですね。ぼくはSUUNTOのVectorというモデルの心拍計対応版を使っていますが、Vectorは生産終了が決定してしまいました。とてもかっこいいのに残念。
ほかにも様々なメーカーから出ているのでデザインや値段などを見ながら選んでみるといいと思います。
姿を消したNike+ FuelBand
ちょっと話はそれますけど、去年の今頃まではNike+ FuelBandを腕に装着して走ってて、「よーし、今日も3000NikeFuel達成だな」なんてニヤニヤしながら眺めていました(NikeFuelというのはNikeが独自に規定する活動量の指標)。それがApple Watchの登場にともない、Nikeはハードウェアよりもアプリに力を入れることになり、いまでは特にアップデートがされない哀しいガジェットに。一時期は頻繁に出てた新色もいまではまったく登場の気配なし。切ない。
Apple Watchのアップデートに期待
じゃあNike+ FuelBandの代わりはApple Watchなのか。デフォルトのワークアウトアプリを使えばWatchだけでジョギングの計測が可能(心拍計だって内蔵されている)ので大変いいのですが、バッテリーの持ちが少々心もとなく、常用には至りませんでした。走る前にしっかりと充電する時間が取れれば、毎日の利用にもよさそうです。
地味に買ってよかったサングラス
デジタルなガジェットではないですが、サングラスもけっこう大事です。冬は西日が真横から差してくるので、とてもまぶしい。目を細めながら走るのも辛いので、ちゃんとしたサングラスを用意しておくと一気に快適になります。OAKLEYのスポーツ用のサングラスは非常に軽量で、視認性も素晴らしい。日差しだけでなく、風もシャットアウトしてくれるので、ジョギングのときだけでなくサイクリングのときにも欠かせません。
サングラスは買う前はそれほど重要性がわからなかったけれど、買ったあとに目からウロコほどの驚き、もっと前から用意しておけば良かったと思ったアイテムでした。
膝を痛めやすい初心者こそスポーツタイツを
膝などの関節の動きをサポートするスポーツ用タイツが各メーカーから出ています。ぼくはワコールの「CW-X」とGOLDWINの「シースリーフィット[C3fit]」を使っています。これらを使いはじめる前はちょっと長距離を走ると膝関節が痛むことがありましたが、装着するようになってから膝関節が固定され、痛みは出なくなりました。また足の筋肉が適度に圧迫されることによって、疲れにくくなっているように感じます。冬は防寒仕様のものを選べば寒さもやわらぎます。夏用、冬用の両方を揃えておくとばっちり。
足の筋肉を鍛えるスニーカー「ビブラムファイブフィンガーズ」
一応スニーカーについても。どんなスニーカーを選ぶかは目的などによっても変わりますので人それぞれ。新年に走り始めるのであれば、ソールが薄くて軽量化されているようなプロ仕様じゃなくて、クッション性の高いエントリーモデルがいいのではないかと思います。
『BORN TO RUN』という本を読んで知った「ビブラムファイブフィンガーズ」はとても個性的なスニーカーでおすすめ。膝が痛くなることがあったのですが、それが改善されたのは、スポーツタイツとあわせて、このビブラムファイブフィンガーズを履いて走ることでフォームが矯正されたというのもあります。
ふつう、ジョギングするときは踵から着地する人がほとんどだと思います。ただ、それだと地面からの衝撃がそのまま膝に伝わるので、関節周辺の筋肉が発達していない初心者の方は関節痛に悩まされることになります。
そこで逆に足の裏のつま先のほうで着地するとどうなるかというと、ふくらはぎの筋肉が衝撃を吸収するようになります。つま先で受けた衝撃は膝に届かないのです。その代わり、ふくらはぎの筋肉がものすごい筋肉痛に襲われるわけですが、関節痛に比べたら筋肉痛のほうがだいぶマシ。筋肉痛は数日で消えますし、それを繰り返すことで筋肉が発達して痛みはなくなります。関節痛は癖になるので怖い。痛みの種類としてもとても嫌な感じ。
なので、走ったあとに膝に痛みが出るようでしたら、すぐにジョギングは中止。痛みが完全に引いたあと、スポーツタイツとビブラムファイブフィンガーズを組み合わせてみると、克服できるのではないかと思います(このへんの効果はもちろん個人差がありますが)。
あとはシューズ自体がとてもコンパクトなので、スポーツジムで使うために持参するのにも便利。5本指で踏ん張りやすく、足裏はグリップ性が高いため、どんなエクササイズにも対応できます。渋谷にある某スポーツジムに通っているのですが、高い割合でビブラムファイブフィンガーズを使っている人がいます。例えばボクササイズのようなスタジオレッスンでは、キュッと止まれるので、とても効果を発揮します。
魔法の粉「グランズレメディ」
そうそう、この5本指シューズなんですが、5本指ソックスを持っていない人は裸足で履くことになりますね。そうすると汗もかきますし、履き続けるとめちゃくちゃ臭くなるんですね。それは困ったところでした。毎回洗ってると毎日使えないし、どうしようか……と悩んでいたのですが、解決策が見つかりました。
それが靴のにおいを消す魔法の粉、「グランズレメディ」です。どうみてもただの白い粉なんですが、これを靴のなかに撒くと、においが消えるのです。本当に不思議。おかげでビブラムファイブフィンガーズを洗濯することなく、毎日使えるようになりました。ごしごしと洗うのはたまにです。
ちなみに革靴などのビジネスシューズ、女性のブーツなんかにも効果的なので運動しない方にも超おすすめです。
オーディオブックが楽しい
最近は走っている最中に、音楽だけではなく、「オーディオブック」を聴くようにしています。オーディオブックとはその名の通り、小説や実用書などの書籍を読み上げたもの。走っている時間に本を読むことができるという夢のようなサービス。まだ対応している本の数は少ないですが、たとえば百田尚樹さん著『海賊とよばれた男』の場合、中村雅俊さんが主役の声を担当するなど豪華俳優陣の音声で楽しむことができます。これは小説を読むのとはまた違った体験です。
話題のビジネス書も揃っていますので、ジョギングの時間をもっと有効に使いたいという人にはおすすめです。
芥川賞もオーディオブックで“聴ける” - FeBe(フィービー)
【楽天市場】 オーディオブック の検索結果
著者:narumi (id:atsuyoshinarumi)
コンビニとチェーン店を愛するグルメライター。
ブログ「Blog @narumi」では主に渋谷周辺の美味しいお店について書くことが多いですが、コンビニで気軽に買える食べ物でダイエットに成功する本「やせたいならコンビニでおでんを買いなさい」(日経BP社)も発売中。
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