こんにちは、@narumiと申します。
コンビニでお酒を買って歩きながら飲んでるうちに、なぜかアウトドアにハマってしまいそうな今日このごろです。年明けにスノーピークの「アウトドアキモノ」とかいう高機能な“着物”を衝動買いし、さらに今回、夏物までも買ってしまいました。
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これの何がいいって、メッシュ地のようなナイロン素材で表面はさらさら、通気性が最高にいい、ふつうの浴衣よりもだいぶ軽くて動きやすい……とか、機能性は間違いないんですが、何より着ているだけで気持ちが上がるんですよね。アウトドアなのに無駄に正装なのがいいんです。
で、せっかくアウトドアキモノを買ったのだからアウトドアに繰り出さねばいけません。というわけで今回は和風に楽しむバーベキューの様子をお届けします。アウトドアの楽しみ方はさまざまですが、その1つとして和風スタイルもご検討いただけると幸いです。
アウトドアキモノを着た「和スタイル外遊び」をやってみる
場所は近所のバーベキュー場。

いろいろあって一瞬でセッティング完了。

周囲との温度差。

ござふうラグ、アウトドアちゃぶ台、折りたたみざぶとん、蚊遣り(かやり)を配置。

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蚊取り線香をこんなかわいい蚊遣りに設置するとより雰囲気が出るのでおすすめ。

準備がととのったところで一服。これからバーベキューする人には見えない。なんというか落ち着きすら感じる。

そして、むちゃくちゃ快適。涼しい〜。
夏物のアウトドアキモノは、付属のポーチに畳んで収納できるのがいい。ご覧の通りだいたいペットボトル1本くらいの大きさに収まるのだ。

収納袋は小物入れにもなってキモノの帯にぶらさげられる。鍵やおサイフ、スマホなどを入れておけば遊びほうけて無くしてしまう、なんて事態も避けられる。

器も和テイストで。「WASARA」が断然おすすめ
さて、和スタイルバーベキューの始まり。焼いていきますか。

……。

……。

なんだこいつら? と思った人もいたに違いない。
食器も和で。

これは「WASARA」という紙でできたお皿やカップのシリーズで、竹とさとうきびの繊維でできているそう。木材パルプや石油を使わず、土に還る環境にやさしい、かわいい食器だ。
波打つ角皿は持ち手の部分にぴったり。

紙なのに氷をたくさん入れてハイボールを作ってもふにゃふにゃしない。

ウィスキーも日本ウィスキーでそろえることに。長野県限定の「信州」。これがめちゃくちゃうまい。そのまま飲んでも、ハイボールでも。

肉が焼けたところで、WASARAの木製のフォークが登場。持ち手の部分に切り込みが入っていて、お皿にひっかけられるというアイデア商品。

正直いうと、実はちょっと前までバーベキュー否定派だった。だって焼肉屋行ったほうが絶対いいじゃんって思ってたから。
たとえば、
こんなにメリットがある。なのでこれまでバーベキューに誘われたら、内心「えーそれ焼肉屋でよくない? いいお店予約して行こうよ……」なんて思っていた。
それがだんだんとアウトドア好きになってきたのはなぜだろう。
完全に僕の話だが、1つは不便さを楽しめるようになったからだろうか。皆でいろいろ手間をかけて準備するところが楽しい。少し大人になったのかもしれない。
あとは相当高いお肉を買っても、お店よりは全然安いことを実感したからだ。
前にそれどこでも書いたが、1人が食べられる肉の量なんてたかだか300グラムである。だらだらとお酒を飲みながらだと250グラムくらいになるかもしれない。
すると100グラムあたり1,000円の高級和牛を買ったとしてもお肉代は1人2,500円くらいで済んでしまう。そのレベルのお肉をお店で食べると当然だが倍以上の値段がする。
つまり普通の焼肉屋さんに行くくらいの値段で、高級焼肉屋さん並みのお肉が食べられるのだ。これが家焼き肉とバーベキューの良い点であると思う。
そんなわけで定期的に焼肉屋に行く仲間だった我々も、今はこうして「着物でバーベキュー」にハマってきている。
その結果、この顔になる。

火のそばで焼いていても涼しげだ。

このキモノのすごいところはたぶん日本人なら誰でもそこそこ似合ってしまうところだと、皆で話していた。
誰もキモノなんて着たことないのに、さっと羽織るだけでそれっぽくなる。なんかずっと前から着ていたような、なぜかサングラスにも合うのがすごい……。うざい……。

皆オーバーサイズ気味のLサイズを着てみたら、これが一番しっくりきた。ぴったりで着るよりも、ちょっと貫禄を出すくらいがいいんじゃないか、という結論に。

なんというか休日のリラックスムードが出てくるし、スーツじゃないんだからこれでいいのだ。この手のやつはちょっと大きめのものをゆったり着るのが粋なのかもしれない。
あとはコスパ最強の芋焼酎の「三岳」をペットボトルに入れて持ち歩いておけば完ぺき。焼酎のボトルって家にずっと置いておきがちだが、こまめに500mlペットボトルに入れ替えておくと場所も取らないし、気軽に持ち出せるし、いいですよ。

この三岳を氷ぎっしり詰めたグラスに注いで、ソーダで割って、レモンを搾って飲むと最高だからぜひ試してみてほしい。
芋焼酎の甘みにすっきり酸味が加わってシュワーッと飲めますよ。三岳はネットでも安く買えるからチェックしてみてくれよな。

あとお箸も持参するといい。僕はスノーピークの「和武器」という携帯分割箸を愛用。グリップはステンレス製、先端は竹。ふつうに使いやすい。

やっぱり締めはやきそばで。富士宮やきそばを美味しく完食。

3〜4時間ひたすらいい肉食べて、好きなお酒をだらだらと飲んで、周りのテーブルとか気にせず友だちとしゃべって、それで場所代も込みで1人5,000円未満。バーベキューってこんなに楽しいものだったのか。
アウトドアキモノはガジェット。和スタイル外遊びは意外に快適だった
アウトドア用の着物を着て、いい感じの和風グッズとともにバーベキューをしてみると思いのほか快適で楽しいし、アウトドアなのに着物という状況に笑えてくる。
バーベキューって基本立ち飲みになりがちだけど、最後のほうはお座敷コーナーで座って飲めるのもいい。

外に出るのが億劫に感じるインドア派の皆さんも、こんなコスプレをそろえちゃうときっとこれからの季節、海だ、花火だとちょっとだけ気分が盛り上がるはず。
そして意外と大事なのが高機能素材というところ。我々は高機能であれば全て許してしまう生き物だ。こいつはもはやガジェットなのです。
そんで帰りはこうなる。身軽に和スタイル外遊びを楽しみましょう。

著者:narumi (id:atsuyoshinarumi)

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