猫との暮らしが楽しくなるガジェットを、猫生活16年のスタパ齋藤さんが紹介

スタパ齋藤さん宅の猫、ロシアンブルーの「うか」様とスコティッシュ・フォールドの「とろ」様

拙宅の猫、ロシアンブルーの「うか」様（写真左）とスコティッシュ・フォールドの「とろ」様（写真右）

猫ガジェット生活16年、IT業界きってのアーリーアダプターであるこの私、スタパ齋藤は大の猫好き。そんな筆者が、前のめり＆ウザいほどの猫愛を存分に発揮しつつ、「猫との生活がさらに楽しくなる数々の製品・ガジェット」を紹介します。

もちろん筆者が実際に使ったものばかり。猫用ではなく人間用のガジェットでも、使い方次第で猫との生活が楽しくハッピーになること請け合いです！

愛猫家はもちろんのこと、猫と暮らしたことがない人にも、猫の魅力を伝えたい……！楽しい猫ライフの様子をお楽しみください。

猫の生活環境をレベルアップ！
＊猫にとって快適なのは、猫用ではなく人間用のホットカーペットだった！
＊暑い夏は猫用アルミプレート＋保冷剤でのんびり昼寝♪
愛猫が目の前にいなくても愛でる
＊周囲360度丸ごと撮れる全天球カメラ「THETA」で、“猫の素顔”を見る！
＊アクションカメラで猫の顔のどアップを撮る！
＊動画から静止画を書き出す「4Kフォト」で猫の決定的瞬間を撮る！
＊ ICレコーダーで愛猫のゴロゴロサウンドを簡単に楽しむ！
最強の猫トイレサポートグッズはこれだ！
＊万能防臭袋「うんちが臭わない袋」はすごい実力！
＊自動的に片付けてくれる猫用トイレもあります♪

猫が快適だと、ヒトもうれしい～猫の生活環境をレベルアップ！

猫だって快適な生活になればうれしいはず。ということで、鋭意、愛猫の生活環境を快適化していきましょう！

＊猫にとって快適なのは、猫用ではなく人間用のホットカーペットだった！

猫が快適と感じる室内気温は、夏場は27℃前後、冬場は24℃前後といわれています。4月現在、猫にとってはまだ「寒い日」がちょっと続く感じですね。そこでオススメしたいのが人間用のホットカーペット。

人間用ホットカーペットは、猫用のそれと比べて圧倒的に高性能。サイズも柄も豊富ですし、温度を細かく調節できたりしますし、タイマー付きなんかもありますし、さらには丸洗い可能だったりもします♪　猫が好む場所や好む温度に細かくマッチさせられるのは、実は猫用ではなくて人間用ホットカーペットだったりするというわけです。

拙宅の猫ホットカーペット環境。人間用ホットカーペットに赤い布をかぶせてあります。敷いてスイッチを入れるとすぐに猫が乗ります。

そしていつしか、ホットカーペットが猫の安楽な居場所に。毎年、10月ごろに敷いて冬を越し、5月ごろまで敷いてあります。

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＊暑い夏は猫用アルミプレート＋保冷剤でのんびり昼寝♪

逆に、暑い夏場は愛猫が涼しく過ごせるよう、ひと工夫。筆者的に「定番」なのは、猫用のアルミプレートです。「猫用冷え冷えプレート」的な商品名で販売されています。アルミ板が猫の体温を適度に下げ、猫が涼しく寝られるという製品。猛暑の時は、アルミプレートの上に保冷剤を置くとさらに冷感アップ！

猫の下に見えるものが猫用アルミプレート。一度その涼しさを知ると、夏場などは好んでこのプレートの上で昼寝するようになります。

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人間用のビーチチェアも、夏場の猫によく合うと思います。メッシュでできたゴロ寝できるような椅子は風通しがいいので、猫も好むようです。室内の涼しい場所で、人間がビーチチェアを使って昼寝をしていると、愛猫がチェアに乗ってきたりして、これまた楽しい。

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……といった感じで、愛猫の環境の快適化にいそしんでいます。快適な環境で愛猫がゴロゴロ言ったり、リラックスしてコロリコロリと裏返ったりするのを見ると、人間も一緒に幸せな気分になりますよね～。

愛猫が目の前にいなくても愛でる～高性能カメラやICレコーダーでいつも癒やされる♪

ヒトのために作られた数々の高性能ガジェット。例えばデジタルカメラもその一つですが、そういったガジェットを猫に向けると……ほら！まだ知らない猫の深い魅力が見えてくる聞こえてくる～♪

＊周囲360度丸ごと撮れる全天球カメラ「THETA」で、“猫の素顔”を見る！

まずオススメしたいのが、リコーの「THETA」シリーズ。周囲360度を丸ごと撮れる全天球カメラで、静止画も動画も撮れて、スマートフォンからリモート撮影もできます。そんなTHETAを愛猫の近くに置いてこっそりリモート撮影すると……いつもは案外見られない「猫の素顔」が見えたりします♪

使ったのは「THETA m15」。余談ですが、本体が椅子の足につけるための靴下にちょうどすっぽり入ります。カバーにぴったり。

まずはTHETAで撮った静止画から。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

愛猫の近くにTHETAを置いて、ヒトは隠れてリモートで静止画撮影をしました。ヒトが居ないときの猫の様子は興味深いです。

動画はこちら。「ヒトがいなくて猫たちだけの時は、どんなことをしているのかな？」といったことが分かって愉快♪ 画像を上下左右にドラッグすると、見る方向が変わります。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

動画がうまく見られない方はこちらからどうぞ。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

動画がうまく見られない方はこちらからどうぞ。

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＊アクションカメラで猫の顔のどアップを撮る！

アクションカメラも猫の撮影にぴったり。「GoPro」などに代表される、体に装着できるビデオカメラで、愛猫がおやつを食べるところを激写！

例えばGoProなら「ハンド＋リストストラップ」を使って手首にカメラを固定し、愛猫が液状の猫用おやつを手の平から食べるところを撮影。どアップで撮れて楽しいです。

GoProのハンド＋リストストラップ「ザ・ストラップ（Ver.2.0）ハンド＋リストストラップ「ザ・ストラップ（Ver.2.0）」を使ってカメラを固定

こんなふうに手首にカメラをセットして、手のひらから愛猫がおやつを食べる様子を撮影してみました。

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＊動画から静止画を書き出す「4Kフォト」で猫の決定的瞬間を撮る！

猫の決定的瞬間を手軽に撮れるコンパクトデジカメもいい感じです。パナソニックの「4Kフォト」対応のコンパクトデジカメを使えば、猫が大あくびをする、舌で鼻をペロリンと舐めるなどの決定的瞬間を、誰でも簡単にゲットできます。

なぜ簡単？ 4Kフォトは、対象を動画で撮影しておき、後から「決定的瞬間だけを静止画として切り出す」というしくみだからです。

パナソニック「LUMIX DMC-FZ1000」で撮ってみた4Kフォトがこちら♪

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＊ ICレコーダーで愛猫のゴロゴロサウンドを簡単に楽しむ！

あと、「猫の音」もおもしろいです。例えば猫のイビキやゴロゴロ音。愛猫家としてはとても癒やされる猫サウンド、ICレコーダー（ボイスレコーダー）の類を使えばカンタンに録れます。ゴロゴロ音などを出している猫の体にレコーダーを置いたり近づけたりするだけ。ローランド「R-07」のような音楽用レコーダーを使えば、さらに高音質で録れますし、スマートフォンアプリを使っての遠隔録音も可能です。

猫いびき・うかバージョン

これは拙宅猫うか（ロシアンブルー）のゴロゴロ音。

猫いびき・とろバージョン

こちらは拙宅猫とろ（スコティッシュ・フォールド）のゴロゴロ音……というかイビキ混じりのゴロゴロ音です。

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猫写真に猫動画に猫音声。目の前に本物の愛猫がいる時は、もちろんナマの猫をフルで猫可愛がり。でも、猫ちゃんが寝てる～、遊んでくれな～い、という時はガジェットで得た映像や音声で楽しむんですっ♪　これが猫好きのジャスティス！

猫トイレをすっきり清潔に～最強の猫トイレサポートグッズはこれだ！

超絶可愛い愛猫ですが、さすが肉食系だけあってウ○チが臭ぁ～い！でも大丈夫。先端素材を使った驚異の防臭袋が排泄物臭をシャットアウトしてくれます。さらに最先端な電動猫トイレを併用すれば、愛猫の排泄物問題、かな～り片付きますヨ♪

＊万能防臭袋「うんちが臭わない袋」はすごい実力！

筆者が超絶オススメなのは、BOS（ボス）の万能防臭袋「うんちが臭わない袋」です。非常に分かりやすいダイレクトな商品名。コレ、特殊な素材でできた袋なんですが、猫の排泄物を入れて閉じると……全然臭わない！ 3〜4日たっても、まるで臭わない！

普通のビニール袋とかに猫の排泄物を入れて閉じると、最初は臭ってきませんが、半日もするとニオイが漏れてきます。けれど、この「うんちが臭わない袋」にはそれがない。凄い実力です。ちなみに、猫以外の動物の排泄物や、そのほか臭うモノにも使用可能。「うんちが臭わない袋」には人間の赤ちゃん用（おむつ処理用）や生ゴミ用まであるんです。

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＊自動的に片付けてくれる猫用トイレもあります♪

それから、自動の猫用トイレもけっこうオススメ。猫がトイレを済ませると、自動的に排泄物を片付けてくれるという装置ですね。例えばOFT（オーエフティー）の「キャットロボット Open Air」がそうです。

OFTの「キャットロボット Open Air」。この中で猫が排泄すると、排泄物を自動的に片付けてくれるという機械です。

内部には猫砂を敷いておきます。

猫がトイレを済ませて出て行くと、上部の丸い部分が回転し始めて、排泄物を片付けてくれます。

猫砂に包まれた排泄物が、本体下部引き出し内へと自動的に集められます。

サイズは高さ74cm×幅62cm×奥行き68cm。猫トイレとしてはけっこう大きめ。

実際に使ってみると便利な自動猫トイレですが、使うにはいくつかクリアしなければならない条件があります。

まず上の写真のように本体サイズが大きめであること。設置場所があるかどうかですね。それから、やや高価なこと。とはいっても、使うと人間が猫トイレを掃除する手間を大きく省けますので、長い目で見ればコストパフォーマンスは良好だと思います。多頭飼いをしている方であればなおさらでしょう。

もうひとつ、愛猫が自動猫トイレを使ってくれるかどうか。自動猫トイレと猫の相性ですが、こればかりは実際に使ってみないと分かりません。ただ、多頭飼いのお宅の場合、1匹が使い始めたらほかの猫も使い始めたということもあるようです。

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さてさて、愛猫のために使えるガジェットをアレコレ紹介してきました。「これはウチの猫が喜びそうだ」「これは飼い主として楽しめそうだ」と思ったら、ぜひ使ってみてください。

猫が喜べば飼い主もうれしい、うれしがっている飼い主を見れば猫もきっとうれしい！ 猫との暮らし、さらに幸せにしていきましょう♪

著者：スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。