ファミリーキャンプに挑戦してみたいけれど、始め方が分からない……という方に向けて、達人たちが心がけているコツを紹介します。
「テントや寝袋など必要な持ち物って?」「道具(ギア)は買った方がいいの?」「子連れ家族にぴったりなキャンプ場の選び方って?」……などなど、初心者が抱きがちな疑問を解説。せっかくのキャンプを楽しい経験にするために参考にしてみてくださいね!
最初から道具をそろえずに宿泊施設やレンタル品を活用しよう
初めてキャンプに挑戦するなら、「まずは宿泊施設やレンタル品を活用して、“キャンプの雰囲気”を味わってみよう」というのは、キャンプ場巡りをしながら日本一周し、今までに泊まったキャンプ場の数は300ヵ所以上のキャンパー、佐久間亮介(さくぽん)さん。
キャンパーのための情報ブログを共同運営するさくぽんさんによると、最初からテントや寝袋などの道具を買いそろえる必要はないとのこと。
道具を全て買いそろえてからキャンプをするのも良いですが、高額なアイテムも多く、初心者にはハードルが高め。まずはレンタル品を活用して、キャンプの楽しさを味わってから少しずつ買い集めていくのがおすすめです。
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「快適度」を上げるのが楽しく過ごすポイント
家族でのキャンプを楽しい思い出にするには、快適度が大切。「キャンプは不便を楽しむもの」という既成概念は捨てて、きれいなトイレやお風呂があるキャンプ場を選んだり、便利なアイテムを導入したり、無理してテント泊せずにバンガローやレンタルキャンピングカーを使ったり、家族全員が楽しめるように心がけるのがおすすめです。
長年、快適さを心がけて家族みんなでファミリーキャンプを楽しんでいるみーこパパさんによると、電気毛布や扇風機も使える「大容量ポータブル電源」、ハンマーで安全に薪を割れる「キンドリングクラッカー」などがあると便利だそうです!
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文明の利器に頼ってもいい
快適さに加えて、安心感も大事な要素です。そんなときに役に立つのが文明の利器!
例えば充電式や乾電池式のLEDランタンは熱くならず、特にお子さんが小さいうちでも気兼ねなく使えます。
さらに、食事も全て手作りしようとせず、温めるだけのパスタソースやインスタント食品、缶詰も活用するのがおすすめ。手軽なだけでなく、量が調節しやすいほか、保存がきくのもメリットです。
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テントを買うなら、設営が簡単なものを
キャンプに欠かせないアイテムといえばテント。最初のうちはレンタル品を活用するのがおすすめですが、「キャンプの楽しさが分かってきたので我が家もテントを買いたいな」という方は、設営の簡単なテントを選んだ方がキャンプの時間を有意義に使えます。
YouTubeチャンネル「あらなみCAMP」を運営している、あらなみさん一家は少し珍しい形のキャンプスタイル。お子さんが大きくなったことで、5人家族で4つのテントを使っているそうです。それぞれ設営が簡単なものを選んだことで、大きなテント1つを使うよりも時間が短縮されたそうです。
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ファミリーキャンプに役立つ情報を紹介しました。人それぞれの楽しみ方があると思いますが、自分や家族に合いそうなヒントを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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執筆・ソレドコ編集部