缶バッジ収納に便利なファイルやケースなどのアイテムを実際に試してレビューしました。「57mm」と「75mm」のサイズ別に、ダイソーなどの100均、無印良品などで買える便利なアイテムを紹介します。
オタ活・推し活グッズの代表格である缶バッジ。集めるのは楽しいですが、推しへの愛情のままに購入し続けると、どうにも困るのが「収納」問題。
汚れないよう保管したいけど、すぐに見返せる手軽さは譲れない。サイズが違うバッジを効率よく整理したい……などの悩みがある中、「結局どのアイテムを使えばいいの?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、缶バッジの整理に悩んでいる方のために、主流といわれる「57mm」と「75mm」両方のサイズの収納に役立つアイテムを集めてみました。
【この記事はこんな人におすすめ】
- 缶バッジが増えて収納に困っている
- 缶バッジのサイズがバラバラ。でもうまく収納したい
- 缶バッジを傷付けず大切に保管したい
もくじ(読みたい項目をタップしてください)
大量の缶バッジは、ボックスケースに収納
大量の缶バッジを収納したいなら、ぱぱっとしまえるボックスケースがおすすめ。缶バッジがすっきりはまるアイテムがお店や通販で購入できるので、持っている缶バッジのサイズに合わせて選んでみましょう。
57mmバッジにシンデレラフィット! 40枚近く収納可なダイソーのパスタケース
缶バッジ収納に使えるのが、「めん」「パスタ」用のケース。缶バッジが程よく収まり、かつたくさん並べられるサイズ感なので、1つ持っておいて損はないはずです。
ダイソーのパスタケースに57mm缶バッジを入れたところ、袋に入れたままの缶バッジがぴったり収まるシンデレラフィット感でした!
上の写真は、57mmのバッジを缶バッジを30枚近く収納したところ。これでケースの半分を若干超えてきているので、少なくとも40枚近くか、頑張ればもう少し入れられそうです。
100均アイテムなので、コスパは極めて良好。蓋付きでバッジをしまえるので、傷やホコリからも守ってくれそうですね。
※こちらの商品は残念ながら終売となったようです。
ダイソーのものとはサイズ感が少し異なりますが、他にも缶バッジ収納に使えるパスタケースがあります。
スタッキング収納もOK! 約40枚収納可なiplusmileのケース
iplusmileのケース。こちらは75mmの缶バッジがぴったりとはまるアイテムです。
上の写真は、75mmの缶バッジを20枚収納したところ。20枚でケースの半分近くまで来たので、あと20枚=合計40枚近くはきっちり収納できる見込みです。
こちらのケースは持ち運びに役立つ取っ手付きですが、取っ手は畳むことができます。
そして、畳むことでスタッキング(積み重ね)も可能に。75mmの缶バッジを多数持っているなら、ケースを複数そろえて積み重ねるのもよさそうです。
また、半透明で中身が見えるので、「あとどれくらい収納できる?」という目安を確認しやすいのも便利な点といえるでしょう。
インテリアになじむ、57mmが約114個、75mm缶が約72個収納可なお片付けボックス
収納アイテムは、できれば自宅のインテリアともなじむものを使いたいですよね。
そんなときは、コアデ(Coade)の缶バッジ用お片付けボックスがおすすめ。ナチュラル&シンプルなデザインは、どんなお部屋にも合いそうです。
57mmと75mm、それぞれに対応した2種類の仕切り付き。57mmなら最大約114個、75mmなら最大約72個を収納できてスタッキングも可能。インテリアの邪魔をせずに大量収納もできる、かなりポイントの高いアイテムといえるでしょう。
57mmの収納イメージ
75mmの収納イメージ
57mm缶バッジを約100個収納可! 無印良品のポリプロピレンケース
シンプルでおしゃれな収納といえば、やはり無印良品。定番のポリプロピレンケースの中に、缶バッジ収納にぴったりのものがありました。
ホワイトグレーのケースの中に、57mm缶バッジが約100個収納可能。缶バッジだけでなく、キーホルダー、小型ぬいぐるみなど、他の小さめグッズもしまえそうなので、いろいろなものをまとめて収納したい人に向いています。
引き出し式なので、見せない収納をしたい人におすすめ。中身が仕切られていないので、仕切りを作るためには別途でアイテム購入が必要ですが、最近は便利な仕切り板がダイソーなどに売っているので、ぜひ活用してみてください!
フェルト仕切り収納(ライトグレー) | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア
見返しやすい収納は、クリアケースやクリアファイルで
缶バッジは、きれいに保管しておきたい一方、見返したいものでもあります。
推しのバッジを出して、「よく集めたなあ……」「この絵柄、好き……」などとニンマリ。そんな至福の時間を過ごしたいなら、見返しやすさに優れたクリアケースやクリアファイルがよいでしょう。
「飾って眺める収納」に最適! Zackarlaのクリアケース
透明なケースは、「眺める」収納に最適。
こちらは仕切りありのケース(2層)と仕切りなしのケース(1層)で構成されているので、仕切りありのケースに厳選した推しのバッジを並べて、仕切りなしのケースに同じ作品のキャラをどーんと集合させるといった、こだわりの「飾る」収納も楽しめます。
3段のスタッキング設計でたくさんの缶バッジをまとめて飾ることができるのに、場所をそれほど取らないのもポイント。机の上に置いたら、パソコンに向かうと必ず推しのバッジが目に入る……なんて幸せな日々が過ごせそうです。
持ち運ぶ予定がある人に……84個収納可なGoresonのファイル
缶バッジをきれいに収納しつつ鑑賞したいなら、クリアポケット付きのファイルもおすすめ。
Goresonの缶バッジ専用ファイルは、57mmのバッジが12個収納できるポケットシートが7枚入っており、合計84個収納できます。透明度の高いPP素材のシートは、鑑賞にもぴったり。
ファイル収納には、「持ち運びやすい」というメリットもあります。オタ友と会って缶バッジ交換会をしよう……なんていうとき、ファイルならバッグの中に入れやすいはず。
バッジを持ち運ぶ予定がある、またはありそうという人は、ぜひ候補にしてみてください。
透明度が高く缶バッジがきれいに見える! 240個収納可なフラップ付き収納リフィル
RILIHIIの57mm缶バッジ用リフィルは、1ページあたり12ポケット×20枚のセットで最大240個のバッジを収納できます。大量のバッジをファイルで保管したい人は、こちらを選ぶとよいでしょう。
リフィルの素材は折り目が出にくいTPE。透明度が高いので、鑑賞にもぴったりです。A4サイズのファイルとあわせて活用してください。
厳選した缶バッジをウォールポケットや専用ディスプレイに飾ろう
「大量収納」できるケースや「見返せる」ファイルもよいですが、缶バッジ収納でもう1つ実現できたらうれしいのが「飾る」こと。
そこでおすすめなのが、「ウォールポケット」や「専用ディスプレイ」での収納。コレクションを全部飾るのが難しい場合は、特にお気に入りのものを厳選して壁にかけてみてはいかがでしょうか。
57mmも75mmも飾れるETLIFEのウォールポケット
30個のポケットでコレクションを一挙にたくさん飾れるETLIFEのウォールポケット。
ポケットが大きめなので、57mm、75mm両サイズのバッジが収納できて、さらに、ラバーストラップ(ラバスト)やアクリルキーホルダー(アクキー)にも対応。アクリルスタンド(アクスタ)もサイズによっては底部を外すことで収納できます。
推し活で集めたグッズをたっぷり壁に飾りたい、渾身のコレクションを眺めてニマニマしたい……なんていう方にぜひ使ってみてほしいアイテムです。
つなげてカスタマイズできるキャンドゥのウォールポケット
近年、オタ活応援アイテムが充実している100円均一ショップ。
キャンドゥで缶バッジ専用のウォールポケットを発見しました。上下に付いているボタンで複数のウォールポケットをつなげられるのが特徴です。
上の写真は、「つながるウォールポケット缶バッジ中」を2つつなげたもの。このようにボタンの付け外しでサイズや形をカスタマイズできます。
缶バッジに対応した「大(=76mm)」「中(=57mm)」「小(=44mm)」の3サイズと、さらに写真収納に対応したポケットなどもあるこのシリーズ。
さまざまなサイズを連結して、自身の推し活スタイルに合ったものを作れるのが魅力です。
つながるウォールポケット缶バッジ小 | 【公式】≪大量注文専門≫Can★Doネットショップ
つながるウォールポケット缶バッジ中 | 【公式】≪大量注文専門≫Can★Doネットショップ
つながるウォールポケット缶バッジ大 | 【公式】≪大量注文専門≫Can★Doネットショップ
尊いバッジを1つだけ飾りたいなら、Gorayの専用ディスプレイで
お気に入りの缶バッジを何個か飾るのではなく、一番大好きなバッジ1つだけを特に大切に飾りたい……という場合もあるでしょう。
そんなときにおすすめしたいのが、缶バッジ専用のディスプレイ。高品質のアクリルで透明度が高く、観賞用にぴったり。収納することでホコリや汚れからもしっかり守ってくれます。マグネット式で開閉も簡単。
75mm、58mmに対応したタイプがあり、推しの尊さをより引き出してくれること間違いなし! の一品です。
飾りたい、でもコスパも重視! ダイソーで買えるディスプレイケース
缶バッジをディスプレイに入れて飾りたいけど、収納グッズにあまりお金をかけたくない……という人には、ダイソーなどで購入できる専用ディスプレイがあります(もちろん110円!)。
OPP袋に入れたまま収納ができて、バッジを傷付けずに飾れるこのアイテム。ケースを上下に積み重ねられるので、いくつか並べて飾るのもよいでしょう。
缶バッジディスプレイケース | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア
個々での保護も大切。傷を防ぐカバーをかけよう
大切な缶バッジのコレクション。
傷付けないためには、個々で保護しておくことも大切です。できれば、むき出しではなく1つずつ袋やカバーに入れておきたいもの。
最後に、缶バッジを守るカバーもご紹介します。
キラキラ加工でバッジの輝き増大? hanallyplusの保護カバー(57mm用)
表面がホログラム加工されたhanally plusの57mm対応カバー。
被せることでキラキラ感がプラスされ、バッジをより輝かせてくれます。背面に約10mmの挿入口が設計されているので、バッジへの装着もとてもスムーズ。
缶バッジのピン部分が開いている作りなので、カバー付きのままバッジを付けることができ、「痛バッグ(痛バ)」作りへの活用などもOK。
なお、バッジ専用のディスプレイスタンドが2個付いてくるので、こちらでバッジを自立させて飾るのも楽しそうですよ。
バッジのデザインを邪魔しないシンプル&クリアなCAWKAYのカバー(72mm用)
75mm缶バッジ対応のアイテムもご紹介しましょう。
バッジに被せたときにデザインを邪魔しないCAWKAYのクリアなカバーは、取っ手ベロ付きなので装着も簡単。こちらもピンの部分が開いているので、カバーを付けたままで痛バなどにも取り付けられます。
外に持ち出すと傷付いたり汚れたり……という不安がありますが、カバーを付けておけば安心。痛バなどで持ち歩きたい人は、ぜひともかけておいた方がよいでしょう。
【まとめ】楽しみながら理想の収納を探そう
缶バッジの収納に役立つアイテムはさまざま。
どれを使うのが最適なのか? は人それぞれなので、まずは自分の持っているバッジを確かめてみましょう。
何枚あるのか、サイズは57mmか75mmか、しまっておきたいのか飾りたいのか……などなど考えていくうちに、自分に合ったやり方、アイテムが分かってくるはず。
集めたバッジを大事にしつつ楽しく使うため、この記事もぜひ参考にして、自身に最適な収納方法やアイテムを見つけてくださいね。