ひと口に本といっても小説やエッセイ、ノンフィクション、ビジネス書、実用書などなど、いろいろありますが、お気に入りの一冊に出会えたときの喜びや充実した読後感は、本ならではの醍醐味ではないでしょうか。
日頃、たくさんの本を読んでいる編集部が、自腹で買ってよかった!と実感するおすすめの本を3冊紹介します。気になるものがあったら、チェックしてみてくださいね。
👇気になる書名をタップでジャンプできます
『怪獣保護協会』ジョン スコルジー(訳:内田昌之)
私たちがいる世界とは異なる「並行宇宙の地球」に怪獣が住んでいて、主人公はそんな怪獣たちを保護、観察する組織に参加することになり……という、荒唐無稽 of 荒唐無稽な設定にワクワクが止まりません。こんな、とんでも設定ながらも説得力があり、登場人物たちの軽妙かつ小ネタ満載のセリフの応酬で、さらーっと最後まで一気に読めちゃいます。
荒唐無稽&説得力抜群&軽妙なセリフというと、『プロジェクト・へイル・メアリー』で知られるアンディ・ウィアー作品に通じるものがありますが、同作がお好きな方なら、この『怪獣保護協会』も気に入るかも。
『プロジェクト・へイル・メアリー』についてはこちらで紹介しています(記事公開現在はセール期間外ですが……)。
『ほったらかし投資術』山崎元、水瀬ケンイチ
今は亡き山崎元さんの名著。投資に興味はあるけどNISAとかよくわかんないよ~!という人は、とりあえずこれ読んでおくだけでもよいのでは、と思います。
「サラリーマンは投資のことはこれ読んで、やることやったら忘れて真面目に働け」が基本スタンスなので、やることも最小限だし信頼できます。
『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ』稲垣栄洋
道端で生きている草花の生存戦略を教えてくれる本です。暇つぶしに読んでみよう、と思ったらハマって読み進めてしまいました。
さまざまな「雑草」の豆知識がたくさん記載されていて、「へえ!」が満載です。例えば、ニホンタンポポは他植物との競争を避けるためにあえて「夏眠」するとか、運搬力が強い昆虫だけに花粉を運んでもらうように花が咲く向きを変えているホトケノザとか。
あらゆる生き物は、生きるために知恵を振り絞ってるんだよなという当たり前のことを改めて感じつつ、農学博士である著者の、草花への愛情が伝わってくるやさしい文章にホッとします。



