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「早川書房 夏のKindle超ビッグセール」開催中! 3,000点以上が最大50%OFFなのでおすすめ本を紹介していくよ

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推し活をしている人が「これ良い!」と思ったものを紹介しています

「早川書房 夏のKindle超ビッグセール」が2025年7月14日(月)まで開催中です!

早川書房のSF、ミステリ、ノンフィクション、文芸など3,000点以上が最大50%OFFとなっています。

そこで今回は、ソレドコ編集部メンバーのイチオシ作品とともに、おすすめ早川書房の本を紹介します。

👇️気になる作品をタップするとジャンプします

www.hayakawa-online.co.jp

ソレドコ編集部メンバーが最近読んだ「推し早川本」

『ネット怪談の民俗学』 廣田 龍平 (著)

バカ売れしている本書。もはや面白いのは、語るまでもないでしょう。

「きさらぎ駅」「くねくね」「コトリバコ」……ネット怪談に触れたことのある人なら、一度は耳にしたことのある名前たち。本書は、それら数々の怪異がインターネットという場でどのように生まれ、広まり、変化していったのかを、民俗学という学問の枠組みでていねいに読み解いた野心作です。

特筆すべきは、筆者の収集・分析の圧倒的な密度と誠実さ。四半世紀にわたるネット文化の“怪談進化史”を見渡しながら、恐怖の伝播構造や、匿名共同体による物語構築のダイナミズムを浮かび上がらせてくれています。あの日私たちが感じていた「得体の知れない恐怖」は、もしかすると私たち自身が作り上げてしまったものなのかもしれない…..そんな静かな震えが、読み進めるうちにゆっくりと、しかし確実に迫ってくるのが本書の凄み。

いや、そんなことはどうでもいいです!とにかく読んでください! とにかくこれは、本当に面白い本なんです!(ソレドコ編集部・I)

『ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド』ライアン ノース (著), 吉田 三知世 (翻訳)

紀元前に取り残されたタイムトラベラーが、言語や農業といった文明、科学、技術を再発明し生き残るための指南書、といった体裁で、さまざまな文明や技術の成り立ちや作り方が解説されます。

自分を取り巻く、もはや当たり前の物事が「どのようにして成立しているのか」という、知っていそうで知らなかったことが次々と解説され、その成り立ちが解像されていくごとに「ほえーそうなんだ」という爽快な読後感が味わえます。

そして驚くべきは、本書内で展開されるさまざまな解説文に、いちいち小ネタがまぶされていることです。

たとえば、ジャガイモの用途解説をするシーンでは

・茹でる、すりつぶす、シチューに入れる、油で揚げて美味しいフライやポテトチップにする(これは健康にはよくありませんが、ものすごく美味しいですし、それに、いいですか、夕食は大量のポテトチップだけでいいという文明もときには存在するのです)などしてください

『ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド』

と、終始こんな調子。

皮肉というか嫌味というかエスプリに富んだというか、「一言多い」解説がほぼ全ページで展開されます。よくぞここまで「一言多く」書ききった!という謎の賛辞を送りたくなります。

ニヤニヤしながら私たちの文明や科学の成り立ちを学びたい方、そしてタイムトラベルの予定がある方にはぜひ手にとっていただきたい一冊です。(ソレドコ編集部・H)

 

ほかにもおすすめの早川本はまだまだたくさんあります!

ここからは「フィクション」と「ノンフィクション」に分けてまとめてご紹介。

フィクション(SF、ミステリ、文芸、ファンタジイなど)

『プロジェクト・へイル・メアリー』(上・下)アンディ・ウィアー(訳:小野田和子)

映画も大ヒットした『オデッセイ』のアンディ・ウィアー最新作。編集部メンバーが「自分にとって、ここ10年で最高の読書体験だったと断言できる一作」と推す作品です。

上・下巻でそれぞれ頁数も多いので腰が引けるかもしれませんが、軽妙な文体とセリフ、設定の面白さと説得力、キャラクター造形、そして何より「マジかーーーーーーーー!!!???」となる超展開で、あっという間に、なんなら徹夜で読了にいたるでしょう。

早川書房の電子書籍3,000点以上が50%OFFの大セール。編集部メンバーが「オススメ早川本」を熱烈プレゼンしていく

『アルジャーノンに花束を』 ダニエル キイス (著), 小尾 芙佐 (翻訳)

舞台化やテレビドラマ化もされている不朽の名作も、超ビッグセール対象に。

『ニューロマンサー』 ウィリアム ギブスン (著), 黒丸 尚 (翻訳)

SF・ファンタジー作品を対象とする「ヒューゴー賞」「ネビュラ賞受賞」を受賞している本作。「サイバーパンク」の代名詞的作品とされる名作、まだ読んだことのない人はこの機会にぜひ読んでみては?

『フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫-』(上・下) レベッカ ヤロス (著), 原島 文世 (翻訳)

2025年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位作品!

「ロマンタジー(ロマンス×ファンタジー)超大作」として、英語圏では600万部を突破した話題作です。

『死刑にいたる病』櫛木 理宇 (著)

2015年7月刊行の『チェインドッグ』を改題の上文庫化された『死刑にいたる病』。

2022年に映画化されているため、書籍タイトルに聞き覚えがある人も多いのでは。映画は観たけれど原作はまだ未読……という方はこの機会にぜひ。

ノンフィクション

『いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学』 センディル ムッライナタン (著), エルダー シャフィール (著), 大田 直子 (翻訳)

なにかと「時間に追われがち」と語る編集部メンバーが最近手にとったという本書。

「実際にこの本を読むことで『時間に追われなくなる』わけではない……のですが、要因として何があるのだろう? という疑問に対する一つの考え方をじっくり深めていけます。結構分量があるので、完読するのは結構大変かも…!」(編集部・K)とのこと。

行動経済学をテーマにした他の作品も、多数セール対象になっています。

【こちらも対象】『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』マイケル サンデル (著), 鬼澤 忍 (翻訳)

著書『これからの「正義」の話をしよう』でも知られるマイケル・サンデル教授による一冊。

マイケル・サンデル作品は他の作品もセール対象となっています。

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『欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア』ルーク バージス (著), 川添 節子 (翻訳)

哲学者ルネ・ジラールが提唱し、マーケティングや広告の領域でよく参照される「人の欲望は他人の欲望をマネすることで作られる」という「欲望の三角形(模倣理論)」の概念について、分かりやすく解説してくれる一冊。

「なぜ人はモノを欲しがるのか」というテーマについて考えていた時、たどり着きました。欲望の本質がさまざまな例とともに掘り下げられており、買い物や何かにお金を払って対価を得る行為への解像度がグッと上がりました。

早川書房の電子書籍3,000点以上が50%OFFの大セール。編集部メンバーが「オススメ早川本」を熱烈プレゼンしていく

夏のKindle超ビッグセールは7月14日(月)まで。同タイミングで「Amazonプライムデー」も開催中なので、合わせてチェックしてみて!



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プライムデー

Amazonでプライム会員限定のセールイベント「Amazonプライムデー」が開催中! 2025年7月11日(金)00:00から2024年7月14日(月)23:59までの開催となります(先行セールは7/8(火)から開催中)。

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