「食欲の秋」「読書の秋」を同時に満喫したい！そんな時におすすめのグルメ漫画＆小説5冊紹介します。
秋が深まるこの季節、キノコやサンマ、サツマイモにカボチャ……旬の食材を見るたびに「食欲の秋」を満喫したくなりますね。「読書の秋」にもぴったりのグルメ漫画や小説を5冊紹介します。読むとおなかが空いてくる……？改めて食べることのや楽しさや奥深さに気付くきっかけになるかもしれません。
『ドカ食いダイスキ! もちづきさん 1』 まるよのかもめ
ネットで話題沸騰の大食い漫画『ドカ食いダイスキ! もちづきさん 』。2024月5月9日より連載を開始し、最新話更新のたびにXトレンドを席巻！8月28日に発表された「次にくるマンガ大賞2024」ではWebマンガ部門第8位ラインクインしたほか、特別賞「冷凍食品はニチレイ賞」も受賞しています。
おっとりとした営業事務員、21歳の主人公・望月美琴が、ガッツリ・こってり・山盛りの高カロリーな料理をひたすら“ドカ食い”する日常を、コミカルに描くグルメギャグが魅力の本作。待望の第1巻が2024年10月29日に発売されます。限定描き下ろしエピソードも収録されていので必見です！
『新米姉妹のふたりごはん』柊ゆたか
『新米姉妹のふたりごはん』は、ソレドコでもおなじみ、『グルメ漫画50年史』の著者・杉村啓さんの推しグルメ漫画です。
親同士が両親の再婚により突然姉妹となった高校生のサチ（姉）とあやり（妹）が料理を通じて絆を深めていく物語。
生ハムの原木やラクレットチーズなど、「こんなの家で食べられるの!?」と驚く料理が続々と登場。毎回レシピが掲載されているので、再現することも可能です。
杉村啓さんの推しコメントが掲載されている記事はこちら
『新米姉妹のふたりごはん』に出てくる「ネギソーセージ」を再現してみた記事はこちら
『孤独のグルメ』原作・久住昌之／作画・谷口ジロー
『孤独のグルメ』は、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによるハードボイルドグルメ漫画。主人公の井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄る食事処でのグルメ体験を描いた作品で、心地よい独り時間を楽しむ五郎の自由気ままな食事シーンが見どころです。
2012年よりテレビ東京系列で放送されているドラマ「孤独のグルメ」は、松重豊主演で人気を集め、シーズン10まで放送されるという長期シリーズになっています。
2025年1月10日には、松重さんが監督・脚本を務める『劇映画 孤独のグルメ』が公開される予定。この機会に、漫画を読み直してみるのもおすすめです。原作者の久住さんの手がけるグルメ漫画作品は他にもたくさんのあるので要チェックです！
『文豪たちが書いた 食の名作短編集』
『文豪たちが書いた 食の名作短編集』は、日本を代表する作家たちが描いた、食にまつわる作品集。28作の短編小説や随筆が収録されています。
おにぎりと思い出が交錯する吉川英治の「母の掌の味」、行方不明になった夫の奇怪な行動を妻が語る岡本綺堂の「鰻に呪われた男」、お菓子好きの少年がトラウマを抱くようになる夢野久作の「お菓子の大舞踏会」、料理への思いがこれでもかと伝わってくる北大路魯山人の「味覚馬鹿」などを収録。食に対する作家たちのこだわりが随所に表現された作品ばかりです。
『めざせ！ ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります』黒柳桂子
著者は全国に20人程度しかいない現役の刑務所管理栄養士。『めざせ！ ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります』は、日本一小さな男子刑務所である岡崎医療刑務所で働くことになった著者が、調理経験ほぼゼロの受刑者たちとともに細かく定められたルールの中で創意工夫しながら刑務所の給食作りに奮闘する様子を描いた一冊です。
「クサいメシ」と言われる、知られざる刑務所の給食事情や、「食事」という塀の中の日常を、笑いあり涙ありのエピソードを通して知ることができます。
東海3県の書店員らが選ぶ2024年の「日本ど真ん中書店大賞」にも選ばれました。
- 編集部員が見つけたお得情報も発信中！ X（Twitter）を見る
- 推し活に役立つアイテムやハウツーを紹介！ Instagramを見る
