はじめに
初寄稿…ども…
俺みたいな34歳で「それどこ」見てる腐れ野郎、いますかっていねーか、はは
…初カキコどもコピペにて失礼いたします、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。
突然ですが、貴様らには「これ、やってみたいわ〜〜〜」っていうやつ、ありますか? 皆さんの中にも1つぐらいはあるのではないかと思うのですが、わたしが最近やってみたいなと思っていることは、「監視者の部屋を作る」ということです。
あの、こういうやつです。漫画とか映画でよくある、「薄暗いモニターだらけの部屋」で「対象者」をじいっと観察するやつです。「お前は見られているぞ……?」みたいな感じでかっこ良いですよね。
というわけで、
ワードアートで表現する意味はなかったのですが、これをやります!
作るぞ
モニターをむっちゃ買ってきました。
まずは部屋の片隅に黒い布を貼って、より暗さを演出します。
次にアルミラックを2つ並べて、そこにディスプレイを並べていきます。
ただディスプレイを並べるだけだと簡素ということもあるので、もう少し「らしさ」を出したいと思います。まずは地図を適当な大きさに切って……
あとはコルクボード、英字新聞、写真大に印刷したフリー素材の写真、画鋲、糸などを用意しました。
地図を貼って、人と場所の写真を組み合わせて地図の適当なスポットと結ぶと、「ここでこの人が事件に巻き込まれた」みたいな「関連性のある複数の事件の俯瞰図」っぽいものができます。
適当に組み合わせたのに、それっぽい連続事件性が醸し出されました。写真の1枚1枚には何の意味もなく、それぞれ関係もないし、英字新聞も適当なニュースです。ここにはあるのは「無」、それだけです。
真ん中にはふせんで「I'm watching you(君ヲ見テイルゾ)」というメモも貼っています。本当に誰も見てません。
こちらが組み立てた全景です。部屋の一角が完全に「監視者の部屋」となりました。
このモニタに、
監視カメラの映像を映し出すと、
こうなるわけですね。
いや〜「監視」だわ。完全に。君のことずっと見てられるわ。さまざまな角度から監視できるこの環境、本当に全てを見通したかのような気分になりますね……。普通の部屋なのに、誰にも邪魔されたくない秘密基地のようなわくわく感や、童心に帰らせてくれる安心感にも包まれています。
薄暗い部屋でこうしていると、制圧感、背徳感、さまざまな感情がわきあがってきます。
角度を変えると、さながら何かしらのストーリー性があるような錯覚に陥るのも「監視者」の魅力の1つです。何かが始まりそうな予感がしませんか?
そんな感じで、監視者の部屋を作ってみた感想はただひとつです。
ワードアートで作る意味はまったくありませんでしたが、そういうことです。
使ってないモニターを10台近く持っている皆さんも、是非試してみてはいかがでしょうか。
終わりに
独り言をブツブツ言ってる頭がおかしい後輩「いや〜先輩に突然『部屋使わせてくれ』って言われてバイトの時間だけ貸してあげたけど、一体なにに使っていたんだろうな〜。バイトも終わったし、家に帰ってきたぞ」
ガチャ
やあ、よくここが分かったね……
でももう遅いよ。ここの存在を知ってしまったからには、生かしてはおけないな……
キミはもう、「ゲームオーバー」だッッッッ……!
頭がおかしい後輩「ここ僕の家ですよ」
著者:まきのゆうき
株式会社バーグハンバーグバーグのディレクター。今年はまばたきをしていないらしい。