こんにちは。ソレドコ編集部です。
ソレドコではたびたび、ジャニヲタのみなさんが推しへの思いを培養する「沼」を取り上げてきました。今回はそんな沼の中で、にわかに注目を集める「ジャニヲタリカちゃん」を紹介します。
\「ジャニヲタリカちゃん」って?/
ジャニヲタであり、リカちゃん人形のファンでもあるみづきさん(@hxxxxxm)が始めた活動。
以下のように、ジャニヲタの“あるあるコーデ”をリカちゃん人形の着せ替えで再現し、その写真をSNSに投稿する。
ジャニヲタリカちゃん「終演後、突風とともに東京ドームから排出されるジャニヲタ」 pic.twitter.com/0rJI4kNG9R
— みづき (@hxxxxxm) January 3, 2018
ジャニヲタリカちゃん「『天井席だけど行かない?』と高校時代の同級生に誘われて7年ぶりにコンサートに来たら自担が相変わらず尊かった元ヲタ社会人と最近の見どころを解説してくれる現役社会人ヲタ」 pic.twitter.com/X0IfrYV9uq
— みづき (@hxxxxxm) December 13, 2017
服や小物を組み合わせて「リアルさ」を演出する楽しさがジャニヲタの間で大ウケし、「こういうの大好き」などと話題を呼んでいる。
リカちゃん×ジャニヲタという、もはや沼しか感じない組み合わせですが、それでもまだよく分からない……という方も少なくないでしょう。
そこで今回は、以前よりジャニヲタリカちゃんに興味があったというジャニヲタブロガー3名にジャニヲタリカちゃんのコーディネートに挑戦してもらいました!
さらに出来上がった3つの作品を、ジャニヲタリカちゃんの生みの親であるみづきさん自らが講評。
- 挑戦するジャニオタブロガーのみなさん
- 千紘さん
- moe*さん
- みずさきさん
- 作品の講評者
- みづきさん
みづきさんの解説を参考にしながら、ジャニヲタリカちゃんの魅力を一緒に掘り下げていきましょう。それではどうぞ!
1. ジャニヲタの“現場前日”はこんな感じ。散らかった部屋にたたずむリカちゃん(千紘さん)
挑戦者1人目:千紘
「Hey! Say! JUMP」八乙女光くんにフルスロットルなジャニヲタの端くれ。女子アイドルも好き。
Twitter:@ybhkkgkhc
ブログ:過激なレプリカ
「遠征感マシマシ」の部屋を再現する
- ピンクのワンルーム
- パジャマ
- 旅行セット
- ハンドバッグ
- お洋服一式
- 双眼鏡
それぞれ詳しく紹介していきます!
〈ピンクのワンルーム〉
部屋の設定なので、まず用意したのはかわいいピンクのワンルーム。もともと持っていた「リカちゃんハウス」を転用しました。折りたたみやすく、収納性もバツグンです。
〈パジャマ〉
現在も販売中の公式パジャマ。レースやリボンの作りが丁寧で、凝ったデザインですよね。誕生日に友達からもらいそう、ピーチジョンとかコクーニストで手に入りそうなデザインです。
そして、
どちら様……?
初めてお目にかかる、白いぬいぐるみがついてきました。“犬でもうさぎでもないとびきりキュートな……”という、リサとガスパールのキャッチコピーがぼんやり浮かびましたが、このかわいいお部屋にぴったり。
〈旅行セット〉
これも現在公式で売っていますが、何とキャリーケースがついているのです!! しかもちゃんと鍵がスライド式で開く。感動!! 持ち手がちゃんと伸びる!! 楽しい!!
観賞用としてだけではなく、子供と遊ぶおもちゃとしてもめちゃくちゃ優秀だと思いました。これで一気に遠征感マシマシです。
〈ハンドバッグ〉
ジャニヲタに人気のジルスチュアートのショルダーバッグっぽくてかわいいです。これは「ビジューシリーズ」というラインのバッグで、リカちゃんがアリアナ・グランデのMVに登場した時に持っていたものだそう。さすがはリカちゃん、その名は世界に轟いています。
〈お洋服一式〉
私の好きなHey! Say! JUMP・八乙女光くんのメンバーカラーは黄色。だから、このリカちゃんの担当のメンバーカラーも黄色であってほしいなと思い、黄色いお洋服を買い集めました。メインはファッション雑誌「VERY」とのコラボシリーズですね。アラサー女子が本当に着てそうなリアルクローズみ。ワンピースの落ち着いた感じが素敵です。私も、黒いワンピースやチュールが好きなので、自分好みのものが見つかってうれしかったです。パジャマがちょっと寒そうだったので、パーカーを着せてみました。
特に手に入ってうれしかったのは黄色いカーディガン。私も現場に行くとき必ずカバンに忍ばせているアイテムです。担当の八乙女光くんが「自分のファンには黄色い服を着て来てほしい。すぐに見つけられるように」といったことを語っていたので、会場では積極的に黄色くなっているのです。これさえあれば、中がどんな服でも、開演のタイミングでさらっと羽織れば黄色くなれて便利です。
このリカちゃんは、部屋がこんなにピンクなのできっとめちゃくちゃピンクが好きなんだろうけど、現場服は全部担当カラーの黄色を取り入れるという“訓練されたジャニヲタ”ですね。
〈双眼鏡〉
今回一番苦労したのが、ジャニヲタの必須アイテムをどう用意するか。チケット? うちわ? ペンライト? いろいろ探してみたのですが、しっくりくるアイテムがありません。そんな中、ようやく見つけたのが双眼鏡。リカちゃんの手にぴったりなものがチャームとしてネットで販売されていました。ストラップを通す小さな穴がちょうどリカちゃんの指にはまってかわいい!!
今回はうちわやペンライトが必要なコンサートじゃなく、双眼鏡さえあれば戦える“舞台”現場への遠征なのかも……と作りながら妄想がふくらみました。
作った感想
メガネで髪ぼっさぼさで部屋ぐっちゃぐちゃでも、めちゃかわいい。こんな顔面のジャニヲタに生まれたかったです。
記憶が正しければ、このリカちゃんは私が子供のとき両親に買ってもらったモデルなんです。こんなにずっと楽しませてくれるなんて、改めてすごいおもちゃだな、と。うちの母も喜んでくれそうです(笑)
この1カ月あまり、日本中でたくさんのコンサートや舞台の中止が発表されました。「またいつかきっと行ける日が来る」。そう思っても、もう二度と観られない演目もあるわけで、心が痛みます。
だけど、それでも、365日で一番楽しみな晴れの日が来ることを願って。今はこのリカちゃんのように、いつもより少し長い遠征前夜なんだ、と信じて。
行ってらっしゃい!! 帰ってきたら部屋片付けるんだよ。(バッグは変えたようです)
みづきさん講評
私が注目したのは、キャリーケース。実はそんなに荷物は入っていないけど、「うちわ収納のために」選ぶことあるなあ、と。
遠征って別に山登りじゃないし、長くても二泊程度なので、慣れれば慣れるほど荷物の量は減ります。それでもジャニヲタがリュックやボストンバックではなくキャリーケースを選ぶ理由は、うちわが入るからです。あとパンフレットが予想外に巨大だった時の対策としてもキャリーケース大事。
服やメイク道具を厳選しながら、キャリーケースのいい感じの隙間にうちわを折れないように入れ、取り出しやすいところへ双眼鏡を入れる、そうこうしているうちに、部屋はぐちゃぐちゃ。前髪をピンで止めてメガネをかけたパジャマ姿のリカちゃんからは、もはや深夜の焦燥感すら感じます。
ちなみに、リカちゃんが参戦服として選ぼうとしているVERYのコラボ洋服は、リアルかつ上品なデザインで、着回し遊びがしやすい。やはり好評だったのか、それぞれ違うデザインの人形セットと洋服セットが何弾か発売されています。
2. いよいよ自担に会える! 会社帰りに舞台会場へ駆けつけたリカちゃん(moe*さん)
挑戦者2人目:moe*
K-POPと宝塚を愛するジャニヲタ。特技はジャンルの反復横跳び。「推しは多ければ多いほど人生楽しい」派。
Twitter:@kj_bw03
ブログ:闘わなきゃLooser!
一見ふつうのOL、でもよく見たらジャニヲタ。そんなある意味「リアル」なコーディネートを披露してくださったのはmoe*さんです。
最高のリカちゃんを作るため、気合いのスケジューリングで小物を調達し、マフラーの巻き方まで試行錯誤。「ドール沼」の入り口に足を踏み入れるまでの過程をご覧ください。
私が今回作ったリカちゃんは「帝国劇場前のガードレールでEndless SHOCKの連番相手を待ってる会社帰りのジャニヲタ」。
妙にリアルな設定ですが、シンプルに、先日会社帰りに観劇した『Endless SHOCK』が印象深く、素晴らし過ぎて……。あの時の自分と重ね合わせるようなコーディネートを作りたい、と思ったのです。
“舞台班”OLのこだわりコーデを再現する
- 堂本光一くんを担当しているジャニヲタ
- 「帝劇だからちょっと綺麗めな格好をしよう」という意図で選んだワンピース
- 会社でも現場でも浮かないコーディネート
- 堂本光一くんのメンバーカラー「赤」を取り入れた小物
- SHOCKは寒い時期に開催されるから冬の装い
の5つ。
赤い小物を身に着けるのは「現場で気合いを入れたいから」ではありません。あくまで、普段の買い物で「無意識に」赤い物を手に取った結果、「めっちゃ赤い人」になってるのです(写真からは伝わらない裏設定)。これはジャニヲタあるあるですよね。
さて、コンセプトが決まったら、着せ替えグッズを調達したいところですが、いきなり「OLっぽい」リカちゃんの衣装が見つからず一苦労。お姫様みたいなドレスで会社に行くわけにはいかないし、その格好で帝劇に乗り込むこともできないんだ……。まぁ「会社帰りに帝劇に行くOLを作りたい」という、どう考えてもタカラトミーさんが想定してない遊び方をしている私が悪いんですが……。
必死に探してドール用の衣装を取り扱ってる良さげなお店を見つけたものの、コロナの影響で土日は休み、平日は定時に閉まる……。そんな状況に、いやでも私は諦めるわけにはいかない……!! 最高のリカちゃんを作りたいんだ……!! というガッツが芽生え、お昼休みにダッシュで電車に乗り、お店に向かい、衣装を買ってまたダッシュで電車に乗り、会社に戻って午後の仕事をこなす……という「限界OL力」を発揮しました。
やはり社会人ジャニヲタはある程度「限界OL力」を秘めていると思います。そんな私の「限界OL力」が乗り移ったこのリカちゃんも、現場に行くための有給はどんなに忙しくても気合いで確保するような社会人ジャニヲタになってくれることでしょう。
これが初期装備。
ヲタクとして一番大事なものは目には見えないけど、それがこのリカちゃんには宿ってます。ガッツ is 大事。
そしてこちらが、「限界OL力」を発揮しながらかき集めたリカちゃんの衣装と小物たちです。
ここから衣装と小物をセッティングしていきますが、まずドールにマフラー巻くのめっちゃ難しいですね……。すぐ服の襟元がぐちゃぐちゃになるし、髪型も崩れちゃう……。マフラーはいろんな巻き方があるので、どれがいいかなぁと試行錯誤しました。
最終的には、コートに付いてる黒いワッペンが見えない方がOLっぽいかも……と思い、シンプルな「一巻き」に落ち着きました。
こんなかんじです。かわいい!
さて、コーディネートしたは良いものの、反省点も見えてきました。
まず、ワンピースのボタンとコートのボタンの色を合わせた方がおしゃれだったなぁと。購入している段階ではそこまで頭が回りませんでした。
あと、小物の赤がそれぞれ明度、彩度が違ったので、あまり統一感が出ませんでした。でもこれは、裏設定の「無意識に赤の小物を買ってしまうジャニヲタの行動」が、この「不ぞろいの赤」で表現できたので、結果としては良かったと思います。
作った感想
一方で、イメージした衣装(今回は「OL風」)になかなかたどり着けないもどかしさがありました。途中で「これ自分で作った方が早いんじゃない?」とも思ったので、こうやって衣装を自作して、より愛着が沸いてまた違う衣装を作って……と「ドール沼」の入り口が見えた瞬間でした。それこそアイドルの衣装とか作るの超楽しそうですね。こわい、ドール沼こわいです(まんじゅう怖い論法)。
そして、「ジャニヲタリカちゃんを作る」という前提で現場に行けば、今までとは違う視点で客席を観察できそうだなぁと思いました。そもそも服装で「ジャニヲタっぽい」という説明が通じる時点で、我々はユニークな集団の中にいますよね……(改めて)。
総括すると、とっても楽しかったです! 素敵な企画に参加させてくださりありがとうございました!
みづきさん講評
舞台出演の多いタレントを応援する"舞台班ヲタク"は、劇場の雰囲気にふさわしい格好で出かける傾向があります。また、コンサートと違って舞台はファンサービスという双方向のコミュニケーションが原則なく、「自分が誰のファンか」を発信する意味が減るので、控えめのファッションを心がける人もいますよね。
そうして普段使いしやすい服を選ぶ社会人ヲタクが多いせいか、全体が大人っぽい暗めトーンになりがち。特にみんなが黒とか紺のコートを着込んでいる寒い季節の帝国劇場前待ち合わせは難易度が高い!
そんな時、このリカちゃんのように、目印となるマフラーを巻いて「メガネと赤いマフラーつけてガードレール前にいます」と連絡をもらえると、見つけやすくて、とっても助かります。
ちなみに、このリカちゃんの斜め前髪はリカちゃんファンの間で「二代目風前髪」(※1972〜1981年に発売されて人気を博したリカちゃんの前髪をこう呼ぶ。二代目とは、発売後初めてのモデルチェンジを経たリカちゃんのこと。当時前髪のバリエーションはいくつかあったものの、特にこの前髪を分けたスタイルが人気を博し、今なお二代目の象徴とされている。)と呼ばれています。今のリカちゃんは四代目(※現行モデルのリカちゃん人形)ですが、二代目が一世風靡をした際に採用されていた前髪の形式がこちらのピシッと額に沿った前髪でした。前髪を崩してしまうと元に戻すのが大変なので、我が家の二代目風前髪のリカちゃんたちは丁寧に扱われています。
3. これがジャニヲタの日常? ポスターの前で自撮りに励むリカちゃん(みずさきさん)
挑戦者3人目:みずさき
平成元年生まれのアイドル・舞台オタク。若者が夢を追いかける姿を応援しています。ジャニーズと2.5次元ミュージカルが好き。
Twitter:@samizusaki
ブログ:いちばんぼしにとどくまで
みずさきさんには、ジャニヲタの日常を「量産型ファッション」という切り口で表現していただきました。
ペンライトの再現に、まさかの“釣り具”が登場。アイデアと妄想の素敵な融合をお楽しみください。
こんにちは、Jr.担のみずさきと申します。
今回私が作ったリカちゃんはこちら。「自撮りに励む量産ジャニヲタ」です。
まず「量産」というのは、「量産型ファッション」の略。ピンクや白を基調とした女の子らしいコーディネイトで、若いジャニヲタの子たちがヲタ活をするときに着る、一種の戦闘服のようなものです。
量産型ファッションを再現する
最近はトレンドが変わってきたのか、ここまで派手なファッションの量産ヲタクは見かけないのですが、以前は現場でちょくちょく見かけました。こんなヲタクたちを見かけるたびに、あら〜かわいいわね〜と近所のおばさんのような気持ちで眺めたものです。
……ということで、リカちゃんのお洋服はこのまま使います。
そして小物を組み合わせながら「量産ジャニヲタあるある」を表現していくわけですが、せっかくなので、もしも量産ヲタク・リカちゃんがインスタのヲタアカを運用していたら、このハッシュタグでどんな写真をアップするだろう……と考え抜きました。そしてたどり着いた答えが、リカちゃんのボーイフレンド・はるとくん。
「量産ジャニヲタあるある」といえば「#隠しきれないヲタク」ですよね。「なんだそれ?」と思った方は、試しにTwitterやInstagramでこのハッシュタグを検索してみてください。淡いピンクがかったフィルターで、推しのグッズやポスターと自撮りする、かわいらしい格好をした女の子たちの投稿がたくさん出てくるはず。一見、非ヲタクっぽくふるまっているけれど、隠せてないくらいオタクなんです〜という意味です。
はるとくんはリカちゃんの6代目のボーイフレンド。本名は「桜井遥斗」くんだそうです。
……えっ、なんかジャニーズJr.っぽい名前!
絶対お母さんが生田斗真のファンだから、名前の最後の漢字を「斗」にしたよね!?
小学校のサッカークラブのチームメイトのお母さんたちに「遥斗くんイケメンだから試しに応募してみようよ〜」って言われて履歴書送られたパターンでしょ!?
はるとくんのことを考えていると、頭の中にどんどん設定が浮かんできたので、今回リカちゃんには「はると担」になってもらいました。
もうちょっとだけ妄想にお付き合いください。
20XX年春、ジャニーズJr.はるとくんに、大きな転機が訪れます。ある日突然、他のJr.たち数人と一緒にジャニーさんに呼び出され、
「YOUたち、今日からユニット組んでもらうから」
と言われたのです。
さらにジャニーさんは「このユニットで、この春単独コンサートもやるよ」と宣言。はるとくんも当然大喜びですが、その情報を知ったはると担のリカちゃんも大興奮。なんとしてでもコンサートに行かないと!! と決意しました。
そして迎えたコンサート初日。頑張ってチケットを当てたリカちゃんは、コンサート会場の入り口に貼ってあるポスターを見て感無量。
「あの、先輩たちのバックで一生懸命踊ってたはるとが、メインでこんなに大きくポスターに写ってる……」
リカちゃんは連番(※ライブやコンサートで隣同士であること)予定の友人にスマホを託し、帰ったらインスタにアップするために、ポスターに写る自担(=はると)と自分のツーショットを撮りました。
それがこれ。
既視感ないでしょうか。一時期、量産ヲタクがみんなやっていた構図です。ポスターの自担のほっぺあたりをペンライト(指でも可)で指し示し、自分はカメラに背中を向けて撮影するやつ!!
小物を解説させていただくと、リカちゃんが手に持っているペンライトは、蛍光塗料の入った「ケミホタル」という釣り具です。ここまでぴったりサイズなことある?
ちなみに光らせ方も普通のペンライトと同じで、真ん中をぽきっと割ると発色します。すごい!
はるとくんのポスターは「ゆめみるお姫さま あこがれの王子さま ハルトくん」のパッケージを転用しました。リカははるとだけのお姫さまだよ♡♡♡(量産ごっこ)
ちなみに、ポスターが貼ってある壁は、シアタークリエ(※東京・有楽町にある劇場。2010年から毎年、ジャニーズ事務所の若手アイドルたちが主役の舞台公演「ジャニーズ銀座」が行われている)の入り口ではなく、私が普段仕事の資料を立てているファイルエンドです。引きで見るとめちゃくちゃシュール……(改めて)。
リカちゃん、なかなかひとりで立ってくれなかったので、入っていた箱を背もたれにしてもらいました……。
作った感想
そんな願いが、リカちゃんの着せ替えで叶ったような気がしました。ありがとう、ジャニヲタリカちゃん! #リカちゃんしか勝たん #今日もリカちゃん天才だった #リカちゃん優勝(※「〜しか勝たん」とは、“○○に勝てるものはない”という意味の言い回しで、主に若いアイドルファンが推しを称賛する際に使う)
みづきさん講評
ペンライトが小さくてすごいリアル! ついでに言うと、この「ケミホタル」はアイドルファンにおなじみのペンライト「ルミカライト」を作っている会社の商品なのだそう。ということは、この写真のライトも実際に光ってるのでしょうか。暗闇での写真も見たいです。
はるとくん、衣装はブルーですが、メンバーカラーはピンクなのでしょう。隠しきれない自担への想いがカチューシャやイヤリングにまで溢れているようです。
メンバーカラーのつなぎ、カラーセーラー(※色とりどりのセーラー服)、そして量産型ファッション……現場ファッションも栄枯盛衰ですが、どのファッションもなんだかんだ各現場で必ず見かける不思議。
ちなみに、リカちゃんの歴代ボーイフレンドには当時のジャニーズJr.をモデルにしている子がいたという噂もあります。ジャニーズアイドルの顔はお人形のモデルになるほど魅力があるのだと思うと、ファンとしてもうれしい限りです。はるとくんの身長は164cmという設定。「今のJr.なら誰と一緒かな……」と調べると、楽しくて小一時間は軽くつぶせますね。
まとめ
以上、皆さんの力作をご紹介してきました。頭に思い描いたジャニヲタ像を心ゆくまで追求できるジャニヲタリカちゃんの楽しさ、奥深さに気づいた方も多いのではないでしょうか。
みづきさんからは、「視点の多様さ」に触れる総評をいただきました。
特に私はInstagramでジャニヲタをウォッチすることがないので、「#隠しきれないオタク」は新鮮でした。そんなタグで交流してるんだ……と。
これからもファンそれぞれの表現で、自担が喜んでくれるような応援をしたいですね。
さて、ここまで読み進めてこられた皆さんは、ジャニヲタ×リカちゃんの果てしない「沼み」に気づいたことでしょう。「おうちでジャニヲタリカちゃんを作ってみたい……!」と思った方も多いはず。
そんなあなたのために、みづきさん直伝、ネットでジャニヲタリカちゃん用の小物を探す方法(と注意点)を最後にご紹介します。
キーワードは「1/6」。
ただ、一口に1/6サイズと言っても、リカちゃんサイズからバービーのようなお姉さんサイズの人形、海外もののムキムキの男性フィギュアまで、お人形の体格の種類は案外多いです。
届いた後、「リカちゃんには大きかった」とならないよう、商品ページや写真に記載されている小物の実サイズを、買う前にちゃんと確認してくださいね。
“自分だけのリカちゃん”を作り上げた時、 そこにはリカちゃん(ドール)沼という新たな沼が待ち受けているかもしれません。
▶「リカちゃんキャッスル」
自由自在にコーディネートできる「リカちゃんお人形教室」や、オリジナルドレスが買えます!