特定の地域だけで展開されており、地元の人々に愛されている「ローカルチェーン」の飲食店。中には楽天市場で購入できるものもあるのです!
地元のローカルチェーンをこよなく愛す方に「楽天市場で買える“地元の味”」を自宅で楽しんでもらいつつ、その魅力を語っていただく本連載。第1回は福岡出身のライター・地主恵亮さんが、北九州民のソウルフード「資さんうどん」への深過ぎる愛をつづってくれました。
【あのローカルチェーンの味、楽天で買えちゃいます連載】
- 第1回:地主恵亮 × 資さんうどん(福岡)★この記事です★
- 第2回:ヨッピー × りくろーおじさん(大阪)
- 第3回:斎藤充博 × みんみん&正嗣(栃木)
- 第4回:米田梅子 × スガキヤ(愛知)
「資(すけ)さんうどん」という絶品のうどんを出すお店がある。
北九州が創業の地で、今では北九州のソウルフードとなっている。1976年に「資さん」の屋号が誕生し、4年後の1980年に会社設立なので、2022年で創業42年という歴史あるお店だ。
以前は、北九州に行かなければ食べることができなかった(福岡市にもあったけれど)。現在は大分や宮崎、熊本などにも店舗ができ、さらに楽天で買うこともできる。
どこにいても北九州を代表する味を食べることができるのだ。ありがとう。
地元を恋しく感じるのは、東京に資さんうどんがないから
地元を離れると、地元を恋しく感じることがある。地元が近ければ帰りやすいけれど、遠いと気軽に帰ることはできない。
どうも、この記事を書いている地主です!
私は現在、地元の北九州を離れ東京で生活している。そのため地元を恋しく感じることがある。地元が恋しくなる理由は人それぞれだとは思うけれど、私の場合は
資さんうどんがないから!
東京とて資さんうどんさえあれば、もはや地元と言ってもいいはずなのだ。資さんうどんの有無が私の地元を決めるのだ。
絶景ですな!/資さんうどん 空港通店
甘辛い肉。九州各地で水揚げされたサバから作るサバ節、昆布、シイタケなどから取られるダシ。讃岐うどんの製法を北九州の人に合うようにアレンジしたオリジナルのもっちり麺。全てにおいて完璧なうどん、それが資さんうどんだ。
しかし、資さんうどんは特別なお店ではない。とりあえず資さんうどんに行くか、というお店だ。
正直言って北九州に住んでいた頃は、特別意識したことがなかった。ただ上京して資さんうどんのない生活が始まると、資さんうどんのある生活がどんなに幸せだったかと気がつく。
あの味のない生活は耐え難いものなのだ。
「資さんうどん」は楽天市場で買える
やったーーーー!!
ただ、楽天で買えた。資さんうどんが買えた。
冷凍で届きます!
最高ではないか。もはや東京が地元と言ってもいいのではないだろうか。資さんうどんを食べられる場所が地元なのだから。
「肉うどん(5人前)+ぼた餅(6個)」を注文
お店に行った時は「肉ごぼ天うどんの大盛り」「ぼた餅」「おでん」を頼むのだけれど、それに近いものが自宅で食べられる。
ちなみに、北九州では日常的にぼた餅を食べる文化がある。資さんうどんでもぼた餅は外せない一品で、年間450万個のぼた餅を売っている。
肉を温めているところ!
うどんを茹でて、肉とダシを温める。簡単である。難しいことはない。これでお店の味を楽しめてしまう。
今回は5食を注文したのだけれど、5食くらい一度につるっといけちゃう。なぜなら美味しいから。
完成しました!
やっぱり最高に美味しい資さんうどん
資さんうどんのいい匂いが部屋中に漂っている。甘くクセになる香り。この匂いを東京の自宅に充満させる幸せ。資さんうどん地主店ということにしたい。
「資」の文字が書かれたかまぼこは、将来的には壁紙にしたいと思っている、家を建てたら。
壁紙にしたいでしょ!
食べるとやっぱり最高に美味しい。麺、ダシ、肉と申し分なく、通販でもお店の味と遜色ない。
北九州の味が東京の我が家で堪能できている。幸せを一口ごとに感じる。もし私が涙もろいタイプならば泣いているだろう。それほどに美味しいのだ。
美味しいよ、美味しくて幸せだよ!!!
ぼた餅も美味しい。お店で食べるよりは2回りほど小さいけれど、このセットにはお店では食べることのできない「きなこ」が入っているのだ。レアだ。
資さんうどんのきなこぼた餅を食べたのは初めてだったが、あんこもどちらも最高に美味しかった。
幸せの並び!
北九州に住む、同じく資さんうどん好きの弟に自慢したい。弟はお店が近くにあるので、おそらく通販で資さんうどんを食べることはないだろう。だから、きなこのぼた餅を食べたことがないはずだ。
でも、兄の私は食べているのです。いいでしょ。
ぼた餅も美味しいよ!
ちなみに資さんうどんではたまにプレゼント企画をやっていて、お店でいくらか以上食べるとくじが引け、グッズがもらえたりする。
去年だったか、弟は私に自慢しようと資さんうどんのマグカップを当てにお店に通ったそうだ。しかし、当たらなかった。
兄、持ってまーす!
自分、持っています。そのマグカップ持っています。通販で買うとマグカップがもらえるキャンペーンもあったのだ。当然自慢した。弟は「いいな」と言っていた。いいに決まっているだろう。
他にも持っています!
他にもトートバッグやうちわを持っている。トートバッグは北九州に新店がオープンした時のキャンペーンのもので、実家の父に頼み込み食べに行ってもらった。
資さんうどんが好き過ぎて、味だけではなく、資さんうどんに囲まれた生活を私は求めているのだ。
輝くダシ!
主役であるうどんの話に戻ろう。資さんうどんは、うどんというカテゴリーの中だけで美味しいわけではない。料理という全ての食べ物の中で最上位クラスの美味しさなのだ。
飛び道具要素は一切ない王道の美味しさ。それが資さんうどんである。
輝く麺!
中学生の頃、家族で4日連続資さんうどんに行ったこともある。その頃の「資さんうどん貯金」を使い、資さんうどんがない東京で生きている。定期的に食べないと苦しくなるのだ。
しかし、今は楽天で買って食べることができる。ありがとう。ちなみに実家に帰った際は1日3食、資さんうどんを食べています。
自宅ならではのかまぼこ散らし!
資さんうどんが家に届く=幸せ
東京で北九州の味「資さんうどん」を堪能した。幸せ。
一番いいのは私の今の家の近くに「資さんうどん」ができることだけれど、今のところそんな話はなさそうなので、とりあえずは楽天で頼むのが幸せへの近道だと思う。マジで美味しいから、資さんうどん。
至福のファッション!
\「資さんうどん」食べたくなっちゃった……/
\北九州を愛するあなたへ。「ふるさと納税」返礼品もあります/
【楽天市場】福岡県北九州市×資さんうどん
著者:地主恵亮
1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。著書に「妄想彼女」(鉄人社)、「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」(アスペクト)がある。
Twitter:https://twitter.com/hitorimono