それどこ

推し活グッズ(推しグッズ)の手作りアイデアまとめ。100均材料を使ったアイテムや定番も紹介

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
推し活をしている人が「これ良い!」と思ったものを紹介しています

推し活グッズ(推しグッズ)を手作りしたい! と思っている方に向けて、制作のアイデアを紹介。100均の材料を中心に作れる推しグッズについてもまとめています。

サムネイル画像

推し活をしていると、つい増えてしまうグッズの数々。最近では公式からグッズの持ち運びや収納アイテムなどが販売されていることもありますよね。推しに関連したグッズに囲まれていると「もっと自分らしいアイテムが欲しい」と感じることはありませんか?

そんなときにおすすめなのが、手作りの推し活グッズ(推しグッズ)。100円ショップの材料などで簡単に作れるものも多く、不器用さんでも簡単にできるものもあります。

この記事では、手作りの推し活グッズの魅力やアイデアをまとめました。

【この記事はこんな人におすすめ】

  • 推し活をしている人
  • 手作りできる推しグッズの種類を知りたい人
  • できるだけ手間をかけずオリジナルの推しに関連したグッズを作りたいと考えている人

推し活×手作りの魅力とは?

推しグッズと一口に言っても、その種類はさまざま。ライブやイベントで推しにアピールするためのうちわやペンライト、日常的に持ち歩けるキーホルダーやスマホケース、飾って楽しむアイテムなどもあります。

公式グッズや既製品の関連グッズも魅力的ですが、手作りならではの特別な「良さ」があります。手作り推しグッズ最大の魅力は、何といってもそのオリジナル性。自分のアイデアや推しへの思いを込めたグッズを作ることができます。

例えば、推しの好きなモチーフとメンバーカラーを組み合わせたアクセサリーや、推しの言葉をデザインした小物など、発想は自由自在です。

自分だけの特別なアイテムを持つことで、推しへの愛着も一層深まります。「この配色は、あの時の衣装をイメージしたんだ」など、グッズに込めたストーリーがあると、手作りの推しグッズがより特別な存在になるはずです!

また、何を作ろうか、どんなデザインにするか、どんな材料を使おうか……と考えながら作ることそのものが推しグッズを手作りする楽しさでもあります。完成したときの達成感は格別で、既製品よりもずっと愛着が湧くはずです。

【ジャンル別】手作りの「推し活グッズ」アイデア集

ここでは、推し活をしている皆さんにおすすめしたい手作りグッズのアイデアを、日常使いしやすい「定番アイテム」、イベントで活躍する「応援アイテム」、「飾る」アイテム、そしてさりげなく推しをアピールできる「概念グッズ」のジャンルに分けてご紹介します。

日常使いしやすい!定番アイテム編

普段から身につけたり、持ち歩いたりできるアイテムは、推しをいつも身近に感じられておすすめです。

がっつりハンドメイドするものから、既製品を活用しつつ手持ちのグッズを組み合わせる、デコレーションしたりするだけで完成するものも多いので、「推し活グッズを作ってみたいけど、手間がかかりすぎるのはちょっと…」という人でも挑戦しやすいはずです。

1.スマホケース/スマホショルダー

毎日手にするスマートフォンだからこそ、推し仕様にカスタマイズしたいですよね。一番シンプルな方法は、透明なスマホケースに推しのチェキや切り抜き、自作のイラスト、シールやステッカーを挟むことです。これだけでもオリジナルケースの完成です!

より凝ったデザインに挑戦したい場合は、100円ショップで手に入るデコレーションパーツなどを使ってみるのも◎。推しのメンカラ(メンバーカラー)のラインストーンでイニシャルを描いたり、推しが好きなモチーフをデコパーツで表現したりするのもおすすめです。

おすすめ:わたしの推し活シリーズ

ダイソーでは「わたしの推し活」というシリーズがあり、モチーフやカラーバリエーションの種類が豊富にそろったステッカーやシールが販売されています。

わたしの推し活MVステッカー(フレークタイプ、休日)

こちらはイエロー系のステッカーがセットになっています。ほかにもピンク系や青系のもの、コラージュしやすい柄がセットになったものもあり、それぞれデザインも違います。推しのメンバーカラーに合わせて選ぶのがおすすめ。

⭐️ダイソーで「わたしの推し活」商品をチェックしてみる

チェキと一緒に透明なスマホケースに配置してみるとこんな感じ

最近人気のスマホショルダーも、推し活仕様にアレンジしやすいアイテム。スマホショルダーの紐を推し色のものに付け替えたり、推し色のビーズや小さなチャームで飾ったオリジナルのストラップを手作りしてもきっとかわいいはず!

2.缶バッジ

推し活の定番アイテムといえば缶バッジですよね。公式グッズをコレクションしていくのも楽しいですが、自分だけのオリジナルデザインで作れたら……と思うこともあるのではないでしょうか。

100円ショップで手軽にオリジナルの缶バッジが作れるキットも販売されているので、手作りハードルもそこまで高くないのが魅力。推しに関連した文字やロゴ、モチーフなどを用意して、キットに付属のテンプレートに合わせてカットし、本体にセットして押し込むだけで完成します。

手軽にオリジナリティを発揮できる缶バッジは、推し活の幅を広げてくれるアイテムになるはずです!

3.キーホルダー・アクキー・ストラップ

バッグや鍵、ポーチなどに付けて、いつでも推しを身近に感じられるキーホルダーやストラップも、手作りしやすいアイテムの一つ。プラ板やレジンで作る方法や、推しの名前やイニシャルのビーズを組み合わせるビーズキーホルダーなどがあります。

100円ショップには、アクリルキーホルダー(アクキー)風のものが作れるキットや、様々なデザインのキーホルダーパーツも揃っています。写真を挟むだけで作れるキーホルダーも立派な手作りグッズになるはずです!


ダイソー アクリルキーホルダーパーツ

推しの写真やシールをアクキー風にデコれる「アクリルキーホルダーパーツ」(「アクスタの飾り方10選!100均商品でおしゃれに&ほこりを防ぐ方法も解説」より

▼アクキー風のキーホルダーはこちらの記事でくわしく紹介しています

おすすめ:ダイソー デコレーションキーホルダー

手軽にオリジナル感のあるキーホルダーを作りたいなら、こちらの「デコレーションキーホルダー」はきっとフィットするはず。パカッと透明なフタを外して推しの写真などと一緒にシールやラインストーンなどのデコレーションパーツを配置すれば、オリジナルキーホルダーが完成します。

ダイソー デコレーションキーホルダー(ハート型、パープル)

カラーはピンク、ブルー、ブラック、パープル、イエロー、グリーンがあります。収納可能サイズは約縦65mm×横90mm×厚さ3mm。厚みがあるので、立体的なパーツも入れられるのがうれしい。

⭐️ダイソーで「デコレーションキーホルダー」商品をチェックしてみる

写真と一緒に、小さめのラインストーンを配置してみた例
推しの写真をキーホルダーに合わせてカットし、サイドに小さめのラインストーンを配置してみた例
4.ロゼット

ロゼットとは、リボンや布で作ったバラの形を模した装飾品のこと。安全ピンやクリップ、キーホルダーパーツを裏につけて胸元やバッグなどにも付けられます。



画像参照元:ユザワヤ 楽天市場店

推しグッズとしては推しをイメージしたカラーで作ったり、さらに中央に推しの缶バッジをつけたりして楽しむケースが多いです。こうしたロゼットを「痛ロゼット」と呼ぶこともあるようです。

ざっくり作り方を紹介すると、プリーツ状にしたリボンを円形にまとめ、ロゼットの土台となる部分に貼り付けていき、さらにデコレーションなどを施していくのですが、ハンドメイドをあまりしない方からすると少々ハードルが高いグッズでもあります。

不器用さんにおすすめなのが、手軽にロゼットが作れる「ロゼットメーカー」などの活用。必要なパーツもセットになっているので、お好みのリボンだけ準備すればOK。そのほか、準備しておきたい材料・道具はこちら。

ロゼットづくりの材料・道具(一例です)

  • (プリーツリボン用)リボン(幅15mm〜36mm程度で、大体1メートルあれば足ります)
  • (飾り用)リボン(お好みで)
  • 中心となるパーツ(くるみボタンなどが一般的)
  • 土台となるもの(フェルトなど)
  • はさみ
  • ボンドやグルーガン
  • 磁石(中央に缶バッジをセットしたいとき)
  • 縫い針(ロゼットメーカーを作る場合、プリーツリボンは縫わずに作れます)
  • 装飾用のパーツ(お好みで)

また、YouTubeなどでもさまざまな作り方の動画があるため、自分にとってやりやすい作り方を色々と試してみるのもよさそうです。


www.youtube.com


※ロゼットメーカーも使わず、また縫わずにプリーツリボン部分を作る方法として「リボンを短くカットして折り曲げ接着剤で貼り付ける」というアイデアも。


※ロゼットメーカーを販売するクロバー株式会社では、推し活をイメージしたカラフルロゼットの作り方も紹介しています。


5.トレカホルダー / トレカケース(硬質カードケースデコ)

トレーディングカード(トレカ)のコレクションは、推し活の楽しみの一つ。

そんな大切なトレカを保護しつつ、おしゃれに持ち歩けるトレカホルダーやトレカケースも、アレンジで個性を出すことができます。

最近はカラフルで装飾がかわいいトレカホルダーやケースも多く販売されていますが、シンプルなトレカホルダーに、シールやパーツ、リボンなどでデコレーションを加えるだけで、簡単にオリジナルのトレカホルダー(ケース)になります。

ラインストーンやシール、デコレーションパーツは100円ショップでも手に入るので、手軽に自分好みのデザインにアレンジできるのも魅力です。


www.youtube.com
www.youtube.com
リボンを使ったものやホイップデコ、ラインストーンなどでデコったものなどさまざまな作り方が紹介されています
手軽に作れるキットもあります
ホイップでつくる デコカードケースキット

イベントでも活躍!応援アイテム編

ライブやコンサート、ファンミーティングなどのイベント会場は、推しへの愛を直接伝えられる貴重な機会。そんなとき、手作りの応援グッズがあればもっと楽しむことができるはずです!

6.応援うちわ・ファンサうちわ

応援うちわは、推し活イベントの必須アイテムと言っても過言ではありません。特にファンサうちわは、推しからのリアクションをもらうためのコミュニケーションツールとしても重要です。

応援うちわを作るのに必要な材料は基本100円ショップで揃えることができます。

【応援うちわに必要な材料・道具】

  • 無地のうちわ(白 or 黒が文字が目立っておすすめ)
    • コンサート会場やアーティスト側の規定で持ち込み可能サイズに制限があるケースもあるため事前に確認しておくのがおすすめ
  • カラーペーパー(カラーシート)(好きな色でOK)
  • カッティングシート(好きな色でOK)
  • 両面テープまたは接着剤
  • ラメシートやデコレーション素材(シールやラインストーン、縁を飾るモールなど)
  • はさみ
  • カッター

【あると便利なもの】

  • カッターマット
  • 定規
  • つまようじ
  • ピンセット

応援うちわのキモは何と言ってもうちわの「文字」。ポイントはできるだけ太字で読みやすいフォントを選ぶこと。

細い文字や装飾の多いフォントは近くで見るとかわいいかもしれませんが、遠くから見たときの視認性はいまいち。せっかく推しが読もうと思っても「何て書いてあるんだ……?」と読むのを諦めてしまうかもしれません。そうならないためにも、うちわ文字と相性のいいフォントで文字デザインをするのが重要です。

▼応援うちわの作り方は、以下記事でご紹介しています。

▼歴戦のオタクによる応援うちわの作成例を見てみる

7.ペンライトデコ

推しグッズを「がっつり手作りする」のもいいですが、不器用さんやあまり時間をかけられない方は、ちょっとしたアレンジで「手作り感」を味わってみては?

ライブやイベントで欠かせないペンライトをカスタムして自分だけのオリジナル仕様にする「ペンライトデコ」もおすすめです。

手持ちのペンライトに、リボンやシール、ラインストーンなどでデコレーションを加えるだけで、オリジナリティあふれる応援グッズに生まれ変わります。デコレーション次第で、可愛らしくも、スタイリッシュにもアレンジ可能です。

一番簡単なのは、推し色のリボンを結びつける方法です。持ち手部分に蝶々結びをするだけでも、ぐっと可愛らしい印象になります。サテンリボンやオーガンジーリボンなど、素材を変えるだけでも雰囲気が変わります。ただし、ペンライトの点灯部分や操作ボタンを塞いでしまわないように注意しましょう。また、イベントによっては過度な装飾が禁止されている場合もあるので、事前にルールを確認しておくことも大切です。

お部屋を推し空間に!「飾る」アイテム編

自宅で推しを感じられるよう、公式グッズなどを「飾っている」人も多いですよね。そんな「飾る」に関連した手作りの推しグッズについても紹介します。

8.アクスタ(アクリルスタンド)風グッズ

公式グッズでも人気のアクリルスタンド(アクスタ)ですが、手作りで「風」のグッズを作ることも可能です。プラ板に推しのイラストや写真を印刷(または手描き)し、カットして焼き、立てられるように土台をつければ完成します。

アクスタ風グッズは、デスクの上や棚に飾るのにぴったりのサイズ感です。複数作って並べれば、まるで推しが勢ぞろいしたような空間が作れます。季節や推しの衣装に合わせて入れ替えるのも楽しいですね。

9.ぬい(ぬいぐるみ)/ ぬい服など

グッズ定番の一つでもある「ぬいぐるみ(ぬい)」をお部屋に飾っている人も多いですよね。また、推しを模したぬいぐるみ(ぬい)を持ち歩き、一緒にお出かけしたり写真を撮ったりする「ぬい活」も人気です。

そんな「ぬい」に着せるための服(ぬい服)や、「推しぬい」そのものを手作りする人も多いようです。

簡単な型紙はオンラインでも見つけることができ、フェルトやあまり布を使って、推しの衣装を再現したり、お揃いの服を作ったりするのも愛情表現の一つです 。


www.youtube.com
www.youtube.com
推しぬいの作り方などは、動画サイトにも数多くアップされています

初めて作る方向けの本もあります。こちらはぬいぐるみ系YouTuber・ぴよぴっこさんが監修した「推しぬい」の作り方がまとまった本。「推しぬい」を作るための必要な“手芸の超基本”が紹介されています。

さりげなく推しを感じたい、アピールしたい方へ

10.概念グッズ

「推し活はしたいけど、いかにもなグッズを持つのは少し恥ずかしい」「職場や学校でも、こっそり推しを感じていたい!」そんな風に思う方もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、「概念(がいねん)グッズ」です。

「概念グッズ」は、推しの写真や名前を直接使わずに、推しのイメージカラーや好きなもの、関連するモチーフなどをデザインに取り入れたグッズのこと。一見すると普通のアクセサリーや小物のようでありながら、実は深い「推しへの愛」が込められています。

さりげないアピールができるため、普段使いしやすく、日常生活に自然と推しを取り入れることができます。

例えば、推しのメンバーカラーが青なら、青い石のついたネックレスや青いグラデーションのネイルをする。推しが好きな動物が猫なら、猫モチーフのハンカチを持つ。推しが出演した作品に登場するキーアイテムを模したチャームを自作するなど、アイデアは無限大です。

推しグッズ作りで気をつけたい注意点

推し活グッズ(推しグッズ)を手作りするのは楽しいですが、いくつか気をつけるべきポイントがあります。トラブルなく安全に推し活を楽しむためのポイントを押さえておきましょう。

特に、推しの画像やロゴなどを使用する際には、著作権や肖像権といった権利に関わる問題が出てくる可能性があります。これらは、クリエイターやアーティストの権利を守るために非常に大切なもの。アニメのキャラクターやアーティストのロゴ、写真などには、著作権や肖像権が存在します。これらを無断で使用してグッズを制作し、販売・配布することは、原則として権利侵害にあたる可能性があります。

例えば、アニメのキャラクターの公式イラストをそのまま使ってキーホルダーを作り、フリマアプリで販売したり、好きなアイドルの写真を無断でTシャツにプリントして複数の友人にプレゼントしたりする行為はNGです。

作ったグッズは私的利用として楽しむ

上記の通り、既存のグッズなどを使った自作グッズには注意が必要です。ただ、例外的に、家庭内で仕事以外の目的のために使用する、いわゆる「私的使用(私的利用)」の範囲内であれば認められます。自宅に飾るアクスタを自作したり、缶バッジを作ったりという行為は一般的にこの私的利用の範囲内と考えられます。

なお、推しの画像やイラスト、アーティストの写真を活用した自作のグッズをSNSへ掲載する行為も、私的利用の範囲を超える可能性が高いので注意が必要です。あくまで個人的な楽しみ方に留めておくようにしましょう。

また、推しの写真や画像を使わず、自分で描いたイラスト(ファンアート)を元にした自作グッズは、完全なオリジナル作品ではないため二次創作の領域に入ります。二次創作も元の作品の著作権に触れる可能性があるかつその扱いは非常にデリケートで、いわゆる「グレーゾーン」と言われることが多いため、注意が必要です。

公式のルール・ガイドラインをチェックしよう

既存のグッズなどを活用した推しグッズを作る前には、必ず各コンテンツのルールを確認しておきましょう。なかには、自作グッズのデザインの方向性に制限が設けられていたり、自作グッズの作成自体を禁止していたりする場合があります。

公式が二次創作に関するガイドラインを設けている場合は、必ずその内容を確認し、ルールを守って活動することが大前提です。ガイドラインがない場合でも、元の作品やキャラクターのイメージ、アーティストを著しく損なうような表現や、公式の利益を不当に害するような行為は避けましょう。

各会社やアーティスト、作品によってルールの内容はさまざまです。あらかじめルールを確認するようにしましょう。

※参照:独立行政法人国民生活センター「2023年7月号【No.131】(2023年7月18日発行)<分割版> / 2推し活に関する法律知識
※参照:文化庁 著作権Q&A

あなただけの推しグッズで推し活を充実させよう

手作り推しグッズは手間はかかりますが、こだわりが詰まったオリジナルデザインのものが作れるので、愛着もよりひとしお。

アイテムによってはデコレーションがメインで、比較的手間をかけずに作れるものも多いので、不器用さんやハンドメイドに自信がない方は、まずは手軽に作れそうなものからチャレンジしてみるといいかもしれません。自分だけの推しグッズで、推し活がもっと楽しくなるはずです!

※紹介している商品は変更や売り切れの可能性もあります。商品詳細はそれぞれ販売ページでご確認ください