平日の夜は家事に勉強に趣味に、やりたいこととやらなきゃいけないことに追われていた社会人1年目。袋で買ったチョコレートを惰性で全部開けてしまうこともありました。
その頃にこれはまずい! と思って決意したのが「おやつを食べるときはお皿に移し替えてお茶と一緒に食べる」ということ。せめてカロリーを摂るなら惰性じゃなくて満足感をもって食べたかったんです。
現在その実行率は50%くらいで、つい立ったまま包装紙を開けておやつをつまんでしまうことも多々あります。でも「とっておきのおやつはお茶と一緒にゆっくり楽しむ」という習慣は、私の中ですっかり定着しました。
ふたり暮らしになった今も、週に2〜3回はお茶を淹(い)れておやつを楽しんでいます。
そして最近思ったのは、「これだけ紅茶を飲むなら、もっとテンションが上がるティーポットにしてもいいのでは……?」ということ。そう思って購入したのがこちら! イギリス生まれの「ロンドンポタリー(LONDON POTTERY)」のティーポットです。
かわいくて、家のインテリアにもなじむ
まず何よりデザインがかわいい!
見てください、このぽってりした丸みと注ぎ口の絶妙なカーブ。つやっつやの陶器が私の好みど真ん中。そしてかわいいながらも生活の中に自然に溶け込んでくれるちょうどよい存在感。
アフタヌーンティーでよく出てくるような華やかで繊細な柄のティーポットもすてきだけれど、自分の家に置くと妙に浮いてしまわないかな? というのもあって、購入に踏み切れずにいました。
そんな中でこのロンドンポタリーのティーポットは、かわいさのバランスが個人的にベストだったんです。
優秀な「ストレーナー」のおかげで、ズボラでもリーフのお茶が手軽に楽しめる
そしてこのティーポット、購入のきっかけはデザインが100%でしたが、使い勝手もなかなか良いんです。その理由はこのストレーナー。
ストッパーが付いていて、ふたがしっかり固定される構造になっているので、ポットをかなり傾けてもふたが落ちずストレスフリーです。これのおかげで、ティーバッグだけでなくリーフのお茶も気軽に淹れられます。
深さがしっかりあって、お湯をマックスまで入れなくても茶葉がしっかり浸かるのもうれしい。本当は直接茶葉をティーポット内で踊らせるのがベストらしいのですが、ズボラ人間の私はポット内やシンクに張り付いた茶葉の片付けを考えると億劫(おっくう)になってしまうので、ストレーナー最高!と思っています。
お気に入りの紅茶とお菓子でティータイム
いざ、お茶タイム!
茶器がかわいいと食べる前からワクワクが高まって良い! これはスコーンを焼いたときです。
ティーポットの色はこのウィリアムモリス柄のマグカップと合わせたくてグレーを選びました。
ロンドンポタリーのティーポットは、スタンダードな色からビビッドな色までたくさんラインアップがあるのも良いところ。レッドやアクアなどを選んで食卓のアクセントにするのもすてきだと思います。
私がお茶タイムでよく淹れるのはこの2種類の紅茶です。
ケーキや生菓子、お土産、気合を入れて作ったお菓子なんかのときによく淹れるのは「マリアージュフレール」のマルコポーロ(写真左。これはいただきものの50gのものです)。
甘やかながらもフルーティーさも感じられ、香りが華やかで、おやつがなくてこれだけでも十分満足感がある。とっておきの紅茶です。
対して休日の朝食や、夜にストックお菓子を食べるときなど、デイリーユースでよく使うのが「PG tips(ピージーティップス)」のオリジナルです(写真右)。
こちらはコストと味と使いやすさのバランスがとっても良いんです。まず紅茶が出るまでの時間が短い! 紅茶自体の色が濃いのもあると思うんですが、お湯を注いで1分しないうちにしっかり色が出るので、パパっとお茶を飲みたい朝食時にもとっても重宝します。一方で、長く蒸らし過ぎてもそこまで渋みが出ません。1パッケージにティーバッグ40個入り、80個入りなどの商品があり、ガシガシ飲めておすすめです。
1日の終わりのリラックスタイムや、おうちでの映画鑑賞や読書タイム、在宅推し活などのお供に、みなさんもぜひ、お気に入りのティーポットでお茶タイムをより楽しく過ごしましょう〜!