推し活をしているとついついモノが増えてしまいがち。前編・中編では、宝塚歌劇団の大ファンである書評家の三宅香帆さんに、推し活グッズの収納に役立つ商品を紹介していただきました。
後編となる今回は、際限なく増えてしまう雑誌についての対処法をお届けします。雑誌が増えて収納場所がなくなってしまう問題、三宅さんはどのように解決しているのでしょうか?
紹介する人:三宅香帆
書評家。『人生を狂わす名著50』『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』など著書多数。
AKB48グループや坂道シリーズなどの女性アイドルを推したのち、3年前から宝塚ファンに。観劇や宝塚歌劇専門チャンネルの視聴、SNSでの推し友との交流など、積極的に推し活を楽しんでいる。推しは真風涼帆さん、朝月希和さんを経て、現在は和希そらさん。
雑誌を電子化してスマートに保管できるスキャナー
雑誌はかさばるから収納場所に困りますよね。三宅さんは残したいページだけをスキャナーで電子化し、データとして保存しているそうです。愛用のスキャナーを紹介していただきました。
Q. このスキャナーはどのように使っているのですか?
宝塚は毎月2冊必ず雑誌が出るので、それを買っているとどうしても収納場所が足りなくなってしまいます。とはいえ、気に入ったページだけを切り抜いて管理するのも面倒。
そこで私は数カ月に1回、推しが出ているページや気に入っている記事だけを「ScanSnap iX1300」でスキャンしてPCに残し、雑誌自体は古紙回収に出しています。
Q. スキャナーの中でも、この商品を気に入っている理由は?
この商品はスキャンがとっても早いんです。スキャンした情報はすぐPDFにしてくれるんですが、文字情報を読み取ってタイトルをつけてくれたりもします。しかも画面がきれいで読みやすいんですよ。
使う前はスキャナーの性能を疑っていましたが、使いはじめてからはあまりに便利で手放せなくなっています。
Q. 雑誌を電子化するメリットはなんでしょう?
私の場合ですが、電子化してからのほうがよく見返すようになりました。仕事の合間にPCですぐに見られるので、ときどき何年か前の記事を読んで懐かしい気持ちに浸っています。文芸誌をスキャンしたり、領収書の管理をしたり、仕事でもこのスキャナーを使っていますよ。
雑誌など、紙系の収納に困っている人にはスキャナーがおすすめです!
Q. 最後に、三宅さんにとって推し活の魅力とは?
仕事や育児や勉強など、それぞれ頑張っていることがあると思いますが、それだけだと疲れるときがあるじゃないですか。そういうときに自分のテンションを上げてくれる存在がいると、「また頑張ろう!」って思える。そういう存在が自分の外側にあるのは、とてもいいことだと思いますね。
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推し活グッズの収納について、3回にわたって三宅さんにアイテムを紹介していただきました。部屋はきれいに保ちつつ、これからも積極的に推し活を楽しんでいきましょう!
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