オタク向けのプロフィール帳テンプレを公開中!大人の自己紹介に使っても楽しいですよ。ジャンルごとのテンプレートがあり、スタオタ(旧ジャニオタ)向けをはじめ、K-POP、LDH、宝塚、2.5次元舞台に特化した全5種類です。
はじめまして。ジャニオタ歴12年、OLという仮の姿で現実世界に生きる関西在住のジャニオタ、まめと申します。
突然ですが、皆さんは「プロフィール帳(プロフ帳)」を覚えていますか? 「サイン帳」というとピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。
私が小学生のころにはなかったSNSのIDを書く欄があり、時代に沿って質問事項がアップデートされている
私にとってのプロフ帳全盛期は小学生の頃です。休み時間や放課後に友だちと配り合い、配られた枚数だけありとあらゆる個人情報を書いては返却する、「プロフ帳職人」と化していた記憶がよみがえります。
「私のチャームポイントは◯◯◯だよ♪」「楽しかった思い出は……」といった自己紹介欄もありましたね。今となってはアイドル雑誌のインタビューくらいでしか目にすることがありませんが……!
そんな懐かしさを感じるプロフィール帳をもとに、私が今答えるなら……と思って作成したのが「ジャニオタプロフィール帳」。たくさんのジャニオタに書いてもらいたい! と思ってテンプレートを公開したところ、多くの人に参加していただき、Twitterやブログなどで盛り上がりました。
(細かく書いているので、画像をピンチアウト・拡大してご覧ください)
懐かしい気持ちになりつつ、オタクの熱量を共有できるプロフィール帳、有能過ぎる……! これはみんなにも作ってみてほしい! ジャニオタだけじゃなくて、他の沼のオタクプロフィール帳も見てみたい!
というわけで、今回は
- 私が思う「オタクプロフィール帳の魅力」
- ジャニオタ以外のジャンルを追いかける皆さまに考案いただいたそれぞれの「オタクプロフィール帳」(K-POP・LDH・宝塚・2.5次元舞台)
を紹介します! 記事を読んでいる方も参加できるよう、各オタクプロフィール帳のテンプレートも用意しています!
なぜ大人になってから「プロフィール帳」を書こうと思ったのか
まずは私が「ジャニオタプロフィール帳」を作るまでのお話をしようと思います。私がプロフ帳の存在を思い出したのは、家で過ごす「おうち時間」という言葉が聞こえ始めるようになった頃。モデルでYouTuberのkemioさんがYouTubeに投稿していた「小学生ぶりにプロフ帳書いたら難しすぎた」という動画を見たことがキッカケでした。
動画に登場するプロフィール帳は、簡単な自己紹介を書く欄や質問に答えるコーナーといった、私が小学生の頃に書いたものとほぼ同じ内容で構成されていました。
「あなたはどんな性格?」
「どんなものが好き?」
「大切にしているものは?」
子どもの頃は何気なく答えていた質問でも、大人になるとつい深く考えてしまう……。
つまり大人になってから対峙するプロフ帳は、自分の性格や好きなもの、大切なものを見つめ直す良い機会になるのではないかと思ったのです!
それと同時に、私は常日頃から、ジャニオタに「自分はどんなアイドルを好きになる傾向があるのか」「どんなタイプのオタクなのか」「アイドルというものをどのように捉えているのか」といったことをもっと言語化してほしい! と頭の片隅で考えていました。
そこで、プロフ帳をジャニオタ仕様にしてしまえば、ジャニオタたちが「ジャニオタとしての自分を再確認し、語ることができる」ツールとして気軽に、しかも楽しく参加してもらえるのではないかと思いつきました。
そして、新型コロナウイルスの影響で舞台やコンサートが軒並み中止になり、オタク同士で顔を合わせる機会が失われつつある時期だったこともあり、会えなくても楽しめる何かがあればいいのに! という強い思いが後押しして「ジャニオタプロフィール帳」の作成に至りました。
「ジャニオタプロフィール帳」を作ってみた
「ジャニオタプロフィール帳」を作る際は、なるべく多くのジャニオタに楽しんで書いてもらいたいと思ったので、以下の3点を重視しました。
・どんなジャニオタでも親近感をもって答えやすい質問であること
・オタク同士であーだこーだと言いながら楽しめそうな内容であること(プロフ帳から会話が発展)
また、せっかくなので紙に出力しても「プロフ帳らしさ」が出るように、ファイル穴(もどき)を付け、外枠をハサミで切って中心で折りたたむとプロフ帳そのものに見えるよう、形にもこだわることにしました。
そして完成したものがこちら。
そもそもプロフ帳ってどんな質問があったっけ? と過去の記憶をたどりながらネットで検索すると、「自己紹介」「好きなもの・こと」「人物連想ゲーム」「質問コーナー」「恋バナ」「フリースペース」がほぼ必須項目だったため、そのまま採用しました。
また、自己紹介欄で定番の「私は◯◯◯なんだ♪」という無駄に陽気な語尾など、少しこそばゆい感覚を覚えさせてくる部分はできる限り再現しています。そこから、一つ一つの質問をジャニオタ仕様にアレンジしてみました。
まずは「A:自己紹介」のスペース。「誰の担当か」という基本情報はもちろん、同担の可否、オタクとしての特技やマイブーム、何系オタク(量産型系? リア恋系? 茶の間系? 分析系?など)かを言及します。
・担当……その人を応援していること、その人のファンであること
・同担……同じアイドルを応援している人。同担の可否とは「同じアイドルを応援している人とも交流するか、しないか」という意味
・量産型系……ガーリー系の服装や髪型をしている人。現場(コンサート会場など)で同じような格好をしている人が見られることから、この名称がついた
・リア恋系……アイドルに本気で恋している人
・茶の間系……あまり現場には行かず、主に家で応援活動をしている人
・分析系……データなどを駆使してアイドルの活動を分析する人
そして、こちらは「B:質問コーナー」。ジャニオタならではのオリジナリティを出しつつ、できるだけ個々人のジャニオタ的な嗜好性が表出されるようなお題として特にこだわったのは、「もしジャニーズになれたら」「自担と電話ができたなら」という質問です。
ちなみに私は、ジャニーズになれたら「尊敬する先輩は岸優太くんです!」と公言するジャニーズJr.になりたい。そして自担と電話できるとしたら「応援してくれてありがとう。これからもずっと付いてきてね」と言ってもらいたい、と回答しました! ここはかなり個性が出る点かと思います。
「自担のどこが好き?」という質問も、あらためて言葉にすると深く考え込んでしまいますよね。普段から考えていそうで、実はあまり言語化したことがなさそうな質問にしたことで、「私ならこうだけどな〜!」「あ〜!それもいいよね!」といった具合に盛り上がれる内容になったのではないでしょうか。
・自担……自分が応援しているジャニーズタレント、好きなジャニーズタレント
こちらは「C:恋バナ」パートをジャニオタ版に置き換えたもの。「担当以外にも推しがいる?」「(その人の)担当になる可能性はある?」といった質問は、「自担には言えないけど……ちょっと気になっている人がいるんです……」という場合に謎のドキドキ感が演出されます。
こちらは、ジャニオタらしさが出る「D:もらってみたいファンサを書いてみよう!」のコーナー。コンサートに行ったらいつかこんなファンサが欲しい!! という妄想ができます。
デジタルな現代だからこそ!? SNSで「ジャニオタプロフィール帳」が広がった
このプロフ帳のテンプレートをブログに掲載したところ、SNS上で「#ジャニオタプロフ帳」「#ジャニオタプロフィール」のハッシュタグを使って、たくさんの方々に楽しんでいただきました。
ネット上で公開したこともあり、文字入れもそのままオンラインでできるのがポイント。見たところ、LINEの画像編集機能やInstagramのストーリーにある文字入れ機能を使っていた方も多かったようです。プロフ帳がはやっていたあの頃には存在しなかったスマホやSNSというツールを使い、スピード感をもってたくさんの人々とプロフ帳を交換し合える(見せ合える)というのはあらためてすごい時代になったものだと、時代の進化に驚きます。
一方で、プロフ帳をプリントアウトして記入してくださった方もいたので、プロフ帳全盛期の「アナログの質感」を思い出してもらえたらうれしいです!
そして、プロフ帳の使い方も人によってさまざまでした。それこそアイドル雑誌でインタビューされている側になったつもりでプロフ帳を楽しんでいる方や、新たなフォロワーを見つけるための自己紹介ツールとして使っている方も。
また、すでに親しいフォロワー同士が「私って(あなたって)こういう趣味嗜好だよね〜」と、互いのジャニオタスタンスを再認識しあうことに一役買っている様子もうかがえ、多岐にわたる楽しみ方を発見できました。
個人的には、普段はあまり発露されることがない十人十色なジャニオタの「ジャニオタという私はどんな人物か」や「わたしの好きなアイドル像」について知ることができ、大変興味深かったです。「好きなモノ・コト・人」という共通言語をもって、活発なコミュニケーションが生み出されるのは、オタクならではの文化であると感じました。
ジャニオタだけでなく他ジャンルのプロフ帳も見てみたい!
オタ活をする中で、自分が好きなジャンル以外のオタクの方々と交流する機会はなかなかありませんよね。
私自身はジャニオタとして、ジャニオタの生態をある程度理解していますが、他ジャンルのオタクの方々においても、どんな文化があってどういう理由でその沼にハマっているかなど、とても気になります!
もし他のジャンルでもこんなプロフ帳があれば、ジャニオタプロフ帳のように同ジャンル内の新たなコミュニケーションツールになったり、さらにはジャンルの垣根を超えて「あそこのオタクはこういう点に惹かれて〇〇が好きなんだね!」という異文化交流のきっかけにもなるのではないでしょうか。
ということで今回、各ジャンルの皆さんにもオタクによるオタクのためのプロフ帳を考案していただきました! テンプレートデザインはデザイナーさんに制作してもらっています。記事の最後にはそれぞれのテンプレートを掲載しているので、ぜひオタク同士の交流に活用してください!
「K-POP」オタクプロフィール帳(moe*さん)
K-POPアイドルオタクのmoe*と申します。1つのグループにどっぷり、ではなくいろいろなグループに手を広げて楽しんでいるタイプのK-POPオタクです。
私のオタ活方法としては、トークよりもパフォーマンスを見ることが好きなので、暇さえあれば音楽番組の映像をひたすらに見ています。また、オタク活動のモットーとして「ファンクラブの入会費はタダ」を挙げているので(※タダではありません)、気になるグループと出会ったら軽率にファンクラブに入会するような日々を送っています。
K-POPオタのオタクプロフィール帳
そんな私の「K-POPオタプロフィール帳」はこちらです!
プロフィール帳の記入にあたり、\いろいろなアイドルが好き!!!!/を詰め込むとスペースがギチギチになってしまうので、今回はKポオタとして生きるきっかけになった男性アイドルグループ「SEVENTEEN」を中心に構成しました。
「MVの考察は」という項目を入れた理由は、K-POPアイドルグループは謎が多くて考察が盛り上がるようなMVを出すことが多いため。オタクたちは日々頭を悩ませながら、MVに込められたメッセージやストーリーの解読に熱を上げています。
「1番刺さったカムバ曲」は、正直SEVENTEENはどの曲も大好きなので選ぶのが大変だったんですが、1番「刺さった」と考えると「Oh My!」ですね。個人的にかわいらしいコンセプトが好きなので、かわいさと爽やかさが詰まった夏のカムバ、最高でした……あとやっぱりマンネの髪色がピンクだったのがあまりにかわい過ぎて、目に入れても痛くないくらいかわいかった……夏はピンク髪のアイドルと共に過ごすに尽きます!
「サイン会で推しに着けてほしいグッズ」を入れた理由は、K-POPアイドルは新曲を出すタイミングでサイン会を開催することが多いからです。サイン会ではファンが用意したかぶりものなどのグッズをアイドルに着けてもらうことができ、グループによってはその様子の写真撮影が許可されているので、サイン会に当選できなかったファンも写真を見て一緒に楽しむことができます。
そんなサイン会で私が推しに着けてもらいたいのは、音が鳴って動くチキンのかぶりもの! SEVENTEEN・ジュンくんの宝塚男役のような麗しいお顔に踊るチキンがのってたら、そのギャップが最高過ぎると思うので絶対に見たい。あとジュンくん本人もこういう愉快がグッズ好きそうなので、きっと楽しんでくれると思います。
・SEVENTEEN……韓国の13人組男性アイドルグループ。略称は「セブチ」
・マンネ……グループ内の最年少メンバーのこと。SEVENTEENの場合は1999年生まれのディノ
・カムバ曲……新作CDの表題曲。新作CDを発売することを「カムバック」(通称カムバ)と言う
・コンセプト……K-POPアイドルグループはカムバックにあたり「今回の新曲はこういう雰囲気で~」というような方向性を定めることが多く、一般的に「コンセプト」と表現している。最初はかわいくて爽やかなコンセプトで売り出していたグループが、中堅アイドルになるにつれて大人っぽいセクシーでダークなコンセプトに挑戦することも。言わば「グループの色」
特にこだわった質問事項
特にこだわったのは「自分がサバイバル番組に出るとしたらやってみたい課題曲」です。サバイバル番組はオーディション番組とも呼ばれます。アイドル練習生がデビューメンバーの座を狙う番組で、番組によっては視聴者にデビューメンバーを決める投票権が与えられていることもあります。
日本でも話題になった「PRODUCE 101 JAPAN」は視聴者の投票権あり、「Nizi Project」は投票権なしのサバイバル番組ですね。そしてサバイバル番組では先輩アイドルの曲を「課題曲」としてチームで披露することが多いです。そんなサバイバル番組を見て、自分だったらどんな曲を披露しよう~~と考えるのはKポオタあるあるだと思ってるんですがどうでしょう?
個人的な話ですが、私は来世でアイドルになりたいので、この曲やりたいけど難しそうだなぁ……なんて来世をイメージしながらオーディション番組を楽しめます。
そんな私が悩みに悩んで決めたやってみたい課題曲は、東方神起の「Rising Sun」です! あの王道ド真ん中を貫くかっこよさ……K-POPアイドルになったら絶対にやってみたい!! センターはやらず、ダンスブレイク時にぐいぐい目立つポジションをやりたいです。
エンディング妖精を私がやるとしたら、手を銃にしてばーん! をやりたいかなぁ……オタクはそういうのに弱いので。来世、サバイバル番組で勝ち残るために頑張ります!(?)
・東方神起……韓国出身の男性デュオ
・エンディング妖精……曲の終わりにアップでカメラに抜かれること。ここで天使のようにかわいらしく微笑んだり、ウインクをしたりとアピールすることで人気が出たアイドル練習生も
「LDH(EXILE TRIBE)」オタクプロフィール帳(みさとさん)
はじめまして、みさとと申します。20代社会人のLDHファンです。
LDHとは、EXILEや三代目 J Soul Brothersなどが所属する芸能事務所の名称です。さまざまなタレントが所属していますが、その中でも歌って踊るグループ、いわゆる“EXILE一族”のことを「EXILE TRIBE」と呼びます。EXILE TRIBEのメンバーが多数出演している映画「HiGH&LOW」がきっかけでこの沼に踏み込み、紆余曲折を経て、現在は「BALLISTIK BOYZ」というEXILE TRIBE内の最年少グループを応援中です。
・EXILE TRIBE……2020年7月現在EXILE TRIBEに含まれるグループは「EXILE」「EXILE THE SECOND」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」「GENERATIONS from EXILE TRIBE」「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」「FANTASTICS from EXILE TRIBE」「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」
・「HiGH&LOW」……テレビや映画で展開するシリーズ作品。LDH所属メンバーが多数出演している
LDH(EXILE TRIBE)オタのオタクプロフィール帳
私の「LDH(EXILE TRIBE)オタクプロフィール帳」はこちら。
LDHに所属するメンバー全員を対象にしたものを作ると質問事項にかなり悩みそうだったので、今回は「EXILE TRIBE」に絞って考えてみました。
「◯◯を好きになることが多いかな?」という質問でボーカル・パフォーマー・ラッパーを選択肢にしたのは、歌やダンスを分業しているのがLDHアーティストの特徴だと思ったからです。
「応援のスタンスは◯◯だよ!」という質問は、ライブにガッツリ行く人やグッズ収集に力を入れる人など、いろいろなタイプがいるので入れてみました。
「持っているフラッグの数」を入れたのは、LDHのライブではペンライトなどの光り物が禁止で、代わりにフラッグ(旗)を振るため。こちらはライブのグッズとして販売されています。
・fam……LDHファンのこと。由来は、ファンクラブ名が「EXILE TRIBE FAMILY」のため。読み方は「ふぁむ」
・武者修行……デビュー前後のアーティストが全国を回って行う観覧無料のライブイベントのこと
・居酒屋えぐざいる……毎年夏にお台場で開催される野外飲食イベントのこと。LDH所属タレントがゲストで訪れることも
・フリスビー……メンバーのサイン入りフリスビー。以前はライブ中に投げていましたが、安全面を考慮した結果、抽選方式に
・バクステ……ライブ会場でCDを買うと、抽選で10組ほど限定で、終演後にメンバーと写真撮影ができます。狭き門
・ガチャ……LDHのライブグッズとして販売されているカプセルガチャ。1回500円で中身は完全ランダム
・メンプロ……メンバープロデュースグッズのこと。LDHのライブで販売するグッズを、各メンバーがプロデュースしています
特にこだわった質問事項
1つ目は「私がHIROさんになってシャッフルユニットを組むならこのメンバー!」です。ジャニーズはよくシャッフルユニットでパフォーマンスをしていますが、LDHはシャッフルユニットがなかなかないので、いろいろなアイデアを聞いてみたいです。ちなみに私はEXPG(LDHが運営するスクール)の大阪校出身メンバーで、関西弁の曲をやってほしいです!
2つ目は「中目黒のおすすめスポット」。LDHといえば、事務所が東京・中目黒にあることでも知られています! 公式ショップや飲食店などLDHが経営する店舗が多く、ファン同士の待ち合わせにもよく使われるので、この土地に詳しい人も多いはず。おしゃれなお店もたくさんある街なので、個人的にもぜひおすすめを聞きたいです。
3つ目は「ある? ない? BET PLEASE!」です。バラエティー番組「EXILEカジノ」(2019年からは「FANTASTICSカジノ」が放送)のパロディで、LDH特有の文化に親しめるような項目を作ってみました。あるあるな項目だけでなく、ちょっとレアな項目もあるので、「ある」人はぜひちょっとした自慢をしてみてください。
・EXILEカジノ……2014年4月から2015年9月までフジテレビ系列などで放送されていた番組
「宝塚」オタクプロフィール帳(A.Iさん)
各種エンタメをゆるっとその時々に好きなものを愛していましたが、3年前に宝塚にハマって宝塚がメインジャンルになったエンタメジャンキーオタク女です。最近のマイブームはピアノを弾くこと、ギャラリー巡り、映画。7/17現在、特にハマっているものはドラマ「MIU404」とゲーム「GhostOfTsushima」です。
ブログ:おどらにゃそんそん
Twitter:@asami_jun
はじめまして。A.Iと申します。まさかいつも読んでいるソレドコ様から寄稿を依頼されるとは……とおっかなびっくり書いていますが、楽しんでいただけるとうれしいです。
私は今まで、アニメを見たりゲームをしたり映画を見たり、特定ジャンルに長くはハマらず生きてきました。ですが2018年初頭、映画「HiGH&LOW」にハマっていたところ、Twitterのフォロワーから「ハイロー(HiGH&LOW)と宝塚、わりと相性いいし、あなたは素質がありそうだから見てみてよ」とBlu-ray Discを送りつけられて見たのが、明日海りおさん主演の月組公演「アリスの恋人」でした。
それを見て「これは明日海りおさんを生でみておかねば……!」と確信してしまい、2018年3月の日曜日、始発で当日券に並んで見た花組公演「ポーの一族」で見事にドハマリ。それからはほぼ毎月最低1回は東京宝塚劇場に行く、ちょっと星組が多めのゆるふわ全組観劇ヅカオタ生活をしています。
宝塚オタのオタクプロフィール帳
私が考えた「宝塚オタクプロフィール帳」はこちらです。
今回のプロフ帳作成で気をつけたのは、「宝塚のオタクといってもいろいろな立場がいる」という点です。誰か1人くらいは特定の好きな人がいるだろう、という前提にはなっていますが、その好きな人が真ん中に立つトップスターのファンも(私はこのパターン)、まだまだ名前のある役がもらえていない下級生のファンも、はたまたいぶし銀で舞台に深みを与える専科さんのファンもいるかと思い、項目を作成しました。
「◯◯で観劇することが多いよ!」という項目では、ムラ・日比谷が選択肢になっています。兵庫にある宝塚大劇場は通称「ムラ」と呼ばれていて、東京の東京宝塚劇場は日比谷にあるので「日比谷」または「東宝」といった呼ばれ方が多いように思います。ヅカオタは遠征する人が多く、Twitterのフォロワーと最初に会うときに「ムラも日比谷もよくいるけど、どの辺にお住まいなんです?」となりがちなので、この質問を入れました。
「好きな演出家は?」も入れてみました。ジェンヌさんの次に「好きな人」として名前が上がりがちなのが、やはりお芝居全体を司る演出家さん。私もよく推し演出家の話で盛り上がったり、ヅカオタと「○○先生早くうちの組(自分がよく見る組を「うちの組」扱いしがち)で演出してくれないかなあ」などと話したりしています。
「好きな組や公演にちなんだアクセサリーや服など、持っているお気に入りがあれば教えて!」という質問を入れた理由は、観劇やお茶会(ファンミーティング)の場で、こだわったアクセサリーなどを身につける人が多い印象があったため。私自身、つい水色だったり星モチーフを購入しがちですし、一時期は公演のピアス作るのにハマっていた時代もありました。
・ジェンヌ……タカラジェンヌ。宝塚歌劇団に所属する団員の愛称
・研◯年……タカラジェンヌの在団年数は「研◯年」と呼ばれることが多い
・客席降り……劇中、タカラジェンヌがステージから客席へ降りてくること
・遠征……宿泊などを伴って遠い現場まで行くこと
・「エリザベート」……宝塚で過去10回上演されている人気公演。再演ごとに演出や役の解釈が違うので、初めて見た「エリザベート」が基準になりがち
・ロベスピエール……フランス革命期に活躍した革命家のマクシミリアン・ロベスピエール。何かとフランス革命が出てくるでおなじみの宝塚なので、きっと「一番好きなロベスピエール」がいるはず
・マリー・アントワネット……ロベスピエールと同じく、宝塚の作品にたびたび登場する
特にこだわった質問事項
個人的に特に気になっているのが「過去に戻って1公演だけ観るとしたら何を観る?(過去の観劇の有無を問わず)」です。105年と歴史が長く、舞台としては映像も豊富な宝塚なので、「もう映像でしか見られないけど生で観劇したかったなあ!」と思う作品はいっぱいありますし、また「劇場で観劇したけど、また劇場で体感したい!」と思う舞台もいっぱいあります。そんな「魅力的な過去作品」で回答者さんがどれを選ぶのか、とても楽しみです。
あとはやはり「自分の妄想公演」! 素敵な小説や映画を見たときに「宝塚でやるならあの人がこの役で」と配役妄想をしたこと、きっとヅカオタなら一度はあるはず!あるいは「この人のこんな役がみたい!」「今のこの組ならこういうお話が似合うはず!」などもあると思います。
もしも思いつかなかったら「私の考える最強のエリザベート配役」でもいいと思います(これも多分人によってすごく変わるのでおもしろいと思う)。ちなみに私が回答した風間さんの第二次世界大戦ものは、タカラヅカ・スカイ・ステージの番組で風間さんが「零戦パイロットを演じてみたい!」と言ったところから一気に絵が浮かんでしまって以来、ずっと温め続けている妄想です。すごいつらい話になるだろうなあ……。
それにしてもこのプロフィール帳、自分で項目を作っておきながら書くのに大変困りますね! 一番好きな演目や曲なんて決められるわけがないじゃない! と思いながら悩みまくって決めました。ぜひ、たっぷり悩んで記載してください。
・タカラヅカ・スカイ・ステージ……宝塚歌劇専門チャンネル。宝塚歌劇の最新情報や過去の舞台公演だけでなく、オリジナル番組も放送している
📺楽天TVでは、月額1,650円(税込)で約80作品を定額で見放題に! いつでもどこでも、宝塚歌劇の世界へ
「2.5次元舞台」オタクプロフィール帳(タチバナさん)
こんにちは、タチバナと言います。
東京に近いところに住んでる社会人で、2.5次元舞台と呼ばれる作品には大体2015年末くらいから足を運んでいます。足を運び始めたときからずっと、演劇ハイキュー!!と舞台刀剣乱舞に足を1本ずつ突っ込んで今日を迎えました。2020年が終わるころには丸5年になるんですね……信じられない。
こうして2.5次元系で寄稿させていただいてますが「エンターテイメント」が好きな部類の人間なので、興味があれば2.5次元に限らず財布と時間が許す限り足を運びます。ベタなところで言えば劇団四季もチケットが取れさえすれば行きますし、去年は「キンキーブーツ」も行きましたし、宝塚歌劇団の公演を観にいきたい気持ちも持ってます。秋に上演予定のミュージカル「るろうに剣心」も楽しみですね!
また、私は特定の推し俳優は特におらず、好きな作品で好きなキャラクターを演じた方を追いがちな傾向が多少あるかなー、くらいだと思ってます。
2.5次元舞台オタのオタクプロフィール帳
そんな私が考えた「2.5次元舞台オタクプロフィール帳」がこちらです。
自分で考えたやつに自分で答えるというのは、小学校ではやったプロフ帳はもちろん、いにしえの「100の質問」感があって、楽しいし懐かしかったです。
基本的には「2.5次元舞台でプロフィール帳に書くとすればこんな感じかなぁ」「私のは読まなくていいのでみんなのやつ教えて!!!!!(デカボイス)」という気持ちで考えたのですが、少しでもお楽しみいただければ幸いです。とにもかくにも自分のおすすめを書き連ねることで自分の推し作品のファンを増やしていこうぜ! という感じです。
質問コーナーは「きっかけ」と「劇場に行くまで」、こだわりコーナーは「実際に作品を観てから」系のことをまとめたつもりです。ふんわりですけど。
「好きになる作品のジャンルは◯◯」という項目は、2.5次元舞台はさまざまなジャンルの原作を舞台化しているので入れました。
2.5次元舞台に限った話ではないですが、アイドル、歴史、スポーツ、学園など作品のテーマ(?)も多岐にわたりますし、上演形態もストレートプレイだったりミュージカルだったりします。推しの出演次第で観劇するジャンルは問わない方もいるでしょうし、歌ありの演劇は避ける方もいるかもしれないし。ここに好きなジャンルを書くことで「それ好きならこれ観なよ」につながるといいなぁと思って入れてみました。
「一番好きな劇場とオススメポイント」を入れたのは、好きになる劇場の条件が、最寄駅からの距離や椅子の座り心地、トイレの回転率、騒音の少なさなど多岐にわたると思ったので。私は「新神戸オリエンタル劇場」と答えましたが、こちらの劇場は現在改装され、名称も変更されています。新神戸駅から直結と便利な場所にあり、当時の椅子の座り心地もとても良かったです。
・2.5次元……マンガやアニメ、ゲームなどを原作・原案とした演劇
・ストレートプレイ……せりふに音楽などを用いない、いわゆる会話劇
・ミュージカル……音楽や歌、せりふ、ダンスを結合させた演劇
・新神戸オリエンタル劇場……2018年末に閉館。2020年現在は、2.5次元舞台専用劇場として改装され、名称も「AiiA 2.5 Theater Kobe」へ変更に
特にこだわった質問事項
沼コーナーの質問「一番観劇した作品と、その回数は?」「遠征する?」「劇場でどの席に座るのが好き?」などは特に思いつきやすかったです。基本的に茶の間の軽率オタクで、私より多くの作品を見ている人も、俳優を知っている人も星の数ほどいると思うので、前項で楽しんだといいつつもこれを書いている今でもこれで良かったのかと緊張しています……。
もし個々人で自由に補足してもらえるのなら、フリートークのコーナーで、遠征するときのこだわりなんかも知りたいです(つまりは参考にさせてほしい)。
「舞台化妄想」はド鉄板かなぁと思いつつ、ここでもまたオタクの希望を爆発させたさまざまな回答を見ることで、新たな作品やこれまで存じ上げなかった俳優さんを知りたいと思う下心があります。私は基本的には「舞台化してほしい」という目線で作品を見ることはあまりないのですが、せっかくなのでもしやるならという感じで考えました。
基本的に自分のことはあっちこっちふらふらしている茶の間だと思っているので、本当に自信がないのですが、とにもかくにも楽しんでたくさんの方にご参加いただければ幸いです……!
2.5次元系界隈では(と言いますか、エンタメ業界全体では)本当にしんどい日々が続いていますが、一日でも早く演者・運営・観客の全員が安心して観劇できる日が来ますようにと願ってやみません。
【テンプレート配布】「オタクプロフィール帳」を書こう!
記事で紹介した「K-POP」「LDH(EXILE TRIBE)」「宝塚」「2.5次元舞台」のオタクプロフィール帳を、テンプレートとして配布します。応援しているジャンルがあれば、ぜひ自分の思いをそれぞれのプロフィール帳につづってみてください。
印刷して直接書き込むもよし、オンラインで文字入れをしてもよし。出来上がったら友だちに渡したり、Twitterでハッシュタグ「#オタクプロフィール帳」を添えて投稿してみてくださいね。また、ご利用の際は以下の注意事項をご確認のうえお楽しみください。たくさんの方のご参加をお待ちしています!
・本記事で紹介している「K-POP」「LDH(EXILE TRIBE)」「宝塚」「2.5次元舞台」のプロフィール帳テンプレートは自由にご利用いただけます
・テンプレート画像の著作権は株式会社はてなに帰属しています
・文字入れ、画像や写真の貼り付け、絵の書き込み以外の改ざんは禁止しています
・二次利用や商用利用は禁止しています
<画像の保存方法>
・スマートフォン……画像を長押しして保存
・Windows……画像を右クリックして保存
・Mac……Controlキーを押したまま画像をクリックして保存
テンプレートデザイン:caco
著者:まめ
本業・ジャニオタ、副業・会社員、将来の夢はジャニーズJr.。ステージ上で輝きを放つ自担が生きる希望。ジャニオタの生態やアイドルとは何かについて、あれやこれやと考えを巡らせるのが趣味です。ジャニーズ事務所のアイドルグループ・King & Princeの岸優太くん、HiHi Jetsの作間龍斗くん、関ジャニ∞の安田章大くんの3人を担当しています。Twitter : @m_amek98
ブログ : 君の輝きをぼくにちょうだい
今回紹介した商品
「プロフィール帳」を詳しく見る
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