それどこ

Canonの防振双眼鏡を使ってみたら、20年超のコンサート人生がひっくり返った【天井席でも実質最前】

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ライブやコンサートのような動きの多いシーンでも手ブレ補正により安定した視界で見られることで人気を集める「防振双眼鏡」。レンタルでも試せるようですが買うか迷っている! という人も多いのでは。元々「普通の双眼鏡で十分」と感じていたジャニヲタのノンちゃんさんは、Canon(キヤノン)防振双眼鏡 10×30 IS Ⅱ BINO10X30IS2を使い始めたところ、コンサート体験に革命が起きたよう。

買ってよかった防振双眼鏡

紹介する人:ノンちゃん

コロナ禍で現場を失い、マンションを買ったオタクです。

SNS:@shigoubana_kome/Blog:Süßwasserfische


オタクになり、コンサートに行き始めて軽く20年以上経過しているんですが、今もしタイムマシンが目の前にあったら、私はこれを持って過去に戻りたい。

そう、防振双眼鏡だ。

Canon 防振双眼鏡 10×30 IS Ⅱ BINO10X30IS2

オタクの方にとっては馴染み深い? 手ブレを防止する機能が付いた防振双眼鏡ですが、実は防振双眼鏡を購入したのは、ここ最近のこと。コロナ禍がきっかけでした。

2020年〜2021年はコロナ禍の影響で、無観客のオンライン配信が主流になり*1、それから、徐々に条件付きではありますが有観客で再開されるようになっていったかと思います。

そう、このときの条件の一つにあったのが「声出し禁止」というもの。

……いや、ジャニーズのコンサートって「キャー!!!!!」を叫ぶ場所じゃない??アイドルたちも「キャー!!!!!」を浴びて輝きを増すものじゃないの??!?!

と、困惑してもルールはルールですし、必要な措置だったと思います。

しかし、今まで私は双眼鏡で推しをロックオン! というタイプのオタクではなく、コンサートの空間全体を観るのが好きで、然るべきタイミングで声を出したり「一緒に歌って!」と言われたら全力で歌ったりするオタクでした。

声を出せないこの状況下、私のこれまでのコンサートの楽しみ方をガラリと変える必要性が出てきたのです。

どう楽しめば?! という壁にぶつかったとき、友人から数年に渡ってオススメされ続けていた防振双眼鏡のことをふと思い出しました。

一念発起し、いざ購入

友人にオススメされたり、SNSで使っている人も多かったりしたので、防振双眼鏡の情報は何となくですがこれまでにも触れてきていました。

が、これまでのコンサートの楽しみ方的に、「防振双眼鏡の必要性」をあまり感じていなかったんです。双眼鏡は持っていたものの見逃せない場面でポイント使いをする、というくらいでした。

ちなみに防振双眼鏡に対する当時のイメージはこんな感じでした。

  • なんかすごくよく見えるらしい
  • 暗いところでスタンバイしてる推しとかも見えるらしい
  • 衣装の細かいところも見えるらしい
  • めちゃくちゃ重いらしい
  • めちゃくちゃ高いらしい

メリットよりもデメリットが気になっていたこともあり購入にまで踏み込めていなかったのですが、声出しやコール&レスポンスなどもない分、じっくり推しの姿を見つめる瞬間が増えるのでは? と思いました。

デメリットに感じていた価格に関しても、この頃家を買うためにコツコツ貯めていた貯金が残っていたのでクリア。
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重さに関しても、実際防振双眼鏡を使っている友人から「推しがよく見えると思えば重さなんて気にならない」というありがたい助言をお伺いしたこともあり

「声が出せないなら、防振双眼鏡を買えばいいじゃない!」

と、私の中のマリーアントワネットが一念発起したため、購入を決意。

家電量販店に出向き、実際の見え方をいろいろ試して、選んだのがこちら。「Canon(キヤノン) 防振双眼鏡 10×30 IS Ⅱ BINO10X30IS2」です。

防振双眼鏡

ちなみに他に気になっていたのが「Vixen(ビクセン)」の防振双眼鏡。Canonよりも軽量で使いやすそうなところが良いな〜と思ったのですが、Canonは見え方が良い(明るい?)というアドバイスをもらい、Canonに決めました。

Canon 防振双眼鏡 10×30 IS Ⅱ BINO10X30IS2
Canon 双眼鏡 10×30 IS Ⅱ BINO10X30IS2

(ちなみに、私の推しグループはこのとき10周年の節目のコンサートを行うということもあり、これそろそろドーム公演も有り得るよね?! と先を見越した投資という意味でも良いタイミングだったなと思っています ※2022年にドーム公演がありました)

もう、普通の双眼鏡に戻れない……

購入後、防振双眼鏡を持参した初めてのコンサート。

初めてコンサート会場で使用したとき、「えー?!?!?!!」と当時は声出し禁止にも関わらず叫んでしまいそうになる程の衝撃を受けました。

今までも双眼鏡は持っていたこともあり、実際どうなの? と思っていたのですが、防振双眼鏡の見え方のなんと素晴らしいことか。

普通の双眼鏡がVHSならば防振双眼鏡はBlu-rayみたいな。

まずはレンタルで試してみる、というのもアリ。画像はATERA II H12×30
ATERA II H12×30


スタンド席だったんですが、めちゃくちゃ見える。衣装の柄とかクセサリーとかも見える。なんならたまに目が合う。すごい。あまりにも近く感じられるので、もうコンサート中ずっと防振から目が離せない。重さも全然気にならない。手ブレを防いでくれると、こんなに見え方が変わるのか。

そしてCanonは視界が明るい、と聞いていたけど、いやほんとめちゃくちゃ明るい。照明が落ちたときに水飲んでるところとかも見える。

これって、魔法の道具????

防振双眼鏡を手に入れたことで人生がひっくり返りました。
(この衝撃を文字だけだと伝えきれないのが悔しい……!)


💚


現在は声出しが解禁されていますが、防振でのあの見え方を一度味わうと、もう手放すことはできない……となっています。ただ、すでに「防振を構えたまま歓声を上げる」という技を習得してますので問題なしです。

防振双眼鏡があれば、実質どこでもあなたの座った席が最前列のようなもの。スタンド席でも衣装の細かいところまでくっきり見れるし、アリーナ席では推しのバサバサのまつ毛まで鮮明に見えるんです。

ちなみにCanonの防振双眼鏡は防振機能をオンにするには上部にあるボタンを押し続けなければならないのですが、わたしはこんな裏ワザを使っています。

ゴムバンドにボタンをつけて防振にぐるっと巻きつけています。
この手法使う人、少なくないみたいです(SNSより)

各所でさまざまな方がオススメしている防振双眼鏡。レンタルなどもあるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

今回紹介した商品

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*1:今振り返ると自宅などでお酒を飲みながら最前列よりも近くで観るコンサートは、また違った面白さや良さがあったな、とも思います