軽い、飲みやすい、食洗機OK、シンプルなデザイン! とマイボトルに求める条件を満たすサーモスの「真空断熱ケータイマグ」。理想的な水筒にもかかわらずお値段は2,000円台(セール時)と手頃なのも魅力です。野外フェスの必携品でもある現場マイボトルについて、ソレドコ編集部の中野が紹介します。
こんにちは、ソレドコ編集部の中野です。
ソレドコは誰か・何かを応援している人のためのメディアですが、私自身も国民的ロックバンドのファン。2023年は各地でライブやフェスがようやく復活し、おかげさまで私のスケジュールも夏の終わりごろまでいっぱいで、逆にお財布は空っぽです……。
外出や声出しに対する規制が緩和されてきたことにより、各会場は以前に増して大混雑。しかもこれからどんどん暑くなり、そんな中で体調を崩さないためにもこまめな水分補給が大事です。
野外フェスではドリンクの販売だけでなく、環境を考えた取り組みとしてマイボトル用の給水スポットが設置されることも増えてきました。また、会場によっては「ペットボトル持ち込み禁止」のため入り口で没収される場合もあるので、マイボトルは何かと安心でもあります。
ところが、現場マイボトルって、選ぼうとすると意外と難しい。重視したい主なポイントといえば「軽さ」「容量」「機能性」「デザイン性」の4つだと思います。
しかし、軽いボトルは容量が少なかったり、容量を重視すると重さがネックになってしまったり、保温性を重視するとパーツが多くて洗いにくかったり、機能性を重視しすぎるとデザインが限られてしまったり……。私はAmazonや楽天などを巡回し、時には店舗へ行き、説明を熟読しては買い、いろいろなボトルを試しながら悩み続けていました。
試すにしても、ライブやフェスは荷物が多い。ロッカーやクロークに預けられたとしても、現場で持ち歩く荷物だけでもなかなか重い。それに荷物を置く場所も限られるから、スッと取り出して飲みやすいボトルだとありがたい。
今回は、いろいろなボトルを渡り歩いた私なりに今、最適解だと感じているステンレスボトルをご紹介します!
軽い、飲みやすい、食洗機OKの「サーモス 真空断熱ケータイマグ」
ライブやフェスの定番といえばサーモスはもちろん、象印やタイガー魔法瓶、耐久性や保温性に優れたアウトドア向きのスタンレーなどがあると思います。
今回ご紹介するのはサーモスの「真空断熱ケータイマグ/JOR-500」。お値段は定価3,300円(税込)とリーズナブルです。ちなみにAmazonや楽天だと2,000円台で出ていることが多いので、ぜひよりお得にゲットしましょう。
水筒の価格としては高すぎず、安くはないといった感じかもしれませんが、これ以降でご説明する内容を読んでいただければ「本当にこれで3,300円!?」とコスパの良さを感じていただけると思います。早速ご説明していきましょう。
特長その1:とにかく軽い
このボトルは約200グラム(中身を入れていない状態)。数字だと想像しにくいかもしれませんが、缶コーヒーと大体同じくらいの重さです。それで500ml入ります。最高!
軽さのメリットを損なわないスリムなボディで、外部パーツがほとんどないので荷物の隙間やポケットにもスッと入れやすいのも優秀ポイントです。
特長その2:滑らかな飲み口で飲みやすい
密閉性を保つためにギュッと閉めたら、全然開かなくなった……なんてことも多いものですが、このボトルはギュッと閉めても開けやすい蓋なのがいいところ。しかも蓋を90度だけ回せば開けられます。
さらに、直接口をつけるタイプのボトルは「飲み口が金属だから唇が傷つきそう」「金属の風味がして嫌」「飲み口が小さくて飲みにくい」なんて悩みもつきものですが、こちらはなめらかで大きなプラスチックの飲み口なので、心配なくガブガブ飲めます。
特徴その3:保温性・保冷性に優れている
サーモスのボトルはどれも保温性・保冷性に優れていることはご存じの方も多いとは思いますが、こちらのボトルは熱いものは69℃以上、冷たいものは10℃以下に6時間保つ効力を持っています。
私はこのボトルを自宅でも使っているのですが、氷を半分くらいまで入れた状態で水を入れ、蓋をして夜に置いておいたら、朝になってもまだ氷が残っていました。暑い夏でも安心して冷たい水分を補給できるのはありがたい……! ちなみに結露もありませんでした。
特長その4:パーツが少なくて洗いやすく、食洗機もOK
水筒の類はどうしてもパーツが多く、ライブやフェスから帰ってきて細かいところまで洗うのはめんどくさいものです。
その悩みを解決するのがこのボトル。なんとパーツが3つだけしかありません。厳密にいうと飲み口と蓋にはゴムパッキンが付いていますが、それも簡単に外せます。
パーツが少ないというだけでも洗う手間がだいぶ減りますが、最高なのが食洗機OKだというところ。食洗機をお持ちであれば、パーツを分けて入れるだけ。最高ですね。
特長その5:誰でも使いやすいデザイン
ここまで写真を付けながらお伝えしてきたのでお気づきかと思いますが、このボトルは見た目が非常にシンプル。カラーバリエーションは以下のとおり。
- ホワイトグレー(ツヤタイプ。少しだけくすんだホワイト)
- ダークネイビー(マットタイプ。ほぼブラックだけど光に当たると少しネイビーに見える)
- シェルピンク(ツヤタイプ。派手すぎないやさしいピンク)
使いやすい3色がそろっています。
現場での機能性を重視しすぎるとやたらゴツいボトルになったり、デザインを重視すると容量が足りなかったり機能が心許なかったりしがちですが、このボトルはこれだけの機能性を備えたうえでファッションや荷物になじむ見た目となっています。
サーモスの「真空断熱ケータイマグ/JOR-500」、いかがでしょうか。マイボトル選びにお悩みの皆さんに刺さりましたか? ぜひお試しいただきたいものです。
ちなみに、今回ご紹介したもの以外にも実は食洗機OKのものはあります。
特にスタンレーは、ほとんどの商品が食洗機OK(商品によって異なるため必ず説明書をご確認ください)。耐久性の兼ね合いなどで重量がありますが、やっぱり見た目がカッコいいですね。
サーモスには、ワンタッチタイプで開けやすく食洗機OKのものもあります。ワンタッチタイプは片手で開け閉めできるので、より飲みやすい点が魅力です。
【おまけ】最近は炭酸飲料も入れられるボトルがある
水筒は一般的に「炭酸飲料はNG」なのですが、最近は「炭酸飲料対応」のものが登場しています。特に話題になったのはタイガーの「真空断熱炭酸ボトル」。エメラルドやカッパーなどおしゃれなカラーがあって、惹かれるんですよね……(ちなみに私はカッパーを持っています)。
タイガーがいち早く話題になりましたが、最近はサーモスからも「保冷炭酸飲料ボトル/FJK-500」出ているようです。困った。これはメタリックなレッドやライトブルーなどまた個性的な色が出ていてかわいいぞ……。
ちなみにどちらも、アルコール飲料が入れられます。私はタイガーのボトルに氷を入れておき、炭酸水とウイスキーを延々足してハイボールを作ってガブガブ飲んでいます。
ただ、ライブやフェスはアルコールの会場持ち込みがNGである場合が多いので、きちんと会場のルールに従ってくださいね。
夏に限らず水分補給は一年中大事。ぜひお気に入りのマイボトルを見つけて、楽しく安心安全な現場活動を楽しみましょう!
今回紹介した商品
⭐楽天派の人はこちらをどうぞ
- サーモス 真空断熱ケータイマグ 500ml JOR-500
- スタンレー ゴー真空ボトル 0.7L
- サーモス 真空断熱ケータイマグ ワンタッチ 500ml JOK-500
- タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 500ml MTA-T050DC
- サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 500ml FJK-500
⭐Amazon派の人はこちらをどうぞ
- サーモス 真空断熱ケータイマグ 500ml JOR-500
- サーモス 真空断熱ケータイマグ ワンタッチ 500ml JOK-500
- タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 500ml MTA-T050DC
- サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 500ml FJK-500
夏は日差し対策も忘れずに!